窓の増設リフォームとは|メリット・デメリットや費用相場、補助金についても解説

窓の増設リフォームとは|メリット・デメリットや費用相場、補助金についても解説

「風通しが悪い」「部屋が昼間も暗い」とお悩みの場合、窓の増設リフォームがおすすめです。

そこで今回は、埼玉県でリフォームを手がけるハウスリンクが、窓の増設リフォームについて詳しく解説します。

メリット・デメリットや、窓の増設リフォームで活用できる補助金も紹介するので、ぜひ参考になさってください。


ラムのポイント

  • 窓の増設リフォームは、採光・通風の改善による快適性向上に加え、光熱費削減や健康面でのメリットも大きいと期待できます。
  • 断熱性や耐震性を損なわないよう、高性能な窓選びと建物の構造確認が欠かせません。
  • 「先進的窓リノベ2026事業」を活用することで、最大100万円の補助を受けられる可能性があるため、詳しくはリフォーム会社に相談してみましょう。

 

 

窓の増設リフォームが必要になるケース

窓の増設リフォームが必要になるケース

一般的に、窓の増設リフォームが必要になるのは採光不足・換気不足・開放感不足・結露やカビにお悩みの場合です。

悩み 詳細
採光不足 部屋が北向き、あるいは窓の小ささを理由に、居室が一日中暗い
換気不足 水回りに湿気が溜まりやすい、突き当たりの居室で空気がこもりやすいなど、換気量を改善したい
開放感不足 部屋を広く見せたい、視覚的に開放感が足りない
結露・カビ 風通しを改善し、結露やカビの発生を防ぎたい

上記でお悩みの場合、リフォームで窓を増やすことで採光や換気量が改善され、より快適な住空間が手に入ります。

 

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リフォームで増設できる窓の種類

リフォームで増設できる窓の種類

窓をリフォームで増設したい場合、設置場所に合った窓を選ぶことが重要です。

主な窓の種類と設置場所を把握しておきましょう。

窓の種類 設置場所 特徴
明かり取り窓(小窓) 外壁(玄関・廊下・階段・トイレなど) 自然光を取り込み照明使用を減らせる。開放感を演出
換気用の窓 キッチン・浴室・トイレなど 風通しや湿気対策に効果的。調理中の煙や結露・カビを抑制
室内窓 間仕切り壁 隣接する部屋や廊下とつなげ光や空気の流れを作る。インテリア性も高い
天窓(トップライト) 天井 採光が難しい北向きの部屋や吹き抜けに最適。自然光で室内を明るくする
腰高窓 外壁(寝室・子供部屋・書斎など) 大人の腰の高さに設置。採光と換気を確保できる標準的な窓
掃き出し窓 外壁(ベランダ・庭への出入り口) 床から天井近くまである大きな窓。開放感が高く屋外への出入りが可能
内窓(二重窓) 既存窓の内側 今ある窓の内側に追加設置。断熱・防音効果が高く省エネになる

その他にも、風通しを重視したいなら縦長のたてすべり出し窓、採光のみ確保したいのであれば開閉しないFIX窓(はめごろし窓)もおすすめです。

 

〈関連ページ〉窓を増やすリフォームのメリットと費用相場|採光・通風改善で快適な住まいに

 

リフォームで窓を増設するメリット

リフォームで窓を増設するメリット

窓の増設リフォームを行うと、次のようなメリットがあります。

暗かった部屋が明るくなる

これまで日中も暗くなりがちだったお部屋も、窓を増設すれば自然光が届いて明るくなります。

北向きの部屋や、窓の小さな部屋の場合、日当たりが悪く日中も暗くなってしまうケースは少なくありません。

しかし、適切な位置に窓を増設することで、採光を十分に確保でき、照明の使用頻度も減らせます。

風の通り道を確保できる

窓を増設すると、部屋の中を風が通り抜けていくルートを確保できるので、空気が循環しやすくなります。

空間の対角線上に窓を増やせば、効率的に風が流れていき、換気量を大幅に増やすことも可能です。

これにより、「湿気が溜まりやすい」「空気がこもりやすい」といったお悩みも解消できます。

視覚的な広がりが生まれる

窓がない/小さい部屋に窓を増設する場合、これまでは閉塞的だった空間にも視覚的な広がりが生まれ、開放感を演出できます。

天井近くの高い位置に窓を設置すれば、天井をより高く見せる効果も期待できます。

開放感や広がりのある空間に生まれ変わることで、実際よりも広くゆとりのある空間に感じられるのは大きなメリットです。

冷暖房効率が向上し光熱費を削減できる

窓を増設したことで、日中の照明利用量が減れば、電気代の削減にも効果的です。

また、増設する際に断熱性能の優れた窓を採用すれば、外気の影響を受けにくくなります。

これにより、冷暖房効率が上がるため、さらに光熱費を削減することも可能です。

高断熱な窓・サッシの初期費用は高くなりやすいですが、長期的に見れば得になると考えられます。

健康的な環境が整う

窓を増設して日当たりや風通しが改善されれば、健康的な暮らしにも役立ちます。

自然光は、体内リズムを整えたり、「幸せホルモン」と呼ばれるセロトニンの分泌や、ビタミンDの生成を促したりと、健康面で大きな役割を担うためです。

また、通風や換気を改善できることで、結露やカビの増殖を防ぎ、アレルギーや呼吸器系の健康トラブルも予防できます。

 

ハウスリンクでは、数多くの窓リフォームを手がけています。

窓の増設リフォームをご希望の方は、こちらからお気軽にお問い合わせください。

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リフォームで窓を増設する際のデメリット

リフォームで窓を増設する際のデメリット

窓を増設することで採光や通風を改善できるのはメリットですが、注意したいデメリットについても把握しておきましょう。

断熱性・気密性が低下する恐れがある

窓が増えるということは、熱が出入りする箇所が増えて、断熱性・気密性が下がる恐れがあります。

窓を増設した結果、外気温の影響を受けやすくなり、冷暖房効率が悪くなるケースもゼロではありません。

「窓を増やしたら冷暖房がなかなか効かなくなった」と後悔しないためにも、高性能な窓やサッシを選びましょう。

主な窓の種類とそれぞれの性能、価格の違いは以下の通りです。

窓の種類 断熱性能 価格
木製サッシ+トリプルガラス(Low-E) 非常に高い 非常に高い
樹脂サッシ+トリプルガラス(Low-E) 非常に高い 高い
木製サッシ+ペアガラス(Low-E) 高い 高い
樹脂サッシ+ペアガラス(Low-E) 高い 高い
アルミ樹脂複合サッシ+ペアガラス(Low-E) 中程度 中程度
アルミサッシ+ペアガラス(Low-E) 低い 低い
アルミサッシ+単板ガラス 低い 低い

断熱性能にこだわりたいなら、木製サッシ+トリプルガラス(Low-E)や樹脂サッシ+トリプルガラス(Low-E)がおすすめですが、費用が高くなりやすいため注意が必要です。

高断熱な窓を設置する場合、補助金を利用できる可能性もあるため、リフォーム会社に相談してみましょう。

建物の構造・耐久性に影響する場合がある

窓の増設リフォームでは、もともと壁だった箇所に窓を設置するため、建物の構造や耐久性に影響する恐れがあります。

例えば、壁の中に筋交いがある場合、窓を設置してしまうと耐震性が下がってしまうので、そこに増設するのはおすすめできません。

どうしても筋交いのある場所に窓を設置したい場合、他の部分で補強工事が必要になります。

窓を増設する際には、構造の強度をきちんと確認した上で、適切な計画を立てられる業者を選びましょう。

想定以上の費用がかかる可能性がある

窓の増設リフォームは、構造の確認や工事位置の検討、壁の解体、窓の設置、壁の復旧など、さまざまな工程が必要となるため、費用が高額になる場合もあります。

工事前の養生代、工事後のクリーニング代、2階の窓であれば足場の設置代などもかかり、高性能な窓であればさらに費用が高くなります。

工事内容別にみる費用目安は以下の通りです。

工事内容 費用目安 工期目安
採光用小窓を増設 10~20万円 2~3日​
腰高窓を新設(増設) 30~40万円 3~5日​
掃き出し窓を新設(増設) 35~45万円 3~5日​
天窓(トップライト)を増設 0〜50万円 3日〜1週間
室内の採光用小窓を増設 35~15万円 半日~1日​
内窓(インナーサッシ)増設 4~20万円 半日~1日

費用はできる限り抑えたいところですが、料金の安さを重視してリフォーム会社を選んでしまうと、施工不良のリスクが生じるため注意しましょう。

実質的費用負担を抑えたい場合は、国や自治体による補助金を利用するのもおすすめです。

 

〈関連ページ〉二重窓に効果はなし?効果を感じられない場合の原因や、夏の暑さ対策・冬の寒さ対策になるのか解説

 

窓の増設リフォームで利用できる補助金

窓の増設リフォームで利用できる補助金

窓の増設リフォームを行う場合、「住宅省エネ2026キャンペーン」における「先進的窓リノベ2026事業」の補助金を利用できる可能性があります。

補助額 工事内容に応じて定額
1戸あたり最大100万円
対 象 住宅や一部の非住宅建築物における、窓(ガラス・サッシ)の断熱改修工事
要 件 熱貫流率(Uw値)1.9以下など、建材トップランナー制度2030年目標水準値を超えるもの
その他の要件を満たすもの

「先進的窓リノベ2026事業」では、内窓の設置や外窓交換、窓のガラス交換などを行って断熱性能を向上させる場合、最大で100万円の補助金を申請できます。

2025年度では一戸あたり200万円が上限だったため、補助額が半減している点には注意しましょう。

また、窓のサイズやグレード別に見る補助額の単価表(戸建て住宅の場合)はこちらです。

工種 グレード 特大
ガラス交換 SS 78,000 52,000 32,000 11,000
S 53,000 35,000 23,000 7,000
A 41,000 27,000 18,000 5,000
内窓設置 SS 140,000 89,000 58,000 36,000
S 76,000 52,000 34,000 22,000
A - - - -
外窓交換(カバー工法) SS 239,000 188,000 138,000 89,000
S 156,000 124,000 92,000 60,000
A 116,000 88,000 66,000 41,000
外窓交換(はつり工法) SS 194,000 149,000 110,000 69,000
S 117,000 92,000 68,000 44,000
A 86,000 63,000 48,000 29,000

〈出典〉断熱窓への改修促進等による住宅の省エネ・省CO2加速化支援事業の概要

ガラスやサッシのサイズの違いについては以下の通りに指定されています。

区分 ガラス(一枚)の面積 サッシ(一箇所)の面積
特大 2.0㎡以上 4.0㎡以上
1.4㎡以上2.0㎡未満 2.8㎡以上4.0㎡未満
0.8㎡以上1.4㎡未満 1.6㎡以上2.8㎡未満
0.1㎡以上0.8㎡未満 0.2㎡以上1.6㎡未満

〈出典〉断熱窓への改修促進等による住宅の省エネ・省CO2加速化支援事業の概要

上記の通り、ガラスの大きさやグレードによって、補助単価が大きく変わるため注意しましょう。

 

補助金を活用して窓リフォームを行いたい方は、こちらからお気軽にお問い合わせください。

〈お問い合わせ〉

 

まとめ

窓の増設リフォームは、採光や通風の悪さを解消し、結露対策や健康的な住環境づくりに効果的です。

一方で断熱性の低下や構造への影響といったデメリットもあるため、高性能なサッシ選びや専門業者による事前確認が欠かせません。

「部屋が寒くなった/暑くなった」と失敗しないためにも、窓リフォームで実績豊富な業者に相談しましょう。

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