TOTOキッチンで後悔するケース5選|ミッテとザ・クラッソの違いと失敗を防ぐポイントも解説

TOTOキッチンで後悔するケース5選|ミッテとザ・クラッソの違いと失敗を防ぐポイントも解説

TOTOのキッチンは、標準グレードの「ミッテ」とハイエンドモデルの「ザ・クラッソ」から選択でき、多くのご家庭で採用されています。

しかし、TOTOのキッチンを選んで後悔するケースもあるため、キッチンリフォームの前には慎重に判断しなければなりません。

そこで今回は、ミッテとザ・クラッソの違いや、TOTOキッチンで後悔するケース5選をご紹介します。

失敗を防ぐためのポイントも解説するので、ぜひ参考になさってください。


ラムのポイント

  • TOTOキッチンは標準グレード「ミッテ」とハイエンドの「ザ・クラッソ」の2種類があり、機能性と予算のバランスで選択可能です。
  • 主な後悔ポイントとしては、すべり台シンクのゴミカゴの浅さ、カウンターの水垢・傷の目立ちやすさ、他社製品より高めの価格設定、シンプルすぎるデザイン性があげられます。
  • 失敗を防ぐには、予算と優先順位を整理するほか、他社同グレード製品との比較、ショールームでの実物確認が欠かせません。

 

 

TOTOキッチンのミッテとザ・クラッソの違い

TOTOキッチンのミッテとザ・クラッソの違い

TOTOのキッチンには、主にミッテとザ・クラッソの2シリーズがあります。

まず、それぞれの違いを確認しておきましょう。

項目 ミッテ ザ・クラッソ
特徴 標準グレード

機能と価格のバランスを重視

TOTOキッチンの上位グレード

高級感とデザイン性を重視

価格帯の目安(本体) 80~140万円程度 100~200万円程度
カウンター素材の特徴 人工大理石カウンターなど、扱いやすくコスパの良い素材が中心​ 透明感のある「クリスタルカウンター」など高級感のある素材を選択可能
主な機能・装備 水ほうき水栓、すべり台シンク、スーパークリーンフードなど、TOTOの基本機能を一通り選べる​ 基本機能に加え、きれい除菌水やお手入れしやすい高機能レンジフードなど、より充実した先進機能も用意​
収納・使い勝手 センターラインキャビネットなど、よく使う物を取り出しやすく収納できる工夫が特徴​ 大容量キャビネットやノイズレスデザインなど、収納力と見た目の美しさを両立した仕様が多い​
デザインの印象 シンプルでスッキリした定番デザイン​ 存在感と高級感のあるワンランク上のキッチン
向いている人 予算を抑えつつ使いやすいキッチンにしたい キッチンをインテリアの主役にしたい

高級感や色、素材にこだわりたい

ミッテの特徴

ミッテは、コストパフォーマンスを重視した標準モデルです。

比較的手頃な点が魅力で、もっともリーズナブルな「I型/I型スリムの基本プラン」であれば80万円ほどで購入できます。

リーズナブルながらも、水ほうき水栓やすべり台シンク、スーパークリーンフードなど、TOTOならではの便利な機能が搭載されており、費用も機能も妥協したくない場合におすすめのシステムキッチンです。

クラッソの特徴

ザ・クラッソは、TOTOのシステムキッチンにおけるハイエンドモデルです。

価格帯は約100〜200万円程度でミッテよりも高いですが、洗練されたデザインで人気を集めています。

最大の特徴は、「クリスタルカウンター」と呼ばれる天板です。透明感のある素材が美しく、熱や衝撃にも強い点が評価されています。

タッチレスで使える水ほうき水栓や、「きれい除菌水」機能でぬめりを防止できるなど、ミッテにはない便利な機能も人気のポイントです。

 

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TOTOのキッチンで後悔するケース5選

TOTOキッチン 後悔

TOTOのキッチンは多くの人から人気を集めていますが、なかには「TOTOのキッチンでここは後悔した……」と失敗するケースもゼロではありません。

ここでは、TOTOのキッチンで後悔する5つのケースについて紹介します。

すべり台シンクはゴミカゴが浅めですぐ溜まる恐れがある

すべり台シンクは、シンク内に3度の傾斜があることで、水や生ゴミがスムーズに排水口へ流れるのが便利なポイントです。

一方、排水口のゴミカゴが少し小さく浅いため、「すぐにゴミが溜まってしまう」という声も見られます。

調理する機会の多いご家庭の場合、ゴミが溜まるスピードが速く、ゴミ捨てと掃除の手間がかかる恐れがある点に注意が必要です。

「掃除が楽になった」「角に排水口があるから邪魔にならない」といった良い口コミも多いため、実際にショールームで確認してみることをおすすめします。

カウンターの水垢や傷が目立ちやすい

TOTOのキッチンでは、高級感のあるクリスタルカウンターやステンレス、人工大理石のワークトップを選択できますが、水垢や傷が目立ちやすいといった口コミも見られます。

なかでも透明感と光沢感の強いクリスタルカウンターは、水垢や擦り傷などが光の反射で際立ちやすいため注意しましょう。

ステンレスカウンターも、表面に細かな傷がつくと目立ちやすく、人工大理石は黄ばみが気になるケースが少なくありません。

こまめな掃除・拭き上げを忘れずに行って美観を保ちましょう。

グレード選びを誤った結果物足りなかった

TOTOのキッチンは標準グレードの「ミッテ」と、ハイグレードの「ザ・クラッソ」の2つがありますが、グレード選びを誤ってしまうと、「機能が物足りない」と感じてしまう恐れがあります。

ミッテは機能と費用のバランスが取れたシステムキッチンですが、ザ・クラッソに比べると選べるデザインや使える機能が少ないためです。

キッチン掃除の手間を減らす「きれい除菌水」や、手が塞がっていても使えるタッチレス水栓などを、ミッテでは使用できません。

それぞれの機能やオプションなどを慎重に比較した上で、初期費用だけでなく長期的な満足度も考慮して選びましょう。

他社キッチンと比較すると若干高い

TOTOのキッチンは、「他社製品と比較して本体価格が高かった」と後悔するケースも見られます。

ちなみに、TOTOの標準グレードであるミッテは、もっともリーズナブルなプランで約80万円ほどです。

一方、クリナップでもっとも低価格なラクエラは約60万円〜、リクシルの標準グレードであるシエラSは約65万円〜なので、本体価格が15〜20万円ほど高くなります。

他社の同グレードに比べると若干高いため、機能やデザインなどを比較し、費用対効果に納得できる製品を選びましょう。

個性的なデザインを求める場合には物足りない恐れがある

TOTOのシステムキッチンは、シンプルで直線的なフォルムと、落ち着いたカラー展開が中心です。

そのため、モダン、ナチュラルなど幅広いテイストに馴染みやすい一方で、個性的なデザインのキッチンにしたい場合は物足りない恐れがあります。

LDKでキッチンを中心としたコーディネートにしたい場合や、大胆なデザインで空間にアクセントを加えたい場合、あまりおすすめではありません。

 

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「キッチンが狭い」とお悩みの方は、こちらの記事もおすすめです。

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TOTOのキッチンで失敗しないためのポイント

TOTOのキッチンで失敗しないためのポイント

TOTOのキッチンを選んで失敗・後悔しないためには、次の3点を必ず押さえておきましょう。

予算とこだわりたい部分を整理しておく

まず、キッチンリフォームにおける本体価格・工事費用・オプション費用をすべて含めた、総額の予算を決めておきましょう。

予算の上限を設けた上でこだわりたい部分の優先順位を決めていくと、キッチン選びで失敗しづらくなります。

掃除のしやすさや収納力の高さ、デザイン性など、重視したいポイントによって選ぶべき製品は異なるため、要望をあらかじめ整理しておくと安心です。

他社の同グレード製品と比較する

キッチン選びで失敗しないためには、自分にとって本当にコスパの良い製品は何か判断する必要があります。

そのため、他社の同グレード製品と価格や機能、特徴などを比較しておきましょう。

TOTOのミッテの導入を検討している場合、他社の同グレード製品との違いは以下の通りです。

メーカー 標準グレードの製品 価格帯の目安(本体) どのような人におすすめか
TOTO ミッテ 約80万円〜 ・失敗しにくい無難なキッチンがいい

・水まわりの信頼性重視​

クリナップ ラクエラ 約60万円〜 ・高品質なステンレスワークトップにしたい

・費用を抑えつつ見た目も妥協したくない

タカラスタンダード エーデル 約40万円〜 ・丈夫できれいなホーローのキッチンにしたい

・マグネット収納を多用したい

LIXIL シエラS 約65万円〜 ・低価格ながら収納力の高いキッチンにしたい

・扉カラーなどをこだわりたい

どのキッチンにするかお悩みの際には、リフォーム会社に相談しながら決めることをおすすめします。

〈関連ページ〉失敗・後悔しないキッチンメーカーの選び方|おすすめメーカー一覧や施工事例付きで解説

ショールームで使いやすさ・色味を確認

カタログではわからない実際の色味や質感、使いやすさ、照明下での見え方などを確認するために、必ずショールームに足を運びましょう。

カタログで見る色と実際の色味では、色の濃さやツヤ感などが異なる場合が多いため、実物の確認が欠かせません。

また、キッチンに立った時の使いやすさ、動線の良し悪しもカタログでは把握できないため、ショールームで体験する必要があります。

普段のキッチンでの動作をイメージしながら、収納は使いやすいか、水はねは気にならないか、ワークトップの高さは丁度いいかなどを確認することで、「想像していたより動線が悪い」「前のキッチンより使いづらい」と失敗するリスクを抑えましょう。

〈関連ページ〉キッチンリフォーム成功例10選|失敗例や対策も解説

まとめ

TOTOキッチンはミッテとザ・クラッソの2グレードがあり、水ほうき水栓やすべり台シンクなど独自の機能が魅力です。

導入を検討する際には、他社製品と十分に比較した上で、ショールームで実際の使い心地や色味を確認しておくことで後悔を防ぎましょう。

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