「一部屋だけリフォーム」の工事費込み事例9選｜工期や注意点も解説

リフォームでは、お住まいの中の一部屋だけを工事することもできます。

部分的なリフォームは、空間のデザイン性・快適性を高めたい場合や、用途を変更したいときなどにおすすめです。

今回は、一部屋だけリフォームした住まいの事例や工事費込みの費用をご紹介します。

工期や注意点も解説しますので、ぜひ参考にしてみてくださいね。

コラムのポイント

• 一部屋だけリフォームすることで、様々な用途で使えるようになったり住み心地やデザイン性を高めたりすることができます。
• 内装の張り替えや壁を壊す・作る、防音対策など、一部屋だけリフォームの工事内容は様々です。
• 使ってない部屋や快適性を高めたい空間を部分的にリフォームして、よりライフスタイルに合った住まいにしましょう。

一部屋だけのリフォームが求められるケース

一部屋だけリフォームしたいというご要望の中で、よくある理由を紹介します。

①内装材を交換したい

壁・床などの内装材が傷んでしまったため、一部屋だけリフォームしたいというケースです。

内装材を張り替えることで、部屋がきれいになるだけでなく、広く感じたり臭いが気にならなくなったりする効果も期待できます。

また、内装材にこだわれば、お気に入りのデザインの空間にすることも可能です。

こちらは和室の内装リフォーム事例ですが、ミッキーの襖や扉にして可愛らしい雰囲気の空間へ生まれ変わりました。

お気に入りのデザインを採用して、気分が上がる住まいへリフォームしましょう。

▷関連コラム：リフォームで内装をおしゃれに仕上げる7つのコツ｜入間市などの事例と費用も紹介

②和室から洋室へ変更したい

和室だった部屋を洋室として使いたいというケースです。

洋室へ変更するには、一般的に次のような工事をします。

• 畳からフローリングへ張り替え
• 襖からドア・扉へ変更
• 押入れからクローゼットへ変更
• 土壁・砂壁から壁紙へ変更

将来的に1階に寝室を作りたいため、使っていない和室を洋室にして、ベッドを置きやすくしたという事例も。

和室をうまく活用できていないなら、洋室にして隣の部屋と一体化させてもいいでしょう。

③部屋の用途を変えたい

部屋の用途を変えることが目的で、一部屋だけをリフォームすることもあります。

例えば、使っていない広い納戸をペットスペースにする場合、お手入れしやすいタイル床やパネルの壁に変更するなどの事例です。

もう使われていない子供部屋にカウンターや収納棚を造作して、趣味部屋にするケースも。

部屋を無駄なく活用することで、LDKなどの物が減って整理整頓できるというメリットもあります。

④壁や扉をつけて二部屋に分けたい

広い部屋に壁や扉を付けて二部屋に仕切りたいという理由です。

元々分ける予定だった広々とした子供部屋に、間仕切り壁をつくるリフォームなどがあります。

また、リビングとつながる和室を個室としても使えるようにするために、間仕切り戸をつけるケースも。

個室にもできる部屋があれば、来客が寝泊まりする空間にできたり、洗濯物を室内干しをしているときに扉を閉めて目隠しができたりと活用の幅が広がります。

▷関連コラム：リフォームで壁を作る費用相場と工期｜DIYや家具設置、注意点も解説

⑤壁を壊して一部屋にしたい

壁を壊して二部屋にを一部屋にするリフォームもあります。

例えば、リビング横の部屋の壁を壊して、LDKを広くしたいなどの事例です。

使っていない空間があるなら、壁をなくして一部屋を広く使った方が住み心地が良くなるケースもあります。

⑥バリアフリーにしたい

部屋の段差解消や手すりを設置してバリアフリーにしたいという事例です。

築年数が経った住まいでは、浴室やトイレ、和室の入口などに段差があることも。

床をフラットにすることで生活しやすくなり、転倒のリスクを下げることができます。

また、玄関や廊下に手すりを付けることで、移動の手助けにつながることや身体の負担を減らすメリットも。

バリアフリーリフォームについてはこちらのコラムをご覧ください。

▷関連ン個：一軒家のバリアフリーリフォーム｜工事内容と費用相場、補助金について解説

⑦防音性を高めたい

部屋で大きな音を出しても、近隣住民や他の部屋にいる家族へ迷惑がかからないように、防音室をつくりたいという要望です。

次のような用途で部屋を使いたい場合、防音性を高めた方が良いケースもあります。

• シアタールームにしたい
• 楽器を演奏したい
• 音声や動画配信をしたい
• カラオケを楽しみたい

防音室にすることで、プライバシー性が高まる点もメリットです。

壁に遮音シートや吸音材を施工する、内窓を取り付けるなど様々な方法がありますので、音量によってリフォーム内容を検討しましょう。

一部屋だけリフォームした事例の工事費込み価格9選

部分的にお住まいをリフォームした施工事例を紹介し、実際にかかった工事費込み価格をお伝えします。

なお、ご紹介する費用はリフォーム当時のものであり、現在の価格を保証するものではございません。

詳しい費用についてはお気軽にお問合せ下さい。

①壁紙張り替えリフォーム【約15万円】

6畳程度の部屋の壁紙を張り替えた事例です。

石目調のアクセントクロスを採用し、おしゃれな空間へリフォームしました。

階段の手すりの取り付けもしているため、壁紙の張り替え自体は10万円前後です。

＜施工事例：埼玉県所沢市内装リフォーム＞

②床・壁張り替えリフォーム【約10万円】

賃貸マンションの床・壁を張り替えリフォームした事例です。

床はクッションフロア、壁はベーシックな白の壁紙を施工して、10万円程度の費用でした。

＜施工事例：埼玉県入間市内装リフォーム＞

③和室の内装リフォーム【約30万円】

和室の内装をリフォームした事例です。

畳を交換してから壁・天井と襖などを張り替え、きれいな和室へと生まれ変わりました。

玄関の短い廊下の床張り替えもして、全体で30万円程度のリフォームです。

＜施工事例：埼玉県入間市内装リフォーム＞

④畳からフローリングへ張り替え【約30万円】

和室の畳をフローリング敷きへ変更した事例です。

遮音性がとれるように置床も作成してから、フローリングを施工しています。

入口の襖を引き戸に交換して壁紙を張り替え、全体で30万円程度のリフォームでした。

＜施工事例：東京都東村山市内装リフォーム＞

⑤和室から洋室へリフォーム【約27万円】

和室全体をリフォームして洋室にした事例です。

畳剥がしてフローリングを敷いて壁紙を張り替え、押入れをクローゼットへ変更しています。

クローゼットの扉とフローリングの色を統一し、モダンな洋室に仕上がりました。

＜施工事例：東京都あきる野市内装マンションリフォーム＞

⑥二部屋を一部屋にリフォーム【約20万円】

部屋の間仕切り壁を解体し、隣の部屋とつなげて1つの空間にしたリフォームです。

空間を仕切る壁をなくすことで広々した部屋になり、安心してお子様が遊んでいる様子を確認できるようになりました。

境目が不自然にならないように、壁紙の張り替えもしてきれいに仕上げています。

＜施工事例：埼玉県入間市内装リフォーム＞

⑦リビング・ダイニングを大胆にリフォーム【約457万円】

リビング・ダイニングを大胆にリフォームし、おしゃれな空間に仕上げた事例です。

まず、リビング横の壁を壊して1つの空間にしてから、床・壁・天井の内装を張り替えています。

床暖房や内窓を施工するなど、快適性を高める工夫もして、全体で約457万円のリフォームでした。

＜施工事例：東京都武蔵野市内装リフォーム＞

⑧トイレの本体交換・内装リフォーム

トイレ本体の交換と床・壁・天井の内装材を張り替えたリフォーム事例です。

手すりや棚などの取り付けもして、全体で約27万円の工事でした。

＜施工事例：埼玉県入間市トイレリフォーム＞

⑨洗面台の本体交換・洗面所内装リフォーム

約30万円の費用で、洗面台本体の交換と内装を張り替えた事例です。

ヘリンボーン調のクッションフロアを採用し、おしゃれで使いやすい洗面所へ生まれ変わりました。

＜施工事例：埼玉県入間市洗面リフォーム＞

一部屋だけのリフォームにかかる期間は？

一部屋だけリフォームするのにかかる工事期間は、広さや内容によって異なります。

• 6畳程度の部屋の内装張り替えリフォーム：1～2日
• 和室から洋室リフォーム：2～3日
• トイレ・洗面所などの水回りリフォーム：2～3日

一部屋の内装リフォームなら1～3日程度で終わることが多いです。

LDKなどの広い空間をリフォームする場合は、10～20日程度かかるケースもあります。

どのような工事をするかによって異なりますので、事前にリフォーム会社に確認しておきましょう。

リフォームで一部屋だけ工事する際の注意点

一部屋だけリフォームする際の注意点を解説します。

用途に合わせて工事内容や内装材を選ぶ

一部屋だけリフォームする場合は、どのような使い方をするかを明確にしてから工事内容や内装材を選定しましょう。

例えば、二部屋を一部屋にリフォームする場合でも、フルオープンにできる扉をつけて開閉できるようにした方が便利な場合もあります。

大型家具を置く空間なら、クッションフロアよりも耐久性が高いフローリングの方が適しているケースも。

具体的な生活のイメージを膨らませて検討してみてくださいね。

他の空間とのデザインのバランスを考える

一部屋だけリフォームする場合、他の空間とのデザインのバランスを考えましょう。

ドアを開けっぱなしにする部屋の場合は、他の空間とのテイストが違う内装だと違和感が出るケースも。

床の色の相性が悪いとデザイン性が下がりますし、扉は室内外の両方から見えるためどちらの内装とも相性の良い色を選ぶ必要があります。

部屋を開けたときと閉めたときの仕上がりをイメージしながら、内装材選びをしてみてくださいね。

用途を変えるときはコンセントや照明も検討する

部屋の用途を変更するときは、コンセントや照明などの電気設備のリフォームも検討することが大切です。

例えば、和室を洋室にしてテレワークスペースとして活用する場合、インターネットのLANが必要だったり明るめの照明の方が良かったりするケースも。

コンセントの位置もデスクの高さに合わせて施工した方が、使いやすいこともあります。

長時間使う部屋ならエアコンなどの冷暖房設備を取り付けると、快適性が上がりますよね。

用途に合わせた工事をすることで、リフォームの満足度は高まりますので意識してみましょう。

マンションリフォームは管理規約の確認を

マンションリフォームをする場合は、管理規約の確認した上で工事をしましょう。

中には床材が指定されていることや、工事内容に制限があるケースもあります。

事前に管理組合へリフォーム内容を申請して、許可を得ることが一般的です。

マンションリフォームの実績が多い会社に相談し、マンションの住民へ配慮しながら工事を進めましましょう。

まとめ

生活スタイルの変化や内装材の劣化などが理由で、一部屋だけリフォームするケースは多いです。

部分的なリフォームで部屋のデザイン性を高めたり用途変更したりすれば、お住まいの暮らしやすさや使い勝手が向上するでしょう。

その部屋をリフォームする目的を明確にして、内装リフォームの実績が多いリフォーム会社に相談してみてくださいね。

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洋室一部屋などの部分的なリフォームから、お住まい全体のフルリフォームまで幅広く対応しています。

お客様の要望やライフスタイルをお伺いしたうえで、最適な工事内容をご提案いたしますので、ぜひお気軽にご相談くださいね。

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