ウォシュレット交換は自分でor業者どちらが良い?|DIYの失敗例も
古くなったウォシュレットの調子が悪くなってきたら、自分で買ってきて交換を検討する方も多いと思います。
ウォシュレットは家電量販店やホームセンター、インターネット通販でも簡単に手に入るため、DIYしやすい設備と言えます。
ただし意外な盲点や失敗しやすいポイントもあるので、初めて交換する方はプロに依頼する方が良いケースも。
今回はウォシュレット交換を自分でした方が良い方、プロに頼んだ方が良い方それぞれ解説します。
自分でウォシュレット交換が良いケース
DIYが好きで作業に自信がある
普段から蛇口のパッキン交換や工作などのDIYをしていて、確実な作業に自信がある方はウォシュレット交換に挑戦しても良いでしょう。
DIYに慣れている方にとっては、ウォシュレット交換はそれほど難しい作業ではありません。
スムーズに進めば所要時間も1時間程度が目安なので、それほど負担にはならないでしょう。
工具を持っている
前述したようにDIYが好きで、モンキーレンチ・プライヤーなどの工具を持っている方も自分で交換するメリットは大きいです。
モンキーレンチやプライヤーは意外と価格が高く、一から工具を揃えると費用面のメリットが少なくなってしまいます。
ホームセンターやネット通販で安い工具も売っていますが、精度が低く使いにくいケースもあります。
元々ウォシュレットが付いている
既にウォシュレットが設置されていて給水分岐やコンセントが設置されている状況なら、交換のハードルも低いのでDIYしやすいです。
逆に言えば暖房便座や普通便座が付いていてウォシュレットを新設する場合は、少し難易度が高くなるということです。
コンセントの移設や新設は電気工事士しかできないので、無い場合は必然的に業者に依頼することになります。
便器とウォシュレットの適合を判断できる
ご自身で今の便器と新しウォシュレットの品番を調べて、組み合わせ可能かどうか判断できる方もDIYに必要な条件です。
ほとんどのウォシュレットは取付穴が同じ規格ですが、便器のサイズは標準・大型の2種類が存在します。
「標準」「スタンダード」「大型」「エロンゲート」などメーカーによって呼び名が違うため、カタログ寸法図や実寸で判断する必要があります。
カタログを読み込むのや調べ物が得意な方は、ご自身でウォシュレット交換しても失敗する可能性は低いでしょう。
業者にウォシュレット交換を頼むのが良いケース
DIYは初めてで自信がない
今まで簡単なDIYもしたことが無く、作業に自信のない方はプロのリフォーム業者にウォシュレット交換を依頼したほうが良いでしょう。
ウォシュレット交換は比較的ハードルが低いものの、給水管を扱うため水漏れが発生したときの被害は大きいです。
ナットの閉め具合一つでポタポタ水漏れが発生することもあるので、確実な作業をする自身の無い方はリフォーム店に相談してください。
どのウォシュレットが合うのか分からない
今のトイレに適合するウォシュレットの判断が付かない方も、プロに依頼するのがおすすめです。
せっかく安いウォシュレットを見つけても、自宅のトイレに使えなければ余計な出費になってしまいます。
本体が適合しないケースは少ないですが、同梱部品が足りるかなど判断すべきポイントはたくさんあります。
トイレ内にコンセントが無い
前述したように現在トイレ内にコンセントが無い場合は、必然的に電気工事士の居るリフォーム店に依頼することになります。
またコンセントが手前にあるトイレでは、ウォシュレットの電源コードが届かない場合があるので要注意。
水回りで延長コードを使うのは避けたほうが良いので、その場合もプロに依頼してコンセントを移動してもらいましょう。
忙しくて作業時間がない
お仕事や子育てなどでウォシュレット交換の時間が確保しにくい方も、プロに依頼したほうが良いかもしれません。
今のトイレに適合するウォシュレットを探し、インターネットやホームセンターで価格調査をすると、作業以外にも意外と時間がかかります。
頑張って安く済ませたつもりでも、かかったトータルの時間と手間を考えたらプロに頼んだ方が良かった・・・と言うケースも少なくありません。
大切な休日をウォシュレット交換に費やす前に、リフォーム店への相談も検討してみてください。
トイレを20年前後使っている
新築から20年前後経っているトイレは、ちょうど交換時期なのでウォシュレットと一緒にまるごとリフォームを検討するのがおすすめです。
ウォシュレットだけ先に新しくしてトイレを交換するとき再利用もできますが、一緒に変えたほうが工賃は安くなるためです。
また古いトイレは水漏れリスクや水量のムダなどもあるので、リフォームするメリットも大きくなります。
DIYウォシュレット交換でよくある失敗
ウォシュレットがトイレに合わない
最近のトイレはほとんど大型(エロンゲート)サイズですが、まれに合わないウォシュレットもあるので要注意です。
サイズが合わないウォシュレットはガタツキが出ることがあり、ムリに使うと破損する可能性も考えられます。
またコンセントの位置によっては、新しいコードが届かないといった失敗ケースも。
左右の幅やドアの位置によっては、新しいウォシュレットが干渉してしまうこともあります。
メーカーホームページやカタログにチェックポイントが記載されていることも多いですが、自身の無い方はプロに合う商品を相談しましょう。
作業中水漏れしてしまった
ウォシュレット交換は正しい手順を守らないと作業中水漏れし、大きなトラブルに発展する恐れがあります。
止水栓を開閉するタイミングを間違えると一気に水が出てしまい、床が水浸しになることも。
古い止水栓が固着していて水を止められず、大量の水漏れに発展する可能性もあります。
特にマンションやアパートなどの集合住宅は、水漏れが下の階まで到達して大きな被害につながるケースも・・・。
心配なら住まい全体の元栓を閉めておき、作業が完了してから水圧をかけるのが安心です。
繰り返しになりますが、自分でウォシュレット交換するならしっかり手順を確認し、信頼できる道具も用意しましょう。
便器や便座が破損した
作業ミスで便器や便座にキズが付いたり、破損して使えなくなったりする失敗も考えられます。
ウォシュレット本体は樹脂でできているので、工具や本体をぶつけると簡単にキズが付いてしまいます。
見た目が悪くなるだけでなく、キズの凹凸に汚れが付きやすくなるので要注意。
またビスやボルトを締めすぎて、本体が割れたりネジ山がナメたりするのもよくある失敗例です。
本体をしっかり固定しつつ破損しない微妙な力加減が求められるので、やはり作業に不慣れな方は手を出さないのが無難です。
やっぱり業者に頼んだけど断られた
DIYに挑戦してみたけどやはり難しいのでプロに取り付けを頼んでみた結果、断られてしまうことも多いです。
インターネットやホームセンターで購入したウォシュレットの取り付けは「施主支給」と呼ばれます。
施主支給だと万が一故障や水漏れがあった場合、工事・商品のどちらが原因なのか分からないため、対応しないリフォーム店が多いのです。
自分でウォシュレット交換を検討する際は、しっかり下調べをして確実にできることが分かってから商品を注文するようにしてください。
まとめ
ウォシュレットは自分で交換しやすい設備ですが、落とし穴も多いので初めての方はリフォーム店への相談も検討してみてください。
水回り設備はプロの確実な作業が安心ですし、工事保証が付くのもうれしいポイントです。
費用・安心感・DIYの手間やリスクをしっかり検討し、ご自身に適した選択肢を選びましょう。
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