トイレ本体の交換

現在は洋式トイレが主流になり、和式トイレは年々減少しています。リフォームの現場ではトイレリフォームといえば、そのほとんどが洋式トイレの交換や、和式から洋式トイレへの変更工事がほとんどです。 洋式トイレ本体には大きく分けて2パターンあり、貯水タンクがあるものとないものがあります。それぞれ以下の特徴があります。

貯水タンクのあるトイレ


INAX アメージュZ

メリット デメリット
タンク上部で手洗いが可能(※付いていないものもあります) タンク分のスペースが必要
停電時でも1度水を流せる タンクの清掃が必要
災害時の水の確保に役立つ

貯水タンクのない(タンクレス)トイレ


INAX サティス

メリット デメリット
広くスペースが取れる 手洗いが必要な場合、手洗いを別に作る必要がある
タンクがない為見た目がスッキリ 水圧が弱いと使用できない
タンクがない為掃除が楽 タンクがあるトイレと比べてコストがかかる

トイレ工事について

費用について


洋式トイレからのリフォーム(壁紙工事、クッションフロア工事込)

内装仕上げ工事とセット価格が以下になります。もちろん内装仕上げ工事セットなしで、単体でトイレ交換可能です。

10万円前後~

組合せ型洋式トイレへのリフォーム シャワー便座なし

13万円前後~

組合せ型洋式トイレへのリフォーム シャワー便座あり

20万円前後~

機能部一体型洋式トイレへのリフォーム

30万円前後~

タンクレスタイプ洋式トイレへのリフォーム

和式トイレから洋式トイレへのリフォーム

床壁をどこまで手を加えるか次第で必要コストが変わります。

35万円前後~

シャワー便座付組合せ型洋式トイレへのリフォーム 床壁全解体

25万円前後~

シャワー便座付組合せ型洋式トイレへのリフォーム 床解体 壁既存のまま

工事について

洋式トイレ交換は、内装仕上げを行わない場合、半日以内には終えることができます。内装仕上げを行う場合半日~1日程度です。 和式から洋式トイレ交換は、床や壁の解体箇所次第で、3日~5日程度です。

トイレ本体を取り替える前の確認事項

排水の種類によって選ぶ商品が異なります

トイレには、床排水と、壁排水の2パターンが有ります。壁排水タイプは集合住宅で使われています。お住まいのトイレ排水の位置に合うトイレを選ぶ必要があります。 排水の位置に対応するトイレは、それぞれ本体価格が若干異なります。わからなくても下見にお伺いした際にアドバイザーが確認いたします。

内装仕上げ工事とセットがおすすめです

洋式トイレ交換の際、撤去するトイレの跡が床面に付着しています。新しく取り付けるトイレの方が小さい場合が多い為、そのトイレ跡の汚れがはみ出てしまいます。 綺麗に仕上げるにはトイレと一緒に、クッションフロアなどの床の仕上げがおすすめです。

男性がいるご家庭では壁紙に尿ハネによる汚れが付着しており、カビや悪臭の原因となります。 最近の壁紙は防臭防カビ仕様ですので、壁紙交換をおすすめします。

トイレに最適な床材とは?

床材について

(TOTO ハイドロセラフロアJシリーズ)

トイレはいつも清潔に保ちたいものです。毎日掃除するからこそ、掃除のしやすい、清潔でいられる素材を選びたいところです。
 実は、フローリングはあまりトイレの床に向いているとは言えません。木は自然素材ゆえに飛び散ったアンモニアや洗剤に対して強くなく、変色や腐食を招きます。トイレに向いている素材として挙げられるのがクッションフロアやセラミックタイルです。これらは掃除もしやすく腐食や変色に強い素材です。高級感を演出したいのであればセラミックタイル。コストを抑えたいのなら、クッションフロアがおすすめです。
トイレには、トイレ専用の適した床材がおすすめです。

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