ユニットバスメーカーの特徴と失敗しない選び方

ユニットバス TOTO タカラスタンダード リクシル

この記事では、初めてお風呂リフォームする方に向けて主要ユニットバスメーカーの特徴や、失敗・後悔を防ぐ選び方を解説します。

ショールームに行ったり見積もりを取ったりする前に、ぜひチェックしてみてください。

 

 

ユニットバスメーカー、何でこんなにある?

戸建てユニットバスリフォーム TOTOサザナ

初めてお風呂リフォームを検討する方は、多くのユニットバスメーカーやグレードがある事を知って驚くかもしれません。

「お風呂に入る」という目的や基本構造は同じなのに、たくさんのメーカーがあって迷ってしまいますよね。

ユニットバスのメーカー選びは、自動車や電気製品のメーカーを選ぶのに似ています。

例えば軽自動車はどのメーカーでも排気量や大きさはほぼ同じですが、機能やデザインが違いますよね。

大手メーカーならどの車でも大きな失敗はありませんが、こだわり派の方にとってメーカー選びは重要です。

ユニットバスも同じで、しっかり研究開発している大手メーカーなら性能・機能に大きな差はありません。

しかし同じ機能でも使い勝手の違いや微妙な浴槽サイズの違いなど、細かくこだわると満足度の高いユニットバスリフォームになります。

せっかくリフォームするのなら、ぜひメーカー選びにもこだわってみてください。

 

主要ユニットバスメーカーの特徴

※2022年9月時点の情報です。また各モデルの価格は定価を記載していますので、工事費などの詳細はお気軽にお問い合わせください。

 

TOTO

TOTO サザナ

TOTO公式HP(https://jp.toto.com/products/bath/)

TOTOは1964年の東京オリンピックを機に、日本で初めてユニットバスを開発したメーカーです。

すべりにくく水はけの良い「ほっカラリ床」、お湯の冷めにくい「魔法びん浴槽」など、老舗ならではの機能性が充実しています。

またスイッチ一つで洗い場や浴槽を掃除してくれる、便利なオプション機能も豊富です。

サイズ展開や浴槽のバリエーションなども充実しているので、目的に応じたユニットバスを見つけやすいでしょう。

 

戸建てユニットバス シンラ 122万円~

サザナ 81万円~

マンションユニットバス ひろがるWYシリーズ 124万円~

もっと広がるWTシリーズ 90万円~

WHシリーズ 53万円~

主な機能 床ワイパー洗浄

おそうじ浴槽

お掃除ラクラクほっカラリ床

お掃除ラクラク排水溝

魔法びん浴槽

 

リクシル

リクシル アライズ

リクシルHP:https://www.lixil.co.jp/lineup/bathroom/

INAX・サンウェーブなど設備メーカー5社が統合したリクシル。ユニットバスにも各社の技術力を活かした便利・快適機能がたくさんあります。

保温・水はけなどの基本性能はもちろん、水あかの付きにくいコーティング鏡など、オリジナル機能も豊富。

 

戸建てユニットバス スパージュ 110万円~

リデア 82万円~

マンションユニットバス リノビオV 85万円~

ソレオ 86万円~

主な機能 キレイサーモフロア

パッとくるりんポイ排水口

キレイ鏡

キレイドア

サーモバスS

 

 

タカラスタンダード

タカラスタンダード エメロード

タカラスタンダードHP:https://www.takara-standard.co.jp/reform/system_bath/

タカラスタンダードは耐久性の高いホーロー壁パネルを選べるのが特徴。

ガラス質のホーローはキズや汚れに強く、長年使っても美しい状態をキープできます。

また2.5センチメートル刻みのオーダーシステムもあり、特殊サイズに対応できる珍しいメーカーです。

 

戸建て・マンション共通ユニットバス プレデンシア 94万円~

グランスパ 38万円~

エメロード 54万円~

主な機能 ぴったりサイズシステムバス

耐震システムバス

パーフェクト保温

オートウォッシュ

ホーロークリーン浴室パネル

 

 

クリナップ

クリナップ ユニットバス

画像引用元:クリナップ(https://cleanup.jp/bath/)

クリナップのユニットバスはアクリア・ユアシスの2種類と分かりやすく、断熱・お掃除など基本的な性能も充実しています。

冬の入浴時に発生しやすいヒートショック現象を軽減する、床夏シャワーなど特徴的な機能も。

 

戸建て・マンション共通ユニットバス アクリア 110万円~

ユアシス 84万円~

主な機能 床夏シャワー

浴室まるごと保温

高断熱浴槽

足ピタフロア

クリンヘアキャッチャー

カビに強いクリンパッキン

 

 

パナソニック

パナソニック ユニットバス

画像引用元:パナソニック(https://sumai.panasonic.jp/bathroom/unit/)

家電から住宅まで幅広く手掛けるパナソニックのユニットバスは、ラインナップや機能のバリエーションが豊富です。

ミストサウナやジェットバス、テレビやサウンドシステムなど、美容・ラグジュアリー系のオプションがたくさん♪

デザインや入浴時間にこだわりたい方におすすめのメーカーです。

 

戸建てユニットバス Lクラス 190万円~

BEVAS 160万円~

リフォムス 140万円~

オフローラ 120万円~

マンションユニットバス MR 110万円~
主な機能 スゴピカ浴槽

3Dプロテクトクリーンフロア

スミピカフロア

保温浴槽

床・壁・天井断熱

ささっとキレイ排水口

 

 

ユニットバスメーカーの失敗しない選び方

ここからは、実際にユニットバスメーカーを選ぶ際に注目すべきポイントを解説します。

 

ランキングだけで選ばない

お掃除しやすいユニットバス

最近はインターネットなどでユニットバスメーカーの人気ランキングを簡単にチェックできますが、それだけで選ぶのは避けましょう。

多くの人にマッチしているメーカーだからと言って、ご自身の入浴スタイルに合っているとは限りません。

たくさん売れているメーカーはメリットも大きいですが、盲目的にランキングだけで決めてしまうと後悔する可能性があります。

ランキングはあくまで参考にして、ご自身の目でしっかり機能やデザインまで比較検討しましょう。

 

今のお風呂の不満を解消する機能で選ぶ

腰湯を楽しめる形状のユニットバス浴槽

ユニットバスメーカーを選ぶ前にまず今のお風呂に対する不満をリストアップし、解消できる機能があるメーカーを選ぶのもおすすめです。

お風呂リフォームをするそもそもの目的を明確にすることで、どのメーカーが適しているのは分かりやすくなるはずです。

 

「お掃除の時間を減らしたい」⇒ぬめり防止・オート洗浄機能のあるメーカー

「入浴中にもっとリラックスしたい」⇒サウンドシステム・ジェットバスのあるメーカー

 

上記のように解消したい不満や叶えたい入浴スタイルに合った機能がるメーカーを選べば、後悔や失敗を防ぎやすくなります。

似たような機能のメーカーが二社以上あるなら、使い勝手や性能を比較してみましょう。

複数の不満・要望がある場合、なるべく多く叶えられるメーカーを選べば満足度は高くなるはずです。

 

サイズを比較する

サイズに余裕のある1坪ユニットバス

ユニットバスの室内や浴槽サイズは、意外とメーカーごとに違いがあり影響が大きいため重要な選定ポイントとなります。

 

  • 天井高
  • 部屋の内法
  • 浴槽の長さ・幅・深さ・またぎの高さ
  • 出入り口のドア幅
  • カウンターの奥行き

 

天井高はメーカーや製品のグレードごとに意外とサイズが違い、入浴時の開放感に大きく影響します。サイズアップオプションを用意しているメーカーもあるので要チェックです。

例えば同じ0.75坪サイズでも「1216」「1317」とメーカーごとに種類があり、室内広さが5~10センチも変わるケースも。コンパクトなお風呂にとってはかなり大きな数字ですね。

また浴槽のサイズもユニットバスの満足度や使いやすさに大きく影響するので、しっかりチェックすべきポイント。

最終的にはショールームで実物をチェックしますが、メーカー選びの段階ではカタログで浴槽寸法も調べてみましょう。

 

なるべく実物をチェック

ここまでご紹介したポイントである程度メーカーやグレードを絞り込めたら、ショールームで実物をチェックしましょう。

前述した室内や浴槽の寸法も、実物を体験することで思ったより広い・狭いといったイメージ違いを防げます。

ただユニットバスを見るだけでなく、実際に浴槽に座ったりオプションを操作したりして使い勝手も確認してください。

 

信頼できるリフォーム店のアドバイスを聞く

お客様ご自身でユニットバスメーカーを比較選定する目も大切ですが、私たちリフォーム店のアドバイスもぜひ参考にしてみてください。

ノウハウのあるアドバイザーなら、今のお風呂に対するご不満やご要望をお伺いして適切なメーカーをご提案できるはずです。

逆に、ご要望と違う特定のメーカーを無理に推してくるリフォーム店は、少し警戒したほうが良いかもしれません。

複数のユニットバスメーカーについて詳しく、フラットな目線で説明してくれるリフォーム店を見つけて相談しましょう。

 

割引率で選ぶのもアリ

最終候補のユニットバスメーカーが複数ある場合は、見積もりの割引率で選ぶのも一つの考え方です。

ユニットバスの割引率は、リフォーム店の販売実績や仕入れ先によって変わります。

定価が同じ価格帯のユニットバスでも、リフォーム店によって割引率が違う可能性があるということです。

メーカーを変えてみると割引率が良くなり、同じグレードで安くリフォームできるケースも。

ただし価格だけでリフォーム店を選ぶと工事の質が落ちる可能性があるので、信頼できるお店に相談するのが前提となります。

 

撤退の可能性が少ない大手が安心

ここでご紹介した以外にもたくさんのユニットバスメーカーはありますが、長く使う設備なのでなるべく大手を選ぶのがおすすめです。

もちろん小規模メーカーは必ず撤退してしまうわけではありませんが、長年使ったときサポート体制が無くなる可能性があります。

その点大手メーカーはこれまで数十年ユニットバスを供給してきた実績があるので、将来のメンテナンス体制が安心です。

また販売台数が多いほど研究開発も進みやすく、大手メーカーは価格に対して機能・性能も充実しています。

よほどのこだわりが無い限り、なるべく名前を聞いたことがある大手ユニットバスメーカーを選ぶのが良いでしょう。

 

まとめ

ユニットバスのメーカーはたくさんあって悩みますが、よりクオリティの高いリフォームを目指すならちょっとこだわってみましょう。

メーカーごとの違いを掘り下げて、ご自身に合ったモデルを探すのも楽しいですよ♪

 

ハウスリンクの店舗とスタッフ

たくさん情報がありすぎて分からない!と言う方は、私たちプロのリフォーム店にご相談ください。

リフォーム専門店ハウスリンクの入間ショールームでは、実物のユニットバスを体験していただけます。

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