住みながらリフォームでここが困った！準備や荷物の片づけを解説

初めてリフォームを計画する方は、住みながら工事できるのか気になるのではないでしょうか。

仮住まいを借りると費用が掛かるしなるべく住みながらリフォームしたいけど、工事中お仕事や子育ての負担が増えるのも困りますよね。

今回は住みながらリフォームするメリット・デメリット、困ることが多いポイントを詳しく解説します。

リフォーム前に取り組むべき準備も紹介しますので、ぜひ参考にしてください。

 

 

住みながらリフォームは可能？

 

住みながらできるリフォーム

基本的にどのリフォーム工事も、工程に工夫すれば住みながら進めることは可能です。

キッチン・ユニットバスなどの設備交換、壁紙やフローリングの内装貼り替えなど、1～2週間前後の工程なら住みながらでも問題ないでしょう。

ただし工事範囲が広く工期も長い場合は、仮住まいした方が効率が良く、負担も少なく抑えられる可能性があります。

 

仮住まいした方が良いリフォーム

全面リフォーム・リノベーションなど1ヶ月以上工期がかかる場合は、仮住まいした方が良いかもしれません。

フルリフォームでも工事範囲を調整すれば住みながらできますが、荷物の移動や居場所の確保など大変なことも多いです。

また空き家状態で一気に進めると作業効率が良いため、工期短縮・コスト削減にもなります。

 

 

住みながらリフォームのメリット・デメリット

 

住みながらリフォームのメリット

住みながらリフォームは環境の変化がなく、引っ越しや借り住まい費用が掛からない点が大きなメリット。

仮住まいの場合引っ越しが2回で労力もかなりかかりますが、住みながらリフォームなら必要ありません。

また常に自宅に居るので工事の進行具合をチェックしやすく、現場監督や職人との意思疎通をしやすいので行き違いなども防ぎやすいです。

 

住みながらリフォームのデメリット

リフォーム期間中は常に知らない人が出入りするため、気疲れしたり作業音でストレスを感じたりする方が多いです。

また荷物移動やホコリの掃除など、工事範囲や期間によっては負担が増えるケースも。

ただし負担や困りごとの原因をしっかり把握し、対策すればデメリットは軽減できます。

 

住みながらリフォームでここが困った！

 

夜のトイレ

トイレの工事期間が2日以上かかる場合、意外と困るのが夜間のトイレです。

昼間は近くのお店や公民館のトイレを借りることができても、夜は難しいケースが多いです。

近くに24時間営業のコンビニがあったとしても、夜起きてわざわざトイレに行くのは大変ですよね。

トイレが使えない期間中は登山・渋滞用の簡易トイレを用意しておくなど、対策を考えておきましょう。

 

外出できない

リフォーム期間中は基本的に毎日朝から夕方まで作業があるので、外出しにくいのもお困りポイントの一つです。

お仕事をお休みして時間をつくっても、買い物やちょっとした用事など外出できないと困ることは多いです。

事前に工事中のカギの扱いを打ち合わせしておき、貴重品などを整理して外出できるようにしておくのが良いでしょう。

 

日中くつろげない

工事中は電動のこぎりやコンプレッサーの音が響くことも多く、家に居てもくつろげずストレスを感じてしまうケースもあります。

テレビやラジオ、音楽鑑賞などは普段通り楽しむのが難しいです。

ヘッドホンを用するか、雑誌や本など多少音があっても楽しめるアイテムを用意しておくと良いでしょう。

 

ペットや子供が心配

住みながらリフォームは大人でも負担が大きいだけに、小さなお子さんやペットが居るとさらに心配ですよね。

工事中のホコリ・作業音など、お子さんや動物は環境の変化に敏感です。工事期間が長くなる場合は、ご実家に避難したり、ペットホテルに預けたりも検討しましょう。

お子さんやペットも住みながらリフォームを進める場合は、材料や工具でけがをしないよう、しっかり守ってあげてください。

 

ホコリだらけ

工事によってはしっかり養生をしてもホコリが出るため、お掃除の負担やアレルギーといった困りごとに発展するケースも。

ホコリを完全に防ぐのは難しいですが、丁寧に養生することでかなり軽減することはできます。

また作業後の清掃を徹底しているリフォーム会社なら、お客様の負担も減らせます。

なるべく家全体の荷物を減らして、ホコリのお掃除をしやすいように準備しておくのもおすすめの対策です。

 

荷物の移動だけでクタクタ･･･

複数の部屋をリフォームする場合、順番に荷物を移動するのもかなりの負担になります。

工事が終わった夕方や夜に、家族みんなで荷物を移動するのはキツイですよね。大きなタンスやピアノがあるとさらに大変です。

工事期間中の荷物移動があるときは、職人さんや監督に手伝ってもらえないか事前相談してみましょう。急に頼むと難しいですが、事前に相談しておけば手伝ってもらえるかもしれません。

また荷物を一か所に置くのが難しいなら、後述するトランクルームや荷物預かりサービスを活用するのもおすすめです。

 

住みながらリフォームで準備すべきこと

全体の工程を把握する

住みながらリフォームで必ずすべきことは、全体の工程と、部屋・設備を使えない期間を把握することです。

ただ工程表を出してもらうだけでなく、工事個所がいつからいつまで使えないのかしっかり把握しましょう。

また作業する現場だけでなく、材料の加工場所や工具・荷物置き場が必要になるケースも多いです。

工程確認を怠ると前述した困りごとの原因になりますので、漏れの無いように打ち合わせを行いましょう。

 

荷物の片づけ場所を決める

リフォームする場所は荷物を空にする必要があるため、工事中の片づけ場所もシミュレーションしておきましょう。

普段戸棚に収まっている荷物も、運び出すとボリュームが増えるので要注意。荷物がギリギリの状態だと移動が大変ですし、通常生活にも支障が出ます。

荷物置き場が足りない場合は、有料のトランクルームや預かりサービスを活用するのも一つの手です。

余計な荷物を預ければ快適に住みながらリフォームをこなせますよ♪

 

避難場所をつくっておく

工事が1週間以上かかる場合は、家の中・外どこかに静かにくつろげる避難場所を用意しておきましょう。

家の中だと作業音や人の気配があってくつろぎにくいので、お庭や近くの公園、喫茶店などがあると良いかもしれません。

作業のない夜間も家の中に養生や材料があると、普段通りリラックスするのは意外と難しいです。

ご家族で外食したり、アクティビティを楽しんだり、工事中のストレスを発散できる場所やイベントも用意しておきましょう。

 

住みながらリフォームに慣れた業者を選ぶ

快適なリフォーム計画づくりはプランナーの腕が問われますので、なるべく実績が多い工事店を選びましょう。

ここまでご紹介したようにお施主様ご自身の取り組みも大事ですが、プランナーや現場監督の力量が無いと意味がありません。

経験豊富なリフォーム店は前述した困りごとに先回りして、心強いサポートで助けてくれるはずです。

複数のリフォーム業者を相見積もりする際は、工程のきめ細かさや工事期間中のサポート体制についてもチェック・質問してみてください。

 

まとめ

住みながらリフォームは注意すべきポイントもありますが、しっかり事前準備すれば難しくはありません。

リフォーム期間の長さに関わらず、信頼できる施工店を見つけて一緒に負担の少ない計画を立ててみてください。

 

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