【部位別】中古住宅リフォームの費用実例｜注意点も解説

令和時代のマイホーム選びでは、中古住宅をリフォーム・リノベーションする方が増えてきています。

この記事では中古住宅リフォームが増えている理由やメリット、注意点を詳しく解説します。

中古住宅で必要になるリフォーム費用も実例で紹介しますので、物件選び＆リフォームプランの参考にしてください。

■中古住宅＋リフォームが増えている理由

まずは中古住宅＋リフォームを選ぶ方が増えている理由やメリットについて知っておきましょう。

理由①：条件の良い土地を見つけやすい

国土が限られている日本では、駅前や商店の近くなど人気の高い場所はほぼ埋まっていて、条件の良い土地単体を見つけるのは困難です。

しかし中古住宅まで視野を広げると選択肢が増え、新築だと見つからないエリアに住めるケースが多いです。

新築用の土地がなかなか見つからないときは、中古リフォームに切り替えてみるのも一つの手ですね。

理由②：新築よりリーズナブルな価格

中古物件価格＋リフォームは、トータル費用が新築よりリーズナブルなのも人気が高まっている理由の一つです。

日本の住宅は完成後徐々に建物価格が下がり、築20～30年経つとほぼ土地価格だけで購入できることが多いです。

ベースとなる建物がリーズナブルに手に入るため、リフォームで新築同様にしてもコストを抑えられるのは大きな魅力ですね♪

理由③：国がリフォームを推進している

日本の空き家率は年々上昇しており、2018年には過去最高の13.8％を記録しすでに住宅が余っているのが現状です。

現在国を挙げて空き家対策を進めていますが、その一つとして中古住宅市場の整備、リフォームの推進が含まれています。

リーズナブルで品質の高い中古住宅を見つけやすくなり、リフォームも減税などの優遇措置を受けられるようになるなど、中古リフォームのメリットが年々大きくなってきています。

※参照：国土交通省　空き家対策について（https://www.mlit.go.jp/common/001290020.pdf）

■中古住宅リフォームの費用実例

中古住宅をマイホームとして仕上げる際、実施することが多いリフォームについて費用実例を集めました。

それぞれの部位別の費用事例のほか、最後に住まい全体の複合工事もピックアップしました。

【キッチン】

①キッチン交換：約91万円

事例を見る⇒武蔵村山市 キッチン リフォーム

シンプルなI型キッチンの入れ替え交換と、清掃性の高いキッチンパネルで使い勝手・デザインをリフレッシュ♪

②キッチン交換＋内装： 約125万円

事例を見る⇒入間市 キッチン リフォーム

キッチン本体に加えてクッションフロア・壁紙も一新して新築同様の仕上がりです。

【浴室】

①タイル浴室⇒ユニットバス：約84万円

事例を見る⇒飯能市　風呂 ・ 浴室リフォーム

タイル仕上げの在来工法浴室を、1坪タイプのユニットバスにフルリフォーム。

②ユニットバス交換：約98万円

事例を見る⇒所沢市　浴室リフォーム

もともとユニットバスが付いていても、中古住宅の場合はやはりリフレッシュしたいですよね。

【洗面所】

①洗面化粧台交換＋床下収納交換：約19万円

事例を見る⇒入間市　洗面台 交換　TOTOサクア

昔ながらの洗面化粧台を、収納三面鏡で広いボウルの使いやすいモデルに交換しました。

②洗面化粧台交換＋キッチン水栓交換：約12万円

事例を見る⇒入間市 洗面台 交換 TOTO Ｖシリーズ、キッチン水栓交換

リーズナブルな価格帯の洗面台も、交換することで清掃性・デザイン性が向上してリフレッシュしますね♪

【トイレ】

①トイレ交換：約16万円

事例を見る⇒所沢市 トイレ交換

現在のトイレに大きな不満がなければ、シンプルな製品入れ替えでリーズナブルにリフォーム可能です。

②トイレ交換＋内装＋手すり：27万円

事例を見る⇒入間市　トイレリフォーム

トイレはコンパクトながら一つの完結したお部屋なので、こだわると素敵な空間に仕上がります♪

【内装】

①リビングの壁紙・フローリング工事：約30万円

事例を見る⇒狭山市　壁紙 工事

リビング全体の壁紙を貼り替え、レンガアクセントでアメリカンテイストに♪

②和室⇒洋室にリフォーム：27万円

事例を見る⇒あきる野市 和室 を 洋室 に リフォーム

中古住宅では和室の洋室化リフォームも定番です。畳と襖をフローリング・洋風建具にするだけで一気に洋室に見えますね。

【外壁/屋根】

①外壁・屋根塗装：約110万円

事例を見る⇒所沢市 梅雨時期の屋根塗装 、外壁塗装

雨風にさらされる外壁と屋根の塗装は、雨漏れ防止のために重要なリフォームです。

将来の建物状態に大きく影響しますので、前回塗装から10年前後経っている中古住宅はなるべく予算に入れておきましょう。

②屋根吹き替え：足場も含めて120万円程度

事例を見る⇒鶴ヶ島市　屋根　カバー工法　リフォーム

塗装が行き届いておらず屋根が劣化している中古住宅の場合、吹き替えリフォームが必要になります。

こちらはカバー工法で既存屋根の上に新しい材料を被せ、コストを抑えてリフォームしています。

【複合工事】

①リビングリノベーション：約457万円

事例を見る⇒武蔵野市 内装リフォーム

リビングの内装を一新し、ホテルライクな高級感のある空間に生まれ変わりました♪

②水回り4点＋内装を一新

事例を見る⇒入間市 キッチン 浴室 脱衣所 トイレ 内装リフォーム

水回り4点と内装を一新する、中古住宅で定番のリフォームセットです。

■中古リフォームの注意点

・予算オーバー

中古リフォームでは物件購入費と工事費が分かれるため、バランスをしっかり考えないと予算オーバーに陥りやすいのが注意点です。

よく考えず物件を先に購入してしまうと、リフォーム費用で予算オーバーしてしまう可能性が高いです。

リフォーム前提で中古物件を探すときは、契約前に必ず私たち施工店に相談して見積もりを把握してください。

ハウスリンクは現場調査～見積もりまで無料となっていますので、購入予定の物件相談もお気軽にどうぞ。

・建物の状態

リーズナブルに購入しやすい中古住宅ですが、雨漏れやシロアリなどトラブルがあると余計なコストが掛かってしまいます。

リフォームベースの中古住宅を探す際は、メンテナンス履歴や見えない部分の状態もチェックしましょう。

内装や水回り設備はリフォームすればきれいになるので、見た目の状態に惑わされず建物の構造部に注目してみましょう。

床下や屋根裏などに点検口があれば覗き、ドアや窓など動くものはすべてスムーズに動作するかチェックしてみてください。

前の家主に話が聞ければ、過去のリフォーム履歴を質問するのも有効な判断材料になります。

・間取りの自由度

中古住宅のリフォームでは間取り変更するケースも多いですが、構造によっては制限されることもあるので要注意です。

例えば移動したい壁が「筋交い」「通し柱」など重要な構造になっている場合、間取り変更できないことが多いです。

ツーバイフォー工法やプレハブ工法など、間取り変更自体が難しい構造で建てられているケースもあります。

築年数が経っている中古住宅の間取りは、現代のライフスタイルに合わないことも少なくありません。

理想の間取りをイメージしながら物件を検討し、間取り変更可能かどうか確認してから契約しましょう。

建築図面をお持ちいただければ間取り変更可能か判断できることが多いので、お気軽にご相談ください。

■まとめ

中古住宅のリフォームは、コストパフォーマンス良く暮らしやすいマイホームを手に入れられるおすすめの選択肢です。

新築で良い物件が見つからないときも、中古まで視野を広げると理想のマイホームに出会える確率が上がります。

リフォームで新築同様の見た目・住み心地に仕上げるのも難しくないので、ぜひ積極的に検討してみてください。

【施工事例一覧】

入間市を中心とした埼玉・東京エリアのリフォームは、専門店のハウスリンクにご相談ください。

たくさんのリフォームをお手伝いしてきた経験をもとに、お客様のご予算やライフスタイルに合わせたプランをご提案いたします。

検討中の中古物件のリフォーム相談も大歓迎ですから、お気軽にお声かけください。