古いお風呂⇒ユニットバスのリフォーム事例&費用
古いお風呂のリフォームは、水漏れやシロアリ被害など心配な部分が多いですよね。
新しいユニットバスの商品代はチラシなどで分かりますが、解体・組み立てを含めた総額費用も分かりにくいことが多いです。
そこで今回は年数の経ったタイルお風呂からユニットバス交換の費用を、事例とともにご紹介します。
Contents
■古いお風呂のリフォームはメリット大♪
・段差が無くなってラクちん
昔ながらのタイルのお風呂は洗面所と洗い場の床に段差がありますが、新しいユニットバスはフラット床で出入りがラクちん♪
高齢のご家族やお子さんが居るご家庭では、転倒事故のリスクを減らせるのは大きなメリット。
・高断熱で光熱費節約
一つの密閉した空間になるユニットバスは、断熱性能が高く快適性・省エネ性能が高いのもメリットの一つです。
冬の一番風呂でも寒さを感じにくく、断熱浴槽ならお湯が冷めにくいので追い炊きを減らせます。
一日の節約金額はわずかでも、数十年スパンで考えると大きな節約効果が期待できますよ♪
・お掃除しやすい
目地にカビや汚れが発生しやすいタイル浴室と比べて、ユニットバスはお掃除しやすい工夫も盛りだくさん♪
最近の製品はパネルのつなぎ目がカビにくい構造になっていて、床も水はけを良くしてヌメリ汚れを防いでいます。
オプションで除菌水を撒く機能などもプラスできて、毎日のお掃除負担が軽くなるのはうれしいポイントです。
■古いお風呂⇒ユニットバスのリフォーム事例&費用
続いて、実際にタイル浴室をユニットバスにリフォームした事例を3つご紹介します。
それぞれサイズや工事範囲が異なる事例をピックアップしましたので、費用感の参考にしてみてください。
事例①:ユニットバス単体
施工先 | 飯能市 M様邸 |
---|---|
施工内容 | ユニットバス工事 |
工期 | 5日 |
費用目安 | 約84万円 |
使用製品 | TOTOサザナHT1616サイズSタイプ |
1坪サイズのタイル浴室を、TOTOの新しいユニットバスにフルリフォーム。
浴槽が大きくサイズアップし、洗い場カウンターや収納も増設して使い勝手も向上しています。
洗面所の壁紙と床はまだキレイなので、入り口枠のつなぎ目はパネルと敷居で補修しています。
カラーを合わせれば補修のわざとらしさはありませんし、次回内装貼り替え時にリフレッシュすればOKです♪
事例②:ユニットバス+洗面台交換
施工先 | 青梅市 O様邸 |
---|---|
施工内容 | 浴室リフォーム 洗面台リフォーム |
工期 | 6日 |
費用目安 | 約98万円 |
使用製品 | 浴室 LIXILアライズZ1616サイズ、洗面台 TOTOVシリーズ |
こちらもタイルの古いお風呂を新しいユニットバスに交換、さらに洗面所の内装と化粧台もセットでリフレッシュした事例です。
新しい浴槽は足を伸ばしてゆったり入れそうなサイズで、手すりもついて出入りもラクちん♪
洗面所の内装と設備も一新して、浴室・脱衣所セットで新築同様の気持ち良い仕上がりになっています。
事例③:ユニットバス+窓交換+外壁補修
施工先 | 入間市 T様邸 |
---|---|
施工内容 | ユニットバス工事、在来風呂解体、窓交換 |
工期 | 7日 |
費用目安 | 約124万円 |
使用製品 | LIXILアライズZタイプ1620サイズ、LIXILサーモスL上げ下げ窓 |
1.25坪の大きなユニットバス設置に合わせ、断熱性能の高い窓に交換した事例です。
窓は寒さが入りやすい場所なので、ペアガラスなど断熱性が高いものに交換すると浴室全体の断熱性がアップ。
外壁は既存に近いカラー・質感を選べば違和感がありません。
ハウスリンクではほかにもたくさんの浴室リフォーム事例を掲載しています。こちらもお時間のある時にどうぞ。
■古いお風呂リフォームのチェックポイント
30年以上使っているお風呂のリフォームを検討する際、チェックすべきポイントをご紹介します。
基本的には私たち施工店がアドバイスすべき内容ですが、お施主様ご自身も知っておくとトラブルを回避しやすくなりますよ♪
・水漏れ
お風呂場の水漏れは土台の腐りや後述するシロアリ被害につながるため、特に注意してチェックしたいポイントです。
- タイルに大きなひび割れがある
- 洗面所の床が柔らかくなっている
- 入浴後基礎に湿った跡が出る
特に「在来工法」と呼ばれるタイルのお風呂は、ひび割れ部分からの水漏れが発生しやすいので要注意です。
上記のようなサインが見られる場合、一度私たち専門家の点検・診断を受けることをおすすめします。
・シロアリ被害
長年の水漏れで腐食した土台・柱はシロアリの大好物になってしまい、床下で被害が進んでいるケースがあります。
シロアリ被害はお風呂を解体してみないと分からないことが多いのですが、前述の水漏れサインが出ているときはセットで疑った方が良いでしょう。
お風呂場や洗面所周りでアリを見かけることが多いケースも、シロアリが発生している可能性があります。
なるべく早い段階で発見・対処すると補修費用を抑えられますので、入浴前やお掃除のときに少し気にしてみてください。
・新しいユニットバスのサイズ
タイルのお風呂をユニットバスに交換するとサイズが変わることが多いので、新旧の差をしっかりチェックしましょう。
特にタイル浴室からユニットバスに交換すると、浴槽サイズが大きく変わるので要注意。
昔の浴槽は深めで肩までつかるスタイルでしたが、最近のユニットバスは浅い半身浴スタイルが主流です。
また洗面所と浴室の床がフラットのバリアフリー製品は、相対的に天井が低くなり圧迫感が出るケースもあります。
0.75坪・1坪以外の特殊なサイズの場合、浴室自体が狭くなることもあるので注意しましょう。
・浴槽の搬出経路
こちらは基本的に私たち施工店のチェックポイントですが、ご自身でも確認されるのがおすすめです。
例えば現在の浴槽が室内や玄関のドアを通れないサイズの場合、窓やドアを一度解体して搬出するケースもあります。
特にホーローやステンレスなど切断が難しい浴槽が付いている場合は、解体当日にトラブルが無いようしっかり搬出経路を打ち合わせしましょう。
・補助金活用
築年数が経ったお風呂の交換リフォームでは、国や自治体が運用している補助金を使えるケースがあります。
- 高断熱仕様の浴槽
- 浴室内手すりの設置
- 床のバリアフリー化
上記は一例ですが、国や市町村が補助金を用意しているほか、介護保険を活用できることもあります。知らずにリフォームしてしまうのはもったいないので、使える補助金がないか調べてみましょう。
お住まいやご家族の状況、選ぶ製品によって使える補助金がことなりますので、ぜひお気軽にご質問ください。
■古いお風呂のリフォームは施工店選びが重要!
水回り工事はリフォーム店の知識・経験・施工品質が求められますが、年数の経ったお風呂は特に店選びが重要です。
タイルを解体してみないと分からない部分もありますが、経験を積んだリフォーム店なら状況を見てある程度予測することができます。
見積もりの時点で必要な部材と工事をきっちり拾い出せないと、解体後に費用が増えてトラブルになるケースも・・・。
お風呂のリフォーム店選びでは次の3つのポイントを重視してみて下さい。
- :お風呂工事の実績が多い
- :聞いたことにすぐ答えてくれる
- :現場調査をしっかりしてくれる
お風呂リフォームの見積もりは基本的に現地調査が必要ですが、サッと寸法を測るだけでは正確な金額が出せません。「お風呂に入れないのは何日?」「浴槽はどこから運び出すの?」など、質問にすぐ答えられないのも問題です。
水漏れの有無やシロアリの可能性など正確な診断ができ、質問にパッと答えられる経験・知識のあるお店やスタッフを選んでください。
■まとめ
今回ご紹介した3つのお風呂リフォーム事例は、工事範囲やユニットバスサイズの違いで約80~120万円の費用差がありました。
タイルのお風呂は一軒ごとに状況が異なるため、工事内容や費用も変動します。
今回の事例も参考にしていただきつつ、正確なリフォーム費用を知りたい方はぜひお近くの専門店に相談してみてください。
入間市周辺のお風呂工事は、総合リフォーム店のハウスリンクにぜひご相談ください。
年間500件以上のリフォーム実績で培ったノウハウを活かし、お住まいにピッタリなお風呂リフォームをリーズナブルに提供いたします。
入間市下藤沢の店舗では、実際のユニットバスも展示しておりますのでぜひお気軽にご来場ください。
現地調査からお見積もりまでは無料ですので、ご自宅の点検も兼ねてお申し付けください。