外構・エクステリアリフォームのビフォーアフター|実例と費用を紹介
リフォームと聞くと、建物の修繕やメンテナンスを思い浮かべる方が多いでしょう。
しかし、外構も年数と共に劣化していくため、定期的なリフォームを行うことをおすすめします。
外構を劣化したまま放置しておくと使いにくくなるのはもちろん、天災時などに破損して被害が大きくなる可能性もありますからね。
今回は、外構・エクステリアリフォームの内容や費用相場、実例を紹介します。
外構のリフォームを検討している方は、ぜひ参考にしてみてくださいね。
コラムのポイント
・外構・エクステリアリフォームは100万円以下で行われるケースが多いです。
・さまざまな工事内容があるため、実例を元に必要な外構リフォームを検討してみましょう。
Contents
外構・エクステリアのリフォームでどんな工事ができる?
外構・エクステリアのリフォームでは、さまざまな工事を行うことが可能です。
- 元々ある外構にプラスする
- 劣化した部分を修繕・やり直す
- 何もない敷地に外構工事を行う
新築時に行う外構と同じような内容の工事を行うことができます。
具体的な内容を確認しましょう。
庭のリフォーム
庭のリフォームでは、次のような内容の工事が行われることが多いです。
- 防草シート敷き
- 砂利・砕石敷き
- 人工芝・天然芝施工
- 物置設置
- ウッドデッキ施工
- サンルーム施工
- テラス屋根施工
古くなった防草シートや人工芝を張り替える場合もあれば、元々土だった空間に砂利や芝を敷くケースもあります。
雨水が溜まりやすい空間に砂利や砕石を敷いて、対策をするリフォームなども可能です。
駐車場のリフォーム
駐車場のリフォームは、次のような内容の工事を行うことができます。
- 土間コンクリート敷き
- カーポート設置
- EVコンセント設置
元々砂利だった駐車場に土間コンクリートを敷くことで、駐車がしやすくなって見栄えも良くなります。
もちろん、既存の土間コンクリートやカーポートの補修も可能です。
アプローチのリフォーム
玄関までのアプローチをリフォームすることも可能です。
- 舗装工事
- スロープ施工
- 手すり設置
- ポスト・機能門柱の設置
タイルやレンガ、コンクリートなどを敷いてアプローチを舗装することで、歩きやすくなります。
もちろん既存のアプローチの補修も可能です。
また、バリアフリーにするためにスロープや手すりを新設するリフォームも可能です。
アプローチをリフォームして、家への動線を良くしましょう。
境界のリフォーム
古くなったブロック・フェンスを解体し、敷地の境界に沿って新たに新設するリフォームを行うこともあります。
または、解体だけを行ってブロックなどは新設せず、現在主流のオープン外構で仕上げる事例も少なくありません。
現在の建築基準法では、平成30年6月の大阪北部地震の被害を踏まえて、ブロック塀の高さは2.2m以下と定められています。
また、1.2mを超えるブロック塀には、支えとなる返し壁を施工しなければなりません。
これらを満たしていないブロック塀は、地震時に倒壊の危険性があるためリフォームを検討しても良いでしょう。
参考ページ:建築:ブロック塀等の安全対策について|国土交通省
また、隣地に新たに住宅などが建った際に、ブロック・フェンスを施工するという事例もあります。
隣地との境界の中心にブロック等を施工する場合、隣家と費用を折半できるため事前に話し合いを行いましょう。
エクステリアリフォームの費用は100万円以下が多い
エクステリアリフォームは、工事内容や範囲によって金額はさまざまです。
そのため、一概に「いくらでリフォームができる」とお伝えすることはできません。
しかし、ハウスリンクで行ったエクステリアリフォームの事例を踏まえて判断すると、100万円以下でリフォームが行われているケースが多いです。
また、外構の一部だけリフォームや補修を行う場合は、50万円以下のことがほとんどです。
エクステリアリフォームは、敷地の広さや現状によって、費用が大きく変わります。
必ず現地調査を行ってもらってから、見積もりを依頼しましょう。
敷地の図面などもあると、打合せがスムーズに進みやすいです。
外構・エクステリアリフォームのビフォアフター
外構・エクステリアリフォームを行った住まいのビフォアフターを紹介します。
実例① 庭の雑草対策リフォーム
before
砂利の隙間から雑草が生え、手入れしにくく見栄えが悪い状態でした。
after
雑草を処分した後に、まずは防草シートを敷き詰めました。
防草シートを敷くことで、雑草が生えにくくなります。
その上から白砂利を撒いて、和の雰囲気に合うおしゃれな庭に。
手入れも楽になり、デザイン性も高まったエクステリアリフォームです。
施工先 | 狭山市 |
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施工内容 | 雑草処分、防草シート、白砂利 |
工期 | 2日 |
費用目安 | 25万円程度 |
使用製品 | 白砂利 |
実例② ウッドデッキ新設工事
before
ウッドデッキを施工したいとご依頼を頂き、工事を行った事例です。
after
18㎡(約5.5坪)の広々としたウッドデッキをご希望でした。
樹脂ではなくヒノキの木製ウッドデッキを施工しました。
防腐剤を注入し、できるだけ長持ちするような工夫を行っています。
ご予算とご要望に合わせて提案を行った外構リフォームの事例です。
施工先 | 埼玉県入間市 |
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施工内容 | 18㎡サイズのウッドデッキ設置 |
工期 | 6日 |
費用目安 | 約70万円 |
実例③ ワンちゃんのためのエクステリアリフォーム
愛犬のために、人工芝を施工したエクステリアリフォームです。
芝は犬が走り回っても足腰に負担がかかりにくいため、庭にドックランを作りたい方におすすめします。
人工芝は、天然芝のように芝刈りも必要ないので、お手入れが楽な点も魅力的です。
人工芝の奥には物置を設置し、物干しスペースの上部に雨除けのテラス屋根も施工しました。
建物前の空間を無駄なく活かした外構のリフォーム事例です。
施工先 | 入間市 |
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施工内容 | 物置設置、テラス屋根設置、人工芝、タイル |
工期 | 4日 |
費用目安 | 70万 |
使用製品 | 物置、テラス屋根 |
実例④ 駐車場リフォーム
before
元々インターロッキングで仕上げていた駐車スペース。
建物の築年数と共に、色落ちや汚れが気になるようになっていました。
after
車1台分くらいのスペースを、土間コンクリート敷きへリフォーム。
すっきりとした印象の駐車スペースに生まれ変わりました。
EV自動車用のコンセントも新設しています。
洗車がしやすいような位置に、新たに立水栓を施工。
既存の水栓は撤去しています。
地中に水が浸透しやすいように、水栓周りは人工芝を施工。
見た目・機能性共に大満足な駐車スペースのリフォーム事例です。
施工先 | 川越市 |
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施工内容 | 外構工事(駐車場) EVコンセント設置 |
工期 | 12日 |
費用目安 | 87万円程度 |
使用製品 | EVコンセント |
まとめ
外構やエクステリアも、建物と同様に経年劣化していきます。
適切なタイミングでリフォームすることで、使いやすい庭や駐車場を維持することが可能です。
エクステリアリフォームは100万円以下で行われるケースが多いですが、費用は工事内容によって大きく変わります。
現地を見てもらった上で、リフォーム内容を相談してみてくださいね。
建物と同時に外構もリフォームするなら、リフォーム会社に依頼することをおすすめします。
打合せもスムーズに進みますし、外装リフォームに合わせた外構提案なども可能です。
信頼できるリフォーム会社を見つけて相談してみてくださいね。
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