雨漏り修理はどこに頼むのが正解?修理業者の選び方5点
自宅で雨漏りを発見したけど、どこに修理を頼んだらよいか分からない・・・。
この記事ではそんな方のために、雨漏り修理を頼める業者の選択肢や選び方を分かりやすく解説します。
ポイントを押さえて信頼できる雨漏り修理業者を選び、適正価格でしっかり直してもらえるように取り組みましょう。
Contents
雨漏り修理はプロに依頼すべき
最初に覚えておいていただきたいのは、雨漏り修理は非常に難易度が高く、専門性の高い技術だということです。
水分はほんの少しのすき間からも侵入するうえ、梁・野縁などの横方向部材を伝って大きく移動したり、「毛細管現象」で上に登ったりすることもあります。
天井の雨漏れを辿ってみたら、全く違う場所が原因だったということも珍しくありません。
つまり正しい建築知識と経験が無いと、雨漏れの原因を突き止めて修理するのは難しいということです。
ちょっとした雨漏りだからと言ってご自身で診断・修理するのは控え、プロに調査を依頼しましょう。
雨漏り修理はどこに頼むのが正解?
工務店・ハウスメーカー
ご自宅の築年数が10年以内の場合は、建てた工務店・ハウスメーカーの保証期間内なのでまず声をかけるのが良いでしょう。
施工不良が原因で雨漏りしている場合、無償で修理してもらえる可能性が高いです。
ただし工務店やハウスメーカーは「家を建てるプロ」であり、「雨漏り修理のプロ」では無い点に要注意。
新築を作るのと雨漏りを診断・修理するのは別の技術なので、建てた工務店に頼んでもなかなか直らないケースも。
また新築業者にとって雨漏り修理は大きな売り上げにならないので、見積もり金額が高いこともあるようです。
保証期間を過ぎていたり、担当者に不満があったりする場合は、あえて選ぶメリットはあまり無いかもしれません。
リフォーム店
地域のリフォーム専門店では、ほとんどの場合雨漏り修理の点検・相談を受け付けています。
総合リフォーム店なら大工・防水・板金など複数の技術に精通しているので、正確な診断と修理技術が期待できるのがメリット。
小さな修理やメンテナンスにも対応しているリフォーム店なら、価格の心配も少ないでしょう。
ただし水回りや内装など特定ジャンルに特化したリフォーム店だと、雨漏りの実績が少なくきちんと修理できない恐れがあります。
この後ご紹介する雨漏り修理業者の選び方を押さえて、信頼できるリフォーム店を見極めましょう。
雨漏り専門業者
雨漏りの修理だけに特化した専門業者は、スピーディーな対応と分かりやすい料金体系が魅力の選択肢です。
24時間体制で受け付けしている業者が多いので、台風などによる緊急雨漏りなどのケースでも頼みやすいのが特徴。
専門業者なので、正確な診断と修理技術も期待できるでしょう。
一方で高額費用を請求されたり、雨漏りが直らず対応もしてくれなかったりするなど、悪徳業者の報告もあるので注意が必要です。
塗装・防水・板金職人
雨漏りの原因となることが多い外壁屋根の塗装、ベランダ床の防水、雨どいの板金など、職人に相談するのも選択肢の一つです。
工務店やリフォーム店を通さず直接相談すると、リーズナブルな価格で修理してもらえるのが大きなメリット。
ただし専門分野以外のことは外注することになるので、かえって割高になってしまうケースもあります。
外壁のひび割れから雨漏りしているなど、原因がはっきりしている場合は頼むメリットが大きいかもしれません。
雨漏り修理業者の選び方5つ
どの会社・職人に頼む場合でも、次の6つのポイントをチェックして信頼できる業者に相談しましょう。
①原因を特定・説明してくれるか?
原因が特定できていない状態では、どんな作業をしても雨漏りを止めることはできません。
しっかり現地調査を行い、原因を特定したうえて分かりやすく説明してくれる修理業者を選びましょう。
②見積書があり費用が適正か?
緊急性の高い雨漏りでは当日そのまま作業をするケースもありますが、必ず見積書は出してもらいましょう。口約束だと、後で内容や金額についてトラブルになるリスクがあります。手書きでもOKなので、複写紙などで金額と作業内容を確定させてから契約してください。
雨漏り修理の費用は状況によって変動しますが、作業内容を聞いた上で納得できる金額かどうかで判断しましょう。
③資格・営業許可があるか?
雨漏り修理は資格や営業許可が無くてもできますが、業者の技術力や信頼性をチェックするのに効果的なポイントです。
例えばハウスリンクは埼玉県の建設業許可を取得しています。建設業許可は資金面・技術面の水準をクリアしないと取得できないため、悪徳業者回避に効果的です。
- 雨漏り診断士
- 一級・二級建築士
- 建築板金技能士
- 屋根外装調査士
このような資格も技術力を量る一つの指標になりますので、チェックしてみて下さい。
④自社施工体制か?
実際に作業する職人を自社で直接手配する「自社施工体制」の業者を選ぶ事も大切です。
窓口の業者が外部の会社に発注しさらに職人を手配する「外注体制」だと、腕の良い職人が来るかどうか分かりません。ムダな中間マージンも発生するので、修理費用も高くなります。
専門性が高く腕の良い職人を抱えている業者は自社施工体制がほとんどなので、契約する前に質問してみてください。
⑤保証期間があるか?
作業内容によって異なりますが、雨漏り修理に対する保証期間があるかどうかも重要なチェックポイントです。
例えばハウスリンクの場合、ベランダ防水の雨漏り修理は3年、すき間シール工事なら2年といったように保証期間が決まっています。
現場の状況や作業内容によって保証期間が変わることもありますが、契約前に必ず何年保証してくれるのか確認しましょう。
雨漏りを放置するとどうなる?
どの構造の建物にとっても、雨漏りの放置は重大なダメージにつながる恐れがあります。
- 木造:梁や柱が腐る⇒シロアリ被害
- 鉄骨造:梁や柱が錆びる
- RC造:コンクリート内部の鉄筋が錆びて膨張し破損
水分に弱いイメージのある木造はもちろん、鉄骨造やRC造でも雨漏れを放置すると構造部に大きなダメージが発生します。
梁や柱が錆びたり壁が破損したりすると、耐震性が低下して大きな地震による倒壊リスクが高くなります。雨漏りを放置して症状が進行すると、補修費用が余計に掛かってしまうことが多いです。
大雨の時だけ天井にポタポタと雨漏りするようなケースでも、実は天井裏が常に濡れていて劣化が進んでいることも少なくありません。
一度でも雨漏りが発生したら、プロの診断を受けて住まいを守りましょう。
雨漏りのよくある原因
冒頭でもお伝えしたように雨漏りの原因はさまざまで、診断や修理の難しさにつながっています。
- ベランダ床の防水不良や排水口詰まり
- 瓦の漆喰が劣化
- コロニアルの縁切りをしていない
- 外壁のひび割れやコーキング劣化
- 出窓やオーニングの入隅
- 天窓の防水劣化
- 太陽光発電の施工ミス
- 雨どいの詰まりや故障
ここに挙げた原因はほんの一例ですが、塗装・板金・大工・サッシ・設備など、複数の分野にまたがっています。
雨漏りの原因を診断は、建築知識・技術に広く精通していないと難しいことが良く分かりますね。
繰り返しになりますが、雨漏り修理業者はこれらの分野に精通したプロフェッショナルを選ぶようにしてください。
雨漏り修理に保険が使える?
前述したように雨漏りの原因はさまざまですが、ご自宅で契約している火災保険や地震保険が使えるケースもあります。
- 火災保険が使える雨漏りの例:台風で屋根が飛んで雨漏りした
- 地震保険が使える雨漏りの例:地震で外壁にひびが入り雨漏りした
上記のように、天災や地震が原因となった雨漏りには、火災保険や地震保険が使える可能性があります。
もしご自宅で加入している住宅保険があるなら、一度契約内容を見直してみると良いかもしれません。
ただし最近は「保険を使って0円で雨漏り修理できる」と勧誘する悪徳業者の報告もあるので要注意。
悪徳業者にそそのかされて嘘の理由で保険金請求すると、保険金詐欺として訴えられてしまう恐れがあります。
雨漏りで保険を使う際は、正しい手順と内容で申請しましょう。
まとめ
雨漏り修理は築10年以内なら工務店やハウスメーカー、それ以外は実績のある総合リフォーム店に頼むのがおすすめです。
営業許可や資格、実績なども確認して、信頼できる雨漏り修理業者を選びましょう。
埼玉県入間市周辺の雨漏り診断・修理は、リフォーム専門店のハウスリンクにご相談ください。
累計3000件以上のリフォーム実績で培ったノウハウで、雨漏りの原因をしっかり突き止めて修理いたします。
現地調査・お見積りは無料ですので、お気軽にご相談ください。
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