節水トイレのデメリットは?詰まりやすい・リフォーム費用が高い場合の解決策を解説

節水トイレ デメリット

水の量を従来より抑えられることにより、水道代の削減に効果的なのが節水トイレです。

従来のトイレから節水トイレへと交換すれば、年間数千円から一万円以上の水道代を節約できるとされています。

しかし、節水トイレならではのデメリットもあるため、トイレ交換をお悩みの方も多いのではないでしょうか。

そこで本記事では、埼玉県のリフォーム専門店「ハウスリンク」が、節水トイレのデメリットとその解決方法を紹介します。


ラムのポイント

  • 節水トイレとは何か、非節水トイレとの違いとともに解説します。
  • 節水トイレならではのデメリットとその解決方法を紹介します。
  • 節水トイレを導入する際の注意点も解説します。

 

 

節水トイレとは

節水トイレ デメリット

節水トイレ(節水型トイレ)とは、通常のトイレと比較し少量の水で洗浄できるトイレです。

従来の非節水トイレの場合、1度の洗浄で13リットルほどの水を使用していました。

一方、6リットル以下で洗浄できるものが節水トイレとされており、水の使用量を半分以上に削減できるほか、二酸化炭素の削減にも効果的です(※)。

近年では技術の進化が進み、わずか4〜5リットルほどの水で洗浄できるものが多くなっています。

※出典: 大便器の節水・CO2削減|一般社団法人 日本レストルーム工業会

節水型トイレと非節水型トイレの見分け方

節水トイレ デメリット

節水型トイレと非節水型トイレの見分け方は、次の4点です。

洗浄水量を確認する

従来の非節水型トイレは、洗浄する際に13リットル以上の水を使用していました。

一方で節水型トイレの場合、製品によっても異なりますが、約4〜5リットルほどで洗浄可能です。

トイレ本体、あるいは取扱説明書で洗浄水量を確認することで、節水型かどうかは簡単に確認できます。

製造年代を確認する

1990年代中頃までは、非節水トイレが主流とされていました。

しかし、2000年代以降は節水意識や技術が進み、2010年以降に発売された製品は節水トイレがほとんどです。

2024年の4月には、節水トイレの出荷台数が累計4,000万台を突破し、普及が進んでいることが確認できています(※)。

※出典:節水トイレの累計出荷台数が4,000万台を突破~普及率は約48%。さらなる普及促進により、カーボンニュートラルの実現に貢献します~|一般社団法人 日本レストルーム工業会

水の流れ方を確認する

節水型トイレと非節水型トイレでは、水の量だけでなく流れ方も異なります。

節水型トイレの場合、少ない水で効率的に洗浄する必要があることから、渦を巻くように水が流れるのが特徴です。

一方で水の使用量が多い非節水型では、直線的に水が流れていきます。

便器の形状を確認する

従来のトイレでは便器にフチがついていますが、最近の節水型トイレでは、便器のフチがないものが増えてきました。

また、水溜まり部分の広さも異なり、節水型トイレの場合は狭く、非節水型トイレの場合は広く設計されています。

節水トイレのデメリット

節水トイレ デメリット

節水トイレは使用する水量を削減できるのが大きなメリットですが、一方で注意しておきたいデメリットもあります。

節水トイレを使用する場合、次の2つのデメリットを押さえておきましょう。

詰まりやすい

節水トイレは流れる水の量が少ないため、非節水トイレに比べて詰まりやすい点に注意しましょう。

とくにトイレットペーパーや排泄物の量が多い場合は、流れにくく詰まりやすくなってしまいます。

リフォーム費用がかかる

従来の非節水トイレから節水トイレへと交換したい場合、リフォーム費用がかかってしまいます。

国土交通省のアンケート調査によると、タンク式の節水トイレへ交換するとともに、トイレ全体をリフォームする場合、費用相場は20〜100万円です。

節水型のタンクレストイレにする場合は、30〜50万円ほどかかります。

節水トイレ自体のデメリットではありませんが、予算が限られる場合は製品選びに注意が必要です。

※出典:リフォームの内容と価格について|国土交通省

節水トイレのデメリットを解決するための方法

節水トイレ デメリット

節水トイレの詰まりやすい、リフォーム費用が高いというデメリットは、次の方法で解決しましょう。

節水トイレが詰まるのを防ぐ方法

節水トイレは非節水トイレに比べて詰まりやすい点がデメリットですが、使用方法を押さえておけば問題ありません。

まず、使用する際にはトイレットペーパーを使いすぎないことが重要です。

水に溶けやすいシングルのトイレットペーパーにすると、より詰まりを防止できます。

ウォシュレットを使用することで、トイレットペーパーの使用頻度自体を減らすこともおすすめです。

節水トイレが詰まってしまった場合の対処法

もしも節水トイレが詰まってしまった場合、トイレットペーパーや排泄物など水に流れるものが詰まっているなら、ラバーカップ(すっぽん)で吸引すれば解消できます。

誤って水に流れないものが入り詰まってしまった場合、ラバーカップは効果を発揮しません。

自分で無理に取り出さず、修理業者への依頼をおすすめします。

節水トイレへのリフォーム費用を抑える方法

節水トイレへのリフォーム費用を抑えるために、もっとも重要なのが製品選びです。

必要な機能を最低限搭載した節水トイレを選べば、節水効果を得ながらも導入費用を抑えられます。

また、タンク式トイレの手洗い付きとすることで、手洗い部分を別途設置する必要がなくなり、コストダウンに効果的です。

費用をさらに抑えるには、国や自治体の提供する補助金・助成金を申請することもおすすめします。

例えば「子育てグリーン住宅支援事業」では、節水トイレ一台につき最大23,000円の補助金を申請可能です(※)。

しかし、節水トイレへのリフォームに加え、開口部の断熱改修か躯体の断熱改修のうち、いずれか一つ以上を行う必要があります。

また、1申請当たりの補助額の合計が5万円未満の場合、対象外となるため注意しましょう。

※出典:エコ住宅設備の設置【リフォーム】 子育てグリーン住宅支援事業【公式】

節水トイレに交換する際の注意点

節水トイレ デメリット

節水トイレにする際は、次の2点に注意が必要です。

排水方式に合ったトイレを選ぶ

トイレの排水方式は床排水と壁排水があるため、ご自宅の排水方式にあったトイレを選ぶ必要があります。

戸建ての場合は床排水、マンションでは壁排水が一般的ですが、壁排水には対応していない節水トイレもあるため注意しましょう。

排水芯、排水高を前もって測定しておき、設置できる製品を選ぶことも忘れないでください。

水圧を確認してから導入する

節水トイレは少量の水で洗浄するため、タンクレストイレの場合、一定の水圧がないと洗浄が不十分となり、詰まりやすくなる原因にもなります。

住宅の立地によって水圧が弱い場合、高台やマンションでも使用できるタンク付きの節水トイレか、タンクレスタイプの場合は低水圧対応のものを導入しましょう。

 

節水トイレへのリフォーム事例

節水トイレ デメリット

私たちハウスリンクが実際に手がけた、節水トイレへのリフォーム事例を紹介します。

節水トイレへのリフォーム事例①

Before

 

After -施工後-

 

埼玉県入間市にて、節水トイレへの交換リフォームを行った事例です。

新たに設置したリクシルのアメージュ便器は、INAX独自の節水技術を採用したトイレで、大洗浄であっても5リットルの水で流すことができます。

工期は1日のみ、費用は12万円ほどに抑えられました。

施工先 入間市
施工内容 トイレ交換
工期 1日
費用目安 12万円程度
使用製品 LIXILアメージュ便器

 

リフォーム事例を詳しくご覧になりたい方は、こちらからご確認ください。

施工事例:埼玉県入間市トイレリフォーム|リクシル節水型トイレ価格紹介

 

節水トイレへのリフォーム事例②

 

Before

 

After -施工後-

 

埼玉県狭山市にて、節水トイレの交換リフォームを行った事例です。

トイレは節水効果の高いリクシルの「アメージュ」に交換しました。

アメージュシリーズでは、水の量を抑えながらも強力洗浄を叶えており、フチなしのためお掃除もしやすいのがポイントです。

クッションフロアや壁紙、紙巻き器交換などもあわせて行っていますが、工期は1日のみ、費用は20万円と比較的リーズナブルに抑えています。

施工先 埼玉県狭山市 Y様邸
施工内容 トイレ交換、便座交換、紙巻き器交換、タオル掛け設置、壁紙交換、クッションフロア交換、ボード交換、コンセント移設、スイッチ交換
工期 1日
費用目安 20万円
使用製品 LIXILアメージュZ便器(YBC-ZA10H、YDT-ZA180H)、NEWパッソ(CW-EA23QC)

 

リフォーム事例を詳しくご覧になりたい方は、こちらからご確認ください。

施工事例:埼玉県狭山市トイレリフォーム|補助金対応の節水トイレに交換

 

トイレリフォームの事例をお探しの方は、こちらからもご覧いただけます。

ハウスリンクの施工実績

▶ハウスリンクのトイレリフォーム事例はこちらから

 

まとめ

節水トイレ デメリット

節水トイレにすることで、従来のトイレで使用する半分以下の水量で洗浄できます。

詰まりやすい点には注意が必要ですが、トイレットペーパーを使いすぎないように注意することで未然に防止可能です。

リフォーム費用が気になる場合も、製品選びに注意し、補助金もあわせて活用することで、できる限り予算内に収められます。

節水トイレへのリフォームについてお悩みの場合は、トイレリフォームの実績が豊富な会社へと相談してみましょう。

埼玉県入間市・所沢市・狭山市・川越市のトイレリフォームはハウスリンク

私たちハウスリンクは、節水トイレへの交換や、キッチンリフォーム、内装リフォームなど幅広い施工実績を誇るリフォーム会社です。

経験豊富な専門スタッフが、お客様のご要望に合わせた最適なご提案をさせていただきます。

水道代を節約できて掃除もしやすい節水型トイレにリフォームしたい方は、お気軽にお問い合わせください。

 

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ハウスリンクの施工実績

▶ハウスリンクのリフォーム事例はこちらから

 

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