お風呂の窓リフォームで何ができる?ガラス交換・内窓設置・目隠しなど方法も解説
お風呂の窓リフォームには、断熱性の向上やプライバシーの確保、さらには防犯性の強化など、さまざまなメリットがあります。
このコラムでは、お風呂の窓の具体的なリフォーム方法や種類、リフォームの際に注意すべきポイントを詳しく解説します。
理想的なお風呂環境を手に入れるために、ぜひ参考にしてください。
コラムのポイント
- ペアガラスや内窓の設置により、お風呂の温度を一定に保ち、冬の寒さや夏の暑さを軽減します。
- 目隠しガラスや防犯ガラス、面格子の設置により、外からの視線を遮りつつ、防犯性を高めます。
- 効率的な換気を実現する窓の選定で、お風呂の湿気を効果的に排出し、カビの発生を防ぎます。
Contents
お風呂の窓リフォームでできること
お風呂の窓をリフォームすることで、以下のようなさまざまな悩みを解消し、使い勝手や快適性を向上させることができます。
具体的なリフォーム方法については次の章で詳しく解説するため、まずはどのようなことができるのか把握し、目的を明確にしましょう。
断熱性アップで寒さ対策
お風呂の窓を断熱性能の高い窓にリフォームすることで、寒さ対策ができます。
例えば、ペアガラスや内窓を使用すれば、断熱性を向上させることが可能です。
ペアガラスや内窓は、空気の層を作り出し、外気の影響を受けにくくします。これにより、室内の温度が一定に保たれやすくなり、お風呂で快適な時間を過ごせるようになります。
特に冬場はお風呂の温度が下がりやすく、ヒートショックのリスクが高まる点に注意が必要です。
ヒートショックとは、急激な温度変化によって体に負担がかかる現象で、ご年輩の方にとっては命に関わることもあります。
断熱性能の高い窓を使用することで、ヒートショックのリスクを軽減することが可能です。
目隠しでプライバシー確保
お風呂の窓に目隠しを設置することで、プライバシーを確保することができます。
例えば、ルーバー面格子や目隠しガラスを使用すれば、外からの視線を遮りつつ、自然光を取り入れることが可能です。
ルーバー面格子は、斜めに配置された羽根状の部材で構成されており、外からの視線を防ぎながら風通しを確保します。
一方、目隠しガラスは不透明または半透明のガラスで、プライバシーを保護しながら光を取り入れることができます。
窓の目隠し対策により、リラックスしたバスタイムを過ごすことができ、安心してお風呂を利用できる環境が整うでしょう。
窓やガラス交換で防犯性アップ
防犯性の高い窓やガラスにリフォームすることで、防犯性をアップすることが可能です。
具体的には面格子の設置、防犯ガラスの使用、小さい窓に交換するなどの方法があります。
面格子の設置は窓の外側に頑丈な格子を取り付けることで、物理的に侵入を阻止します。
また、防犯ガラスは割れにくく加工されたもので、不審者がガラスを破って侵入するのを防ぐことが可能です。
さらに、小さい窓に交換することで、窓から侵入できないようにすることもできます。
窓のリフォームで防犯性をあげれば、外からの侵入を防ぐことができ、安心して生活することができます。
換気効率を高めてカビ防止
お風呂の窓を、空気が循環しやすいサイズや形状に交換することで、換気効率を高めることができます。これにより、湿気を効果的に排出し、カビの発生を防止することができます。
カビは健康に悪影響を及ぼすだけでなく、お風呂の見た目や清潔感にも影響を与えるため、窓リフォームで
窓交換で使いやすく
古くなって開け閉めが重い、または鍵がかかりにくい場合、新しい窓に交換することで解決できます。
新しい窓にリフォームすることで、お風呂がより快適になり、日常のストレスを軽減することにつながります。
お風呂の窓リフォーム方法
お風呂の窓リフォームにはいくつかの方法があり、目的や予算によって最適な方法は異なります。
そこで次に、具体的なリフォーム方法をチェックしていきましょう。
ガラス交換
ガラス交換は、比較的手軽に行えるリフォーム方法です。
ガラスの種類にはペアガラス、トリプルガラス、目隠しガラス、防犯ガラスなどがあります。これらのガラスを使用することで、断熱性、防犯性、プライバシー性を高めることができます。
例えば、ペアガラスやトリプルガラスは、窓の断熱性能を向上させ、冬の入浴時の寒さ軽減に効果的です。
また、目隠しガラスはプライバシーを確保し、防犯ガラスは安全性を高めます。
ガラス交換は、比較的短期間で実施できるため、手軽にお風呂の環境を改善することができます。
内窓設置
既存の窓の内側からもう1枚内窓を設置する方法です。
ペアガラスよりも断熱効果が高いですが、開け閉めが少し面倒になることがあります。
内窓の設置は、特に寒冷地や騒音の多い地域で効果的です。
二重窓構造により、外部からの騒音を軽減し、静かな環境を保つことができます。
また、断熱効果が高いため、冬は暖かく、夏は涼しく過ごせる環境が整います。
内窓を設置することで、断熱性や防音性が向上し、快適なお風呂を実現可能です。
以下の記事では内窓のメリットや費用を解説しているため、あわせてごらんください。
▷関連コラム:内窓・二重サッシのメリット・デメリットと費用実例|サッシ交換とどちらが良い?
窓自体を交換する
窓自体を交換する方法には、「カバー工法」と「はつり工法」があります。
カバー工法は、古い窓ガラスを取り外し、既存の窓枠に新しい窓枠を被せて取り付ける方法です。
既存の窓枠を利用するため、外壁の解体や補修が必要なく、工期や費用を抑えられるのがカバー工法の特徴。
はつり工法は、外壁を壊して窓を交換し、補修する方法です。
大規模な工事が必要ですが、自由に窓のサイズやデザインを変更できるため、理想の窓を実現できます。
目隠しを付ける
目隠しを付ける方法としては、ルーバーや面格子を設置する方法があります。これにより、プライバシー性や防犯性を高めることができます。
目隠しを設置することで、外からの視線を遮り、安心してお風呂を利用することができます。
窓無しにする
窓無しにするのも1つの方法です。
お風呂の窓を無くすリフォームには大きく分けて、窓枠を残してパネルをはめ込む方法と、サッシ・窓枠を外して壁を作る方法があります。
お風呂の窓を無くすことで、プライバシーを完全に確保し、防犯性も高めることができます。また、断熱・気密性能が上がる点もメリットです。
しかし、換気や自然光の取り入れができなくなるため、十分に検討する必要があります。
以下の記事で窓を無くすリフォームについて詳しく解説しておりますので、あわせてごらんください。
▷関連コラム:リフォームで窓をなくす費用と施工方法|メリット・デメリット、注意点も解説
お風呂の窓の種類
お風呂の窓交換を検討する際には、ただ新しいものに交換するだけでなく、開け方や形状などの種類を変えることもできます。
一般的なお風呂で使われることが多い窓には、次のような種類があります。
窓の種類 | メリット | デメリット |
---|---|---|
引き違い窓 | 開閉が簡単で、比較的安価 | 防犯性が低い |
ルーバー窓 | プライバシーを確保しつつ換気ができる | 断熱性能・気密性能が低い傾向がある |
上げ下げ窓 | 気密性が高く、防犯性が高い | 掃除がしづらい |
滑り出し窓 | 掃除がしやすく、気密性が高い | 外側に面格子を設置できない |
窓には種類ごとにそれぞれ異なる特徴があるため、用途に合わせて最適なタイプを選ぶことが重要です。
お風呂の窓はユニットバスと同時リフォームがおすすめ
もし数年以内にユニットバスの交換を予定しているなら、窓も一緒にリフォームするのがおすすめです。
お風呂の窓単体でもリフォームは可能ですが、後でユニットバスを交換する際に、窓が使えなくなるリスクがあります。
例えば、内窓を先に設置すると、ユニットバス交換時に窓枠のサイズが変わり、せっかくの窓が使えなくなるかもしれません。
また、窓を交換する際には、ユニットバスと一緒にリフォームした方がキレイに仕上がるケースもあります。
窓をそのまま活かしてユニットバスを交換することも可能ですが、古いサッシが残ると全体の統一感を損なうことが多いです。同時リフォームなら、新しいユニットバスと窓が調和し、快適なお風呂を実現できます。
したがって、窓リフォームの見積もりを取る際には、ユニットバスの金額も一緒にチェックしてみましょう。
また、同時にリフォームを行うことで工事の手間が減り、結果的にコストも抑えられる場合があります。
まとめ
お風呂の窓リフォームにはさまざまな方法があり、断熱性や防犯性の向上、プライバシーの確保など、多くのメリットがあります。
目的や予算に合わせて最適なリフォーム方法を選び、快適なお風呂空間を実現しましょう。
ハウスリンクでは、お客様のニーズに合わせた最適なリフォームプランをご提案いたします。お気軽にお問い合わせください。
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