キッチンにおすすめな床材って?考えるべき5つのポイントとリフォーム事例を紹介
キッチン本体の交換するときに、一緒に検討してほしいのが床材のリフォームです。
水や油などが跳ねることが多いキッチンの床は、居室の床と比べて傷みやすい環境にあります。
長い期間水分を放置しておくと湿気が溜まり、床のきしみやシロアリ被害の原因につながることも。
今回は、キッチンの床材を選ぶときのポイントやおすすめの床材を紹介します。
キッチンリフォームを検討している方は、ぜひチェックしてみてください。
コラムのポイント
・キッチンをリフォームするときは床材選びにもこだわりましょう。
・さまざまな床材の特徴を理解し、自分に合うものをキッチンに取り入れてくださいね♪
Contents
キッチンの床材を選ぶときに大切な5つのポイント
キッチンの床材を選ぶときに意識すべき5つのポイントを紹介します。
①耐水性のある床材がおすすめ
キッチンでは、食器や食材を洗うことが多いため、水が床に跳ねやすい空間です。
しかし、調理中などは水跳ねのたびに拭き掃除をするのは不可能ですよね。
片付け後にまとめて拭くのでも問題ないような、耐水性の高い床材を選びましょう。
②油や汚れが落ちやすい床材でお手入れを楽に
キッチンの床は、水だけでなくさまざまなものが飛び散ります。
- 油
- 食材から出る水分
- 洗剤
そのため、すぐに汚れが落ちるようなお手入れしやすい床材を選ぶことが大切です。
水拭き可能な床材はもちろん、中性洗剤などの身近にあるお手入れ用品で掃除できる床材を選びましょう。
③冬場に冷えにくい床材で快適性アップ
「冬場のキッチンは寒さが辛い‥」と感じる方も多いですよね。
手元は火を使うため暖かいですが、足元に冷気が溜まるため身体全体は中々温まりません。
そのため、冷えにくい床材を選んでキッチンの快適性を上げることがポイントです。
より高い快適性を求めるなら、床暖房をキッチンに採用することもおすすめ。
タイマー機能もある床暖房なら、キッチンを使う時間に合わせて暖めることができますよ♪
床暖房対応の床材を選んで、家事をしやすいキッチンにリフォームしましょう。
④滑りにくい床材で安全性を確保する
調理中はシンク・コンロ・冷蔵庫などを行き来するため、キッチンは意外と移動が多い空間です。
水跳ねや食材が落ちている場所を通ってしまうと、思わず足を滑らせてしまうことも。
滑りにくい素材を選んで、安全性の高いキッチンに仕上げましょう。
⑤周りの内装デザインに合う床材を選ぶ
せっかくリフォームするなら、内装デザインにもこだわりたいですよね。
かっこいいキッチンを新調しても、床材とマッチしていないと魅力が半減してしまいます。
また、キッチンはリビング・ダイニングと一体の空間になっているケースも多いため、統一感を考えることも大切です。
周りの設備や空間とのバランスを考えながら、空間デザインを高めるような床材を選んでくださいね♪
キッチンにおすすめな床材の種類と特徴を紹介
キッチンにおすすめしたい床材の種類を紹介します。
それぞれの特徴を理解して、自分の住まいに合った床材を考えてみましょう。
フローリング
フローリングはキッチンに限らずリビングダイニングや各居室など、幅広い空間で採用されている床材です。
木目調の床材は温かみがあり、肌触りもさらっとしていて優しい点が特徴的として挙げられます。
フローリングには「無垢フローリング」と「複合フローリング」の2種類あります。
無垢フローリングは天然木を切り取った1枚板の床材、複合フローリングは合板下地の上にシートや薄い板が張られた床材のことです。
【無垢フローリングの特徴】
- 無垢の木で作られているため肌触りが良い
- 天然木ならではの木目の美しさや経年変化が楽しめる
- 柔らかいため傷つきやすい
- こまめなお手入れが必要
【複合フローリングの特徴】
- 傷がつきにくく衝撃に強い
- 品質が均一で反り曲がりなどが起こりにくい
- 表面に防水・防汚コーティングされているタイプもありメンテナス性が高い
- 無垢フローリングよりも安価
- 木本来の風合いは感じにくい
キッチンの床材としては複合フローリングがおすすめです。
特に、表面に防水・防汚のコーティングがされている機能性の高いフローリングは、お手入れも楽で長持ちします。
無垢フローリングを採用する場合はこまめなお手入れを行い、水や油跳ね防止のためにキッチンマットを敷くと良いでしょう。
タイル
玄関の床材として採用されることが多いタイルは、内装用の床材として取り入れることもできます。
タイルは種類やカラーが豊富でデザイン性も高いため、おしゃれなキッチンにしたいという方に人気です。
また、屋外用の床材としても取り入れられるため、耐水性や耐久性の高さも魅力の1つでしょう。
タイルのデメリットは3点です。
- タイル同士をつなぐ目地が汚れやすい
- 冬場はかなり冷えるため暖房対策が必須
- 硬い素材で滑りやすいため安全性は低い
タイルはデザイン性や機能性が高い床材ですが、快適性には優れません。
採用する場合は、床暖房対応のタイルを選んだり、滑りにくいマットを敷くなどの工夫を行ってくださいね。
フロアタイル
フロアタイルとは、合成樹脂でできている薄い板状の床材のことです。
タイルと異なり軽く柔らかいので施工性も高く、リフォームでも多く採用されています。
既存の床材の上からフロアタイルを敷き詰めることもできるため、手軽に床材を変更したい方におすすめです。
フロアタイルは耐水性が高く傷つきにくい点が特徴で、キッチンなどの水回りの床材に向いています。
お手入れもしやすく、汚れや傷みがひどい場合は簡単に交換が可能なため、メンテナンス性にも優れている点もメリットです。
ただし、フロアタイルは薄い素材なので石材のタイルと比較すると耐久性は劣ります。
DIYでの施工も可能ですが、フロアタイル同士に隙間ができると水が染み込み、建物が傷む可能性があります。
キッチンなどの水回りはリフォーム会社に依頼し、質の高い施工を行うことが望ましいでしょう。
クッションフロア
クッションフロアは、洗面脱衣所やトイレなどの水回りに採用されることが多い床材です。
フロアタイルと同様に合成樹脂で出来ているため、耐水性に優れています。
さらに、クッションフロアは大きなシート状の床材なので、細かな目地がない点も大きな特徴です。
目地に水などが染み込む心配がなく、お手入れも楽な床材と言えるでしょう。
さまざまな色・柄がありますが、フローリングやタイルと比較するとデザイン性は劣ります。
柔らかな素材のため、重い家電や食器棚などを置くと、床に跡が付く点もデメリットです。
キッチンの床材張り替えのリフォーム事例を紹介
キッチンの床材をリフォームした家の事例を紹介します。
事例① フローリングへ張り替え
before
築年数と共に傷んできた床を張り替え。
after
キッチンの柔らかな印象に合う、明るめのフローリングを採用しました。
フローリングはDAIKEN「フォレスティア」です。
事例② クッションフロアへ張り替え
before
元々クッションフロアのキッチンでしたが、入り口付近が劣化して剥がれてきています。
after
木目のキッチンが引き立つような、グレーのクッションフロアを選びました。
使い心地の良さだけでなく、デザイン性の高さも叶えたおしゃれなキッチン空間です。
事例③ クッションフロアへ張り替え
before
レトロな柄が印象的なクッションフロア。
after
木目調のクッションフロアへ変更。
キッチン解体時に床が弱っていたため、床の補強工事も行っています。
まとめ
キッチンの交換を行う際には床にも目を向け、傷んでいたら張り替えを行いましょう。
床材の機能性・快適性・デザイン性など、さまざまな点を考慮して選ぶことが大切です。
キッチンでの家事効率や快適性が高まるように、自分に合った床材を採用してくださいね♪
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