リフォームの見積もりを取るときの注意点とは？チェックすべき5つのポイント

見積もりチェックはリフォーム契約を行う前に、必ず行うべきことです。

金額の確認をして、さまざまなリフォーム会社と比較することができますからね。

しかし、見積もり依頼の仕方を間違えると、希望と異なる見積書が提出されることがあるため注意が必要です。

 

今回は、見積もり依頼をするときの事前準備や注意点についてお伝えします。

見積もりのチェックポイントや、見積書からわかる会社の良し悪しについても解説しますので、ぜひ参考にしてみてくださいね。

 

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コラムのポイント
・リフォームを行う際は、必ず現地調査をしてもらった後に見積もりを依頼しましょう。
・見積もりに対する事前の対策や注意点を理解しておくことで、スムーズにリフォーム計画を進めることができます。
・見積書は金額以外にもわかることが色々あるため、こまかな点までチェックしてみてくださいね。

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リフォームの見積もりを依頼する前にすべきこと

リフォームの見積もりを取るときには、事前に準備を行うことをおすすめします。

準備をしておくとスムーズに依頼ができ、正確な見積もりを提出してもらいやすいです。

 

リフォーム会社に伝える内容を整理する

まずは、リフォームしたい内容を整理しましょう。

 

• どこをリフォームしたいか
• リフォームしたい理由（古い・狭い・使い勝手が悪いなど）
• 予算はどのくらいか
• いつまでにリフォームしたいか

 

家族でリフォームについて事前に話し合いを行ってくださいね。

「絶対にやりたい箇所」と「可能であればやりたい箇所」を分けておくと、リフォーム会社に相談しやすいです。

 

見積もりを依頼するリフォーム会社を探す

家族での話し合いがまとまったら、リフォーム会社を探します。

最近はネットで簡単に複数社に依頼できるサービスなどもありますが、会社の雰囲気や実績が分かりにくいことも。

地元で長く愛されているような、実績の多いリフォーム会社をおすすめします。

 

気になるリフォーム会社が見つかったら問い合わせして、打合せの日時を調整してください。

2～3社に相談をして、営業マンの対応やリフォームの提案力、金額などを比較しても良いでしょう。

 

図面を用意しておく

リフォーム会社との打合せをスムーズに進めるために、建物の図面を用意しておいてください。

築年数が古い建物で図面が見つからない場合は、なくても大丈夫です。

内装・外装リフォームなどを検討している場合は、画像などもあるとイメージの共有がしやすくなります。

 

必ず現地調査をしもらって対面で相談をする

見積もり作成前に、必ず家に来てもらって現地調査をお願いしましょう。

建物の現状を見ることで、より細かく正確な見積書を作成してもらうことができるからです。

また、対面で打合せることで営業マンの対応などを確認できるため、安心して任せられるかの判断材料になります。

 

現地調査のときは、ものを全て移動させる必要はないですが、家の状態を確認できる程度には片付けておきましょう。

 

見積もりを作ってもらうときの5つの注意点

見積もり依頼時の注意点を紹介します。

 

①相見積もりを取る場合は同じ条件で

複数のリフォーム会社に見積もり依頼するなら、同じ条件を伝えましょう。

条件が大きく異なると、見積もりの比較ができなくなってしまうからです。

2～3社から相見積もりを取ると、適正な価格なのかの見極めがしやすくなります。

 

②依頼した内容をメモに控えておく

依頼した内容はメモに控えておくことをおすすめします。

なぜなら、見積もりを貰ったときに細かな依頼内容が反映されているか、チェックすることができるからです。

見積もりを作ってもらうときも、メモがあれば伝え忘れがなくなります。

 

③おおよその金額ではなく詳細な見積もりを作ってもらう

リフォーム会社によっては、見積もりを依頼しても詳細な金額が載っていない見積書を渡されることがあります。

さまざまな工事を依頼したのに、「工事一式」のように項目がまとめられていることも。

これでは工事内容が分かりませんし、他の会社との金額の比較もできません。

依頼時に、詳細な見積もりを作ってもらうようにお願いしましょう。

 

④見積もりを受け取る期日を決める

見積もりを依頼したときに、いつまでに作ってもらえるかを確認することをおすすめします。

作成期間が長いとスムーズにリフォーム計画が進みませんし、他の会社との打合せも滞ってしまうからです。

一般的に、1～2週間で見積書を作成してくれるリフォーム会社が多いため、その程度の期限でお願いすると良いでしょう。

 

⑤見積もり作成に費用がかかるのか確認する

現地調査や見積書作成は、無料で行ってくれるリフォーム会社がほとんどです。

しかし、細かな調査や提案が必要な場合は有料と言われるケースもあります。

見積もりを依頼する前に、費用がかかるか確認しておくと安心です。

 

リフォームの見積もりはここをチェック！5つのポイントを紹介

見積もりを受け取ったら確認すべき5つのポイントを紹介します。

 

①細かな項目や金額

見積書をもらうと、全体の金額を見て「高い・安い」を判断しがちです。

しかし、細かな項目や金額が書かれた内訳書まで必ず目を通すことが大切です。

 

一般的にリフォームの見積もりは、材料費と施工費に分かれています。

材料費は他の会社と似た金額でも、施工費が倍近く高いなどという事例も。

細かな部分まで見積もりを比較して、金額が適正なのかを見極めてください。

 

また、見積もりには諸経費が計上されていることが一般的です。

こちらもリフォーム会社によって、何％上乗せされているかが異なります。

他の会社よりも明らかに金額が高い場合は、理由を確認してみても良いでしょう。

 

②材料や設備の品番

丁寧に見積書を作成してくれるリフォーム会社なら、使用する材料や設備の商品名・品番も記載してくれています。

見積書に書かれている品番をネットなどで検索し、依頼した内容と合っているのか確認しましょう。

工事後に指定した設備と異なるものが取り付けられていた際にも、見積書に品番の記載があれば証拠になります。

 

また、相見積もりを取った場合、金額が同じでも水回り設備のグレードが異なることもあります。

品番までしっかりと比較して、コストパフォーマンスの良いリフォームをできる会社を選びましょう。

 

③備考や特記事項

備考や特記事項も忘れずにチェックしなければなりません。

追加でかかる費用などが細かく書かれているケースがあります。

その他にも仕様の詳細や、工事中の電気代・水道代の使用について記載されていることも。

意外と大切なことがたくさん書いてある項目なので、必ず目を通しておいてくださいね。

 

④見積もりの期限

見積もりの有効期限も確認しておきましょう。

他のリフォーム会社を検討している間に期限が切れてしまうと、金額が上乗せされてしまう可能性も。

現在は建材や設備などの値上げが頻繁に起こっているため、特に注意が必要です。

期限内に決められなさそうな場合は、あらかじめリフォーム会社に相談しておきましょう。

 

⑤保証や支払方法

保証内容や支払方法も確認しておくと安心です。

金額が安くても保証が全くないと、不具合が起きたときに高い修繕費が取られてしまいます。

また、料金の前払いをお願いしてくるリフォーム会社も、悪質な可能性があるため注意が必要です。

一般的には、工事完了時の支払いで、リフォーム金額によっては手付金をお願いされます。

 

保証内容や支払方法は、見積書に記載していないこともありますので、担当者に聞いてみてくださいね。

 

詳細で分かりやすい見積書のリフォーム会社を選ぼう

依頼するリフォーム会社を決めるときに、検討材料になるのが見積書ですよね。

金額の比較をするために依頼するものですが、見積書を見るだけで色々わかることもあります。

 

詳細で分かりやすい見積書を作ってくれる担当者は、マメで誠実な人柄ということが伝わりますよね。

また、見積もりを依頼したときにお客様に合った提案をしてくれるような会社は、経験豊富で信頼できます。

対して、工事全体の金額しか記載してない見積書を作るような担当者は、仕事も大雑把な可能性が高いです。

 

このように、見積もりを依頼することは、単に金額を確認するだけではありません。

依頼前の準備や注意点を参考にして、安心して任せられる見積もりを作ってくれるリフォーム会社を選びましょう。

 

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