キッチン扉の交換費用は？人気カラーやおすすめのタイミング、注意点を解説

 

キッチンの扉が傷んできた場合や、デザイン性を一新したいと感じたら、扉だけを交換するリフォームが可能です。

扉にはさまざまな材質があるため、予算や機能性、デザイン性の要望に合わせて慎重に選びましょう。

また、中には扉だけでなくキッチン本体を丸々交換した方が良いケースも。

お住まいのキッチンの状態を確認し、適したリフォーム方法を検討してみてくださいね。

 

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コラムのポイント

• キッチンは扉だけを交換することもでき、費用相場は約5～30万円と幅広いです。
• コストパフォーマンスなどを考えながら、扉の素材選びやキッチン本体の交換を検討してください。
• 扉交換に関する注意点を理解した上でリフォームを行いましょう。

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扉だけを交換する場合のキッチンリフォーム費用

キッチンの扉だけを交換する場合の費用相場は「5～30万円」です。

扉の材料費や施工費、その他の諸経費なども含まれます。

キッチンのサイズや扉の素材などによって、大きく価格が変わるため注意しましょう。

 

キッチンの扉の材質と特徴

＜東京都東村山市マンションキッチンリフォーム＞

キッチンの扉には、さまざまな材質が使われています。

それぞれの特徴を確認し、お住まいのキッチンに合った素材を選んでくださいね。

 

化粧シート

合板の上に樹脂製のシートやオレフィンシートを施工したものです。

安価でバリエーションが豊富ですが、長期間使っていると劣化によって表面が剥がれることもあります。

 

メラミン化粧板

メラミン樹脂を加圧・過熱して作った板です。

デザインやカラーバリエーションも多く、多くのキッチンメーカーで採用されています。

化粧シートと比べて耐久性・耐水性が高いためキッチン扉に向いていますが、価格も上がります。

 

ステンレス

耐久性・耐水性などが高く水回りに向いている素材です。

見た目の高級感もありお手入れもしやすいですが、キズは目立ちやすいなどのデメリットがあります。

 

ホーロー

金属の表面にガラス質の釉薬を塗り、高温で焼きつけたものです。

ステンレスと同様に性能は高いですが、採用できるメーカーが限られるなどのデメリットがあります。

 

天然木

無垢や挽板、突板などで仕上げた扉材です。

木材の温かみのあるデザインが特徴ですが、シミなどが付きやすいためこまめなお手入れに手間がかかりやすいです。

 

塗装

ウレタン樹脂塗装やUV塗装など、さまざまな塗装方法があります。

カラーバリエーションが豊富で仕上がりもきれいですが、職人さんの手間がかかるため費用も高いです。

 

人気があるキッチンの扉カラーを紹介

キッチン扉は色・柄のバリエーションが豊富です。

人気のある扉カラーを3つ紹介します。

 

①清潔感のあるホワイト系

清潔感が出るホワイト系の扉は人気が高いです。

シンプルなカラーでどのような内装にもマッチするため、空間のコーディネートもしやすいでしょう。

 

【無地のホワイト】

シンプルな無地のホワイトカラーのキッチンです。

ホワイトは圧迫感が出ないため、空間を広く見せたいときにもおすすめします。

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【柄入りのホワイト】

柄入りのホワイトカラーは、柔らかな雰囲気を与えることができます。

うっすらと木目柄や石目柄が入っているデザインなどがあります。

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②おしゃれ見えする木目調

木目調も高い人気のある扉デザインです。

カラーや柄の入り方がメーカーごとに異なるため、慎重に検討しましょう。

 

【ライトカラーの木目】

明るめの木目は可愛らしい印象のキッチンに。

人造大理石のワークトップや明るい色の床との相性が良いです。

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【ミディアムカラーの木目】

床の色味に合わせたミディアムカラーを選ぶと、空間に統一感が出ます。

同じ茶色でも黄味や赤味が強いなど、さまざまなバリエーションがあるため、床にカラーサンプルを当てながら決めましょう。

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【ダークカラーの木目】

キッチンを空間のアクセントにしたいなら、ダークカラーの木目もおすすめです。

落ち着いた雰囲気のかっこいいキッチンに仕上がります。

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③高級感あふれるネイビー・ブラック系

高級感のあるネイビーやブラック系も人気が高いです。

 

【ネイビー系】

ネイビー×ホワイトの組み合わせは、品のあるおしゃれなキッチンに仕上がります。

床の色は、明るめ・暗めどちらでも相性が良いです。

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【ブラック系】

かっこいいモダンなキッチンに仕上げたいなら、ブラック系のカラーがおすすめです。

取手もすっきりとしたデザインを選ぶと、スタイリッシュさが際立ちます。

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扉だけでなくキッチンを丸ごと交換すべき？

＜埼玉県入間市キッチンリフォーム＞

キッチンリフォームをする際に、扉だけ交換するかキッチン全体を交換するか、迷われる方もいるでしょう。

どちらにすべきかの判断基準を紹介します。

 

扉だけを交換した方が良いタイミング

扉だけを交換した方が良いタイミングは、次のようなケースです。

 

• キッチンは比較的新しくデザイン性だけを変えたい
• コンロや食洗機などの設備をリフォームしたばかり

 

お住まいのキッチンを使用してから10年未満で、設備等に不具合がなく使い勝手に満足している場合は、扉だけの交換でも良いでしょう。

扉を変えるだけでキッチンの印象は大きく変わるため、新たな気持ちで料理を楽しむことができます。

 

また、キッチンを使い始めてから10年以上経っている場合でも、設備などをリフォームしたばかりなら扉だけの交換で十分かもしれません。

キッチン全体を交換すると、最近交換したばかりの設備がもったいないですからね。

他にも気になる箇所があるなら、扉交換と併せて部分的なリフォームを検討しましょう。

 

キッチンを丸ごと交換した方が良いタイミング

キッチンを丸ごと交換した方が良いのは、次のようなケースです。

 

• 扉以外にも不具合が起きている箇所がある
• キッチン下収納の仕様も変更したい
• 20年近くキッチンを使っていて1度もリフォームしていない

 

扉以外にもコンロやレンジフードの調子が悪いなど、複数箇所で不具合が起きているなら、キッチン本体ごと交換した方がいいかもしれません。

今回、扉だけを交換してもすぐに別の箇所のリフォームが必要になる可能性があるからです。

それぞれを個別にリフォームするよりも、本体を丸ごと交換した方が使い勝手が良くなり、費用もお得になるケースもあります。

 

また、扉の交換だけでなく、キッチン下の収納の仕様を変更したい場合もありますよね。

具体的には、開き戸から引き出し収納に変更したいなどという事例です。

扉交換と収納の仕様を変える場合、プラスで工事費用がかかるのはもちろん、キッチンサイズによっては希望の収納が採用できないケースも。

新品のキッチンにした方が、見た目も使い勝手も良くなります。

 

20年近くキッチンを使用しており、1度もリフォームしてない場合も本体の交換をおすすめします。

現在は不具合が起きていなくても、今後交換や修繕が必要になることも少なくありません。

キッチンが使えなくなって困る前に、キッチンを丸々交換しておくと安心です。

 

ご自宅のキッチンリフォームの内容に迷われている場合は、ぜひお気軽にご相談くださいね。

 

キッチンの扉を交換するときの注意点

キッチンの扉を交換するときの注意点を紹介します。

 

同じデザインの扉が廃盤になっている可能性がある

キッチン扉の一部だけが傷んでしまって交換を希望する場合でも、扉全体の交換が必要なケースがほとんどです。

なぜなら、採用している扉が廃盤になっている可能性があるからです。

1枚だけ色や柄が異なると、キッチンのデザイン性が落ちてしまいますので避けた方が良いでしょう。

 

中にはロングセラー商品でデザインが残っているケースもあります。

しかし、数年使用していると経年劣化で変色していることも少なくないため、新しい扉だけ浮いて見えることも。

扉を交換するなら、すべての扉をリフォームすることをおすすめします。

 

扉の種類によってはキッチン本体を交換した方がコスパが良いケースも

キッチンの扉にはさまざまな材質があり、値段にも大きな幅があります。

扉のデザイン性や性能にこだわりすぎると、キッチン本体の交換費用とそれほど差がつかないというケースも。

キッチンは扉よりも設備やシンク、収納などの仕様にこだわった方が、大幅に使い勝手が上がります。

トータル的なコストパフォーマンスを考えながら、リフォーム内容を検討しましょう。

 

キッチンだけでなく空間全体のデザインを考慮する

新しい扉を選ぶ際は、キッチンのデザイン性だけでなく空間全体のバランスを考えることが大切です。

床や壁の色、すでにあるリビング・ダイニングの家具に合う扉を選びましょう。

カタログを見るだけでなく、実際にサンプルを確認しながらお住まいに合うデザインのキッチンにリフォームしてくださいね。

 

DIYも可能だが耐久性や仕上がりに注意

中にはDIYでキッチンの扉をリフォームしたいと考える方もいるでしょう。

塗装をしたり上からシートを貼ったりすることで、キッチンの扉をきれいに見せることはできます。

しかし、DIYに慣れていないと仕上がりがきれいにならないことも。

扉の表面だけの塗装や張り替えは劣化しやすいというデメリットもあり、早い段階で再メンテナンスが必要になることがあります。

 

また、扉材に水や油などが染み込んでいる場合、表面だけ手直しを行っても根本的な解決にはなりません。

時間が経つと扉が傷んで歪んでしまったり、カビが生えてきたりするなどの不具合が起こることも考えられます。

耐久性を考えるなら、リフォーム会社に依頼して扉の交換を行うことがおすすめです。

 

まとめ

キッチンの扉にはさまざまな材質やデザインのバリエーションがあり、価格帯も幅があります。

要望に合った扉材を選んで、キッチンの性能やデザイン性を高めてくださいね。

また、キッチンの状態によっては本体ごと交換した方が良いケースも少なくありません。

信頼できるリフォーム会社に相談しながら、コストパフォーマンスの高いキッチンリフォームを選択ましょう。

 

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