トイレが寒い!おすすめの対策10選を解説|コンセントがない場合の対処法も
「トイレが寒い」とお悩みの場合、適切な対策を取らないと、健康被害につながりかねません。
しかし、具体的にどのように対策すればいいのかわからず、お悩みの方も多いのではないでしょうか。
そこで本記事では、埼玉県のリフォーム専門店「ハウスリンク」が、トイレが寒い場合のおすすめの対策を紹介します。
コンセントがない場合の対処法から、根本的に寒さを解消できる方法まで紹介するので、ぜひ参考になさってください。
コラムのポイント
- トイレの窓の断熱性が低いほか、床・壁材にタイルを採用しているなど、トイレが寒くなる理由はさまざまです。
- 足元にマットを置く、天井照明を照明一体型ヒーターに交換するなど、コンセントがなくてもできる対策もあります。
- トイレの寒さを根本的に解消したい場合は、断熱リフォームを行いましょう。
Contents
- トイレが寒いのはなぜか
- すきま風が侵入している
- 家の中での日当たりの悪い位置にある
- 床・壁材にタイルを採用している
- 換気扇や換気口から外気が流入している
- 建物自体の断熱性能が不足している
- トイレにある窓の断熱性能が不足している
- 寒いトイレのまま対策を取らないとどうなるか
- 温度差で血圧が急上昇しヒートショックリスクが高まる
- 寒さがストレスとなりトイレを我慢してしまう
- 頻尿・残尿感が出やすく夜間の中途覚醒が増えてしまう
- 【今すぐできる】コンセントがないトイレの寒さ対策5選
- 断熱カーテンを設置する
- 窓に気泡緩衝材や断熱シートなどを貼る
- 足元のマットやラグで床からの冷えをカットする
- 天井照明を照明一体型ヒーターに交換する
- 換気扇のつけっぱなしに注意する
- トイレが寒いのを解消するおすすめの対策5選
- 暖房便座に交換する
- ヒーターを使用する
- 壁や床下などに断熱材を追加する
- 窓ガラスを交換する
- 内窓を設置する
- 【2025年最新】トイレの断熱リフォームで申請できる補助金
- まとめ
- 埼玉県入間市・所沢市・狭山市・川越市のトイレリフォームはハウスリンク
トイレが寒いのはなぜか
家のトイレが寒い理由としては、次の6点があげられます。
- すきま風が侵入している
- 家の中での日当たりの悪い位置にある
- 床・壁材にタイルを採用している
- 換気扇や換気口から外気が流入している
- 建物自体の断熱性能が不足している
- トイレにある窓の断熱性能が不足している
すきま風が侵入している
トイレのドアや窓の隙間などから冷たい外気が入り込んでいる場合、室温が低下して寒くなります。
築年数の古い家の場合、気密性が低いケースが多いため注意が必要です。
家の中での日当たりの悪い位置にある
家の北側や隅にトイレがある場合、日当たりが悪く、日射熱で暖まる可能性が減ってしまいます。
日中でも日が差し込みにくい場所にあると、気温が下がってしまい、トイレが寒くなると考えられます。
床・壁材にタイルを採用している
タイルは木材の約10倍ほどの熱伝導率で、熱を伝えやすい素材です。
そのため、トイレの床や壁材にタイルを採用している場合、室内の暖かい空気が逃げたり、外の冷たい空気が侵入することで、室温が下がってしまいます。
換気扇や換気口から外気が流入している
換気設備は外気とつながっているため、使用していない時も外気が侵入する場合があります。
換気扇や換気口から冷たい空気が侵入してしまうと、トイレが寒くなる要因となります。
建物自体の断熱性能が不足している
家の天井や壁、床下などの断熱材が不足しており、家全体の断熱性能に問題がある場合、室温が安定しません。
そのため、トイレにおいても断熱材不足が影響し、夏は暑く、冬は寒くなってしまいます。
トイレにある窓の断熱性能が不足している
住宅全体のの断熱性能に問題がなくても、トイレにある窓の断熱性能が不足している場合、暖かい空気が外に逃げ、外の冷たい外気は侵入してしまいます。
外が寒いとその影響をダイレクトに受けてしまい、トイレも寒くなると考えられます。
寒いトイレのまま対策を取らないとどうなるか
「トイレが寒い」と思いつつも対策を取らなかった場合、重大な事故につながる恐れもあるため注意が必要です。
温度差で血圧が急上昇しヒートショックリスクが高まる
暖かい部屋から寒いトイレに移動した場合、急激な温度差によって血圧が急上昇し、心臓や血管に大きな負担がかかる恐れがあります。
ご高齢の方や、高血圧の方の場合、ヒートショックによって脳梗塞や心筋梗塞が起こるリスクも少なくありません。
予期せぬ事故を防ぐためにも、トイレの寒さを解消する必要があります。
寒さがストレスとなりトイレを我慢してしまう
「トイレが寒いからできるだけ行きたくない」と排尿を我慢してしまう場合、膀胱炎につながったり、腎機能に大きな負担がかかる恐れがあります。
健康に影響を及ぼさないためにも、トイレを快適な室温に保つことが重要です。
頻尿・残尿感が出やすく夜間の中途覚醒が増えてしまう
トイレが寒い場合、体が冷えて交感神経が活発になり、膀胱の収縮が促されます。
これにより、頻尿・残尿感が出やすくなるため注意が必要です。
頻尿・残尿感があると、夜中に何度もトイレに起きてしまい、睡眠の質が下がってしまうため、疲れがなかなか取れません。
【今すぐできる】コンセントがないトイレの寒さ対策5選
「トイレが寒いのにコンセントがないため、ヒーターも使えない」とお悩みの場合、次の5つの対策をとってみましょう。
- 断熱カーテンを設置する
- 窓に気泡緩衝材やプラダン、断熱シートなどを設置する
- 足元マットやラグで床からの冷えをカットする
- 天井照明を照明一体型ヒーターに交換する
- 換気扇のつけっぱなしに注意する
断熱カーテンを設置する
トイレの窓に断熱カーテンを設置し、窓から侵入する冷気を遮断しましょう。
断熱生地の小さなカフェカーテンであれば、トイレにある小さな窓にも設置できます。
数千円で購入できるため、気軽にできる対策をお探しの場合はおすすめです。
窓に気泡緩衝材や断熱シートなどを貼る
トイレの窓ガラスに、いわゆる「プチプチ」と呼ばれる気泡緩衝材や、断熱シートなどを貼ることで、窓から冷気が侵入するのを防ぎましょう。
気泡緩衝材や断熱シートは、室内の暖かい空気を逃さないためにも効果的です。
ホームセンターなどで購入でき、気軽にDIYできるため、応急処置としてもおすすめします。
足元のマットやラグで床からの冷えをカットする
床から冷たい空気が伝わると体感温度を下げてしまうため、マットやラグで冷気をカットしましょう。
足元にマットやラグを敷いておけば、断熱効果が高まり、足元の冷えを防止できます。
天井照明を照明一体型ヒーターに交換する
トイレの天井照明をヒーター付き照明に交換することで、コンセントがなくても暖房機能を利用できます。
照明をつければ暖気が送られるため、トイレの中を暖めたい場合にはぴったりです。
換気扇のつけっぱなしに注意する
トイレの換気扇をつけっぱなしにしてしまうと、暖かい空気も外に排出されてしまいます。
トイレが寒いとお悩みの場合は、熱損失を防ぐためにこまめに停止させましょう。
トイレが寒いのを解消するおすすめの対策5選
トイレの寒さ対策を本格的に行いたい場合、次の5つの対策をおすすめします。
- 暖房便座に交換する
- ヒーターを使用する
- 壁や床下に断熱材を追加する
- 窓ガラスを交換する
- 内窓を設置する
暖房便座に交換する
ご自宅のトイレが普通便座の場合、暖房機能付きの便座に交換しましょう。
暖房機能付きの便座であれば、座った瞬間から暖かく、トイレの寒さが和らぎます。
電気代は月に数百円程度で、リーズナブルなのもうれしいポイントです。
タイマー機能付きを選べば、使用時間帯だけ温めることもできます。
ヒーターを使用する
トイレにコンセントがある場合、小型ヒーターを設置することで、寒いトイレも暖かくなります。
消し忘れが気になるという場合は、人感センサー付きのヒーターを設置することで、入室時に自動で付き、使用後は自動で消えるため安心です。
火災を予防するために、可燃物を周囲に置かないように注意しましょう。
壁や床下などに断熱材を追加する
家の壁や床下などに断熱材を追加することで、住宅の断熱性能を高め、寒さを根本から解消しましょう。
築年数の古い家の場合、断熱性能が著しく低いケースが多いため、断熱材を充填することで大幅に変わる可能性があります。
窓ガラスを交換する
トイレにある窓のガラスを、断熱性能の高い複層ガラス(ペアガラス)やLow-E複層ガラスに交換することで、熱や冷気の移動を抑制しましょう。
窓ガラスのみの交換であれば数万円、サッシも含んだ窓全体を交換すると数十万円かかる場合もありますが、断熱性能の向上には非常に効果的です。
内窓を設置する
トイレの窓の内側にもう一つ窓を設置することで、断熱性能を高めることができます。
1ヶ所あたり5〜20万円以内ほど施工できますが、断熱性能が高いガラスやサッシを使用する場合、より高額になるケースも少なくありません。
リフォーム費用が高い点が気になる場合は、補助金を申請して実質負担を抑えましょう。
窓の断熱リフォームについて知りたい方は、こちらもごらんください。
▷関連コラム:二重窓に効果はなし?効果を感じられない場合の原因や、夏の暑さ対策・冬の寒さ対策になるのか解説
【2025年最新】トイレの断熱リフォームで申請できる補助金
トイレの断熱リフォームを行う場合、省エネ関連の補助金に申請できる可能性があります。
2025年10月現在で、申請可能な補助金は次の通りです。
| 補助金制度名 | 申請期限 | 補助金額 |
| 先進的窓リノベ2025事業 | 予算上限に達し次第終了(最長で2025年12月31日) | 5~200万円/戸 |
| 子育てグリーン住宅支援事業 | 40〜60万円/戸 | |
| 既存住宅における断熱リフォーム支援事業 | 12月12日 | 15〜120万円/戸 |
| 長期優良住宅化リフォーム推進事業 | 12月22日まで | 80〜210万円/戸 |
補助金額が100万円以上のものが多いため、トイレだけでなく浴室、脱衣所など、その他の断熱リフォームをセットで行いたい場合にもおすすめです。
しかし、各補助金で細かな申請要件が設けられているほか、予算がなくなり次第受付終了となる制度もあるので、申請を検討される場合は注意しましょう。
こちらの記事では、お風呂とトイレをセットでリフォームした事例を紹介しています。
▷関連コラム:お風呂とトイレのリフォーム事例と費用5選|水回り2点セットでお得に【ふじみ野・新座】
まとめ
「トイレが寒い」とお悩みの場合、窓ガラスに断熱シートを貼ったり、小型のヒーターを使用するなど、さまざまな対策が考えられます。
しかし、トイレの寒さを根本的に解消するには、窓ガラスやサッシの交換、内窓の設置など、断熱リフォームが欠かせません。
ヒートショックのリスクや、健康への悪影響を抑えるためにも、寒さにお困りの場合は断熱リフォームを検討してみましょう。
埼玉県入間市・所沢市・狭山市・川越市のトイレリフォームはハウスリンク
私たちハウスリンクは、トイレの交換やキッチンリフォーム、内装リフォームなど幅広い施工実績を誇るリフォーム会社です。
経験豊富な専門スタッフが、お客様のご要望に合わせた最適なご提案をさせていただきます。
トイレの断熱リフォームを行いたい方は、お気軽にお問い合わせください。
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