砂壁をどうにかしたい!リフォーム方法や費用までわかりやすく解説

砂壁 リフォーム

砂壁は、日本で古くから使用されている伝統的な塗り壁です。

和の趣を感じられるのが特徴で、昔ながらの和室で採用されてきました。

しかし、「古い一戸建てなので、砂壁の劣化が気になる」「砂壁から砂が落ちてきた」などとお悩みの方も多いのではないでしょうか。

そこで今回は、埼玉県でリフォームを手がける「ハウスリンク」が、砂壁をリフォームするべきタイミングをはじめ、工事の方法や費用について詳しく解説します。


ラムのポイント

  • 砂壁は、自然素材ならではの風合いや、調湿作用がある点がメリットですが、経年劣化で表面が剥がれやすい点に注意が必要です。
  • 砂壁にひび割れやカビが見られる場合、リフォームを検討しましょう。
  • 砂壁のリフォームはDIYでも可能ですが、品質を重視する場合はリフォーム業者への依頼がおすすめです。

 

 

砂壁とは

砂壁 とは

砂壁とは、石膏ボードやモルタルなどの下地の上に、糊と砂を練ったものを上塗りした日本の伝統的な塗り壁です。

表面がザラザラとしている点が特徴で、使用される砂の種類や混ぜ込まれる素材によって見た目や風合いが変わります。

和室や床の間の壁に採用されることが多く、和の雰囲気を演出できるとして古くから親しまれています。

砂壁のメリット・デメリット

砂壁のメリット・デメリットは次の通りです。

メリット

砂壁を採用する主なメリットは、次の5点です。

  • 調湿作用があり、部屋の湿度を一定に保ちやすく、高温多湿な日本に適している
  • 砂や土などの不燃性素材を使っているため、火災時に燃え広がりにくく、防火性・耐火性が高い
  • 自然素材でできているため、シックハウス症候群やアレルギー対策になる
  • 自然素材ならではの独特の風合いや美しさを楽しめる
  • 湿気とともに嫌な臭いも吸収するため、消臭効果が期待できる

調湿性や耐火性など機能面が優れているのに加え、自然素材ならではの風合いや趣を味わえるのは砂壁の大きなメリットと言えます。

デメリット

砂壁にはさまざまなメリットがある一方で、デメリットも少なくありません。

  • 衝撃や経年劣化で表面が剥がれやすく、砂が落ちて掃除やメンテナンスに手間がかかる
  • 表面に凹凸があることで、埃や汚れが付いてしまう
  • 専門的な技術が求められるため、施工時の費用が高くなりがち
  • 工事にかかる期間も長くなる傾向がある

上記のように、メンテナンスの手間や、工事費用については注意する必要があります。

土壁との違い

砂壁と土壁はいずれも日本の伝統的な天然素材の壁ですが、素材や特徴、用途に明確な違いがあります。

砂壁は、下地(石膏ボード・モルタル・土壁など)の上に、砂やその他の材料を糊で固めて上塗りする壁です。

表面はザラザラとしており、吸水性が低いため水をかけても弾きます。

一方で土壁は、竹や藁などでできた骨組みに、土や藁を混ぜた素材で作られており、表面は滑らかなのが特徴です。

吸水性が高いため、水がかかると弾かずに吸い込みます。

砂壁は主に内壁として採用されますが、土壁は内壁・外壁どちらにも採用される塗り壁です。

砂壁をリフォームするべきタイミング

砂壁とは

砂壁をリフォームするべきタイミングとして、代表的なもの3つを紹介します。

ひびが入っている

砂壁にひびが入ってしまった場合、砂が剥がれやすくなって劣化が進むため、リフォームして補修する必要があります。

ひびが広範囲にわたる場合や、複数のひびが見られる場合はとくにリフォームが欠かせません。

表面的な劣化だけでなく、壁材自体の強度が低下している恐れもあるほか、砂が落下して掃除の手間も増えるため、なるべく早く補修するのが望ましいといえます。

カビが生えている

砂壁にカビが発生している場合、放置するほど広がってしまうほか、見た目が悪く、健康被害の原因にもなりかねません。

また、カビが発生したということは、砂壁の調湿機能が低下していることを意味します。

カビを除去してもすぐに再発してしまう場合や、広範囲に発生している、においが気になる場合などは、早急にリフォームを行いましょう。

触らなくても砂や粉が落ちる

砂壁の劣化が進むと、壁に触れていないのに砂や粉が落ちてくる場合があります。

壁材の劣化が著しく進んでいることが予測されるので、できる限り早くリフォームしましょう。

放置してしまうとさらに劣化が進み、カビやダニの発生にもつながってしまいます。

砂壁をリフォームする方法とリフォーム費用

砂壁 リフォーム

砂壁の劣化が進んでリフォームを行う場合、どのような方法があるのでしょうか。

ここからは、リフォーム方法とそれぞれの費用について解説します。

砂壁を塗り直す

リフォーム後も砂壁のままがいい場合は、砂壁を塗り直しましょう。

既存の砂壁にあるひびや凹凸などの傷を、セメントモルタルや石膏を使って補修した上で、新たな砂壁を塗りつけます。

塗り直す前には防湿シートも施し、耐久性を上げることも欠かせません。

費用は6畳で5〜10万円ほど、工期は2〜7日ほどかかるのが一般的ですが、砂壁に使用される材料によって費用は異なります。

珪藻土に塗り替える

砂壁から違う素材に変えたいと希望される場合、珪藻土に塗り替えるケースは少なくありません。

珪藻土は、砂壁と同様に調湿機能に優れており、日本の家にあった壁材の一つです。

自然素材ならではの風合いも楽しむことができ、洗練された雰囲気も演出できます。

費用は6畳で10〜20万円ほどと砂壁より高く、工期は2〜4日ほどです。

漆喰に塗り替える

漆喰も、砂壁からの塗り替えに人気の自然素材です。

砂壁よりも調湿性に優れており、珪藻土よりも強度が高いため、水回りの壁を塗り替えたい場合にも使用できます。

費用は6畳で10〜25万円ほど、工期は2〜4日が目安です。

ペンキを塗る

砂壁をリフォームしたいものの費用は抑えたい場合、ペンキで表面を塗り替えましょう。

幅広いカラーバリエーションが用意されているので、部屋の雰囲気に合わせて色を選択できるのもメリットです。

これまでとは部屋の雰囲気を大きく変えたい場合にはとくにおすすめといえます。

費用は6畳で5〜10万円ほど、工期は2〜4日ほどが目安です。

壁紙を張る

部屋の印象を大きく変えたい場合、砂壁の上から壁紙を貼ることも可能です。

砂壁のひびや割れなどを補修して下地を整え、下塗り材を施した上で壁紙を張りましょう。

好きな素材やデザインを選ぶことができるため、和室から洋室へとリフォームしたい場合にもおすすめの方法です。

壁紙の種類によっても異なりますが、費用目安は6〜30万円ほど、工期は1〜5日ほどかかります。

羽目板を張る

砂壁のまま残したいものの、砂が落ちてくるのを防ぎたいという場合、羽目板を張るのもおすすめのリフォーム方法です。

砂壁は家具と接触する箇所の砂が落ちやすいため、壁の下半分などに羽目板を張り、砂壁ならではの和の趣を残しながら補修しましょう。

施工範囲によって費用は異なりますが、6畳で10〜20万円ほど、工期は1〜4日ほどが目安です。

DIYでも砂壁のリフォームは可能か

砂壁をリフォームしたい場合、DIYで行うことも不可能ではありません。

珪藻土や漆喰の塗り替え、ペンキの塗装、壁紙への張り替えであれば、DIYで対応できる場合もあります。

しかし、下地の処理を適切に行い、表面を美しく仕上げるためには専門的な技術が求められ、失敗してしまうリスクは少なくありません。

再補修となれば手間も費用もかさんでしまい、コストを抑えられるどころか、かえって高くなる恐れもあります。

プロに依頼すれば美しい仕上がりを期待できるだけでなく、壁の強度や耐久性も改善されると期待できるため、品質を重視したい場合はリフォーム業者へ依頼しましょう。

まとめ

砂壁 リフォーム

砂壁は、10年ほど経過すると劣化が進み、ひび割れやカビが目立ち始めます。

砂が落ちてくると掃除の手間がかかり、カビが広がれば健康被害にもつながるため、劣化が見られる場合には早急にリフォームを行いましょう。

DIYでリフォームすることも不可能ではありませんが、高度な技術が求められるため、リフォーム業者に依頼することをおすすめします。

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