タンクレストイレの手洗い器はどうする？いるか・いらないか、後付けする場合の注意点も解説【リフォーム事例付き】

タンクレストイレの場合、手洗い器は別途設置しなければなりません。

そのため、「トイレ内に手洗い器が必要か」「スペースが狭くても設置できるのか」とお悩みの方も多いのではないでしょうか。

そこで本記事では、埼玉県のリフォーム専門店「ハウスリンク」が、タンクレストイレの手洗い器について解決方法を紹介します。

「トイレ内に手洗い器はいるか、いらないのか」といった疑問にもお答えするので、参考になさってください。

 

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コラムのポイント

• タンクレストイレの場合、手洗い器はどうするのか解説します。
• トイレ内に手洗い場はいるか・いらないのか、それぞれのメリット・デメリットを紹介します。
• 実際に手がけたタンクレストイレへのリフォーム事例を紹介します。

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タンクレストイレの手洗いはどうするか？4つの方法を比較解説

タンクレストイレの場合、タンクがないため手洗い部分もありません。

基本的には、次の表にまとめた4つの方法で手洗いを設置することとなります。

方法	メリット	デメリット
手洗い付きタンクレストイレ	省スペース 設置が簡単	デザイン性低下 使いづらい
トイレ内に手洗い器設置	使いやすい デザイン性が高い	工事費用がかかる スペースが圧迫される
外部洗面所を使用	広々とした手洗い	動線が不便
トイレと洗面所を一体化	広々とした空間 バリアフリーにも対応	複数人の同時使用不可

 

それぞれの方法について、以下で詳しく解説します。

 

手洗い付きタンクレストイレにする

タンクレストイレの中には、手洗い器と一体になった製品もあります。

この場合、タンク式トイレのようにトイレの後部に手洗い器が置かれるため、スペースが限られる場合も設置しやすいのがメリットです。

しかし、見た目はタンク式トイレに近づくため、タンクレストイレならではのスタイリッシュなデザインをご希望の場合はおすすめできません。

 

トイレ内へ手洗い器を設置する

トイレに1帖ほどのスペースしかない場合も、工夫次第で手洗い器を設置できます。

手洗い付きキャビネットを設置する、壁に埋め込んでスペースを節約するなど、さまざまな選択肢を検討しましょう。

手洗い器付きのタンクレストイレより洗いやすく、デザイン性にこだわることもできますが、工事費用がかかる点には注意が必要です。

 

トイレ外の洗面所を活用する

トイレスペースの構造上、手洗い器を設置するのは難しそうな場合、トイレ外に設置した洗面所を利用しましょう。

洗面所であれば広い洗面ボウルで手洗いができ、トイレのスペースを圧迫することもありません。

しかし、トイレから洗面所への動線については注意が必要です。

手を洗う前にドアの開閉が必要となってしまうため、衛生面的には気になります。

「用を足した後はいろいろなところに触ってほしくない」という場合、あまりおすすめできない方法です。

 

トイレと洗面所を一体化させる

まるでホテルのように、トイレと洗面所とを一つの空間にすることも可能です。

広々とした空間になることから、バリアフリーへ対応したい場合にもおすすめと言えます。

しかし、誰かが洗面台を使用しているとトイレを使用できないなど、複数の家族が同時に使えない点には注意が必要です。

 

タンクレストイレは、狭いトイレを広く見せるのにも効果的です。

「トイレが狭い」とお悩みの方は、こちらのコラムもご覧ください。

▷関連コラム：狭いトイレを広く見せる方法とは｜リフォームのコツを事例付きで解説

 

 

トイレ内に手洗い器はいるか・いらないか

「スペースや予算の都合上、手洗い器を設置するか悩んでいる」という方も少なくありません。

ここからは、トイレ内に手洗い器を設置する場合、しない場合それぞれのメリット・デメリットを解説します。

トイレ内に手洗い器を設置するメリット

トイレ内に手洗い器を設置する場合、以下のようなメリットがあります。

• 使用後すぐに手を洗えて利便性が向上する
• ドアノブや蛇口に触れる前に手を洗えるため衛生的
• 来客が洗面所に立ち入る必要がなくプライベート空間を保てる
• お子様の手洗い習慣の形成に効果的
• 洗面所が混雑する朝などの動線分散になる

すぐに手を洗うことができ、衛生的に優れている点が大きなメリットです。

また、来客に洗面所を見てもらいたくない場合も、トイレ内に設置することでプライベート空間を保持できます。

トイレを使用してすぐ手を洗う流れができるため、お子様に手洗い習慣を身につけさせたい場合にも効果的です。

 

トイレ内に手洗い器を設置するデメリット

トイレ内に手洗い器を設置する場合、以下のような点に注意が必要です。

• 水はねによる床や壁の劣化が起こりやすい
• 定期的な清掃が必要になる
• 設置費用がかかる

トイレ内に設置する手洗い器は、一般的な洗面ボウルよりもサイズが小さいため、水はねが起こりやすいと考えられます。

また、設置工事費用が発生するため、コストを抑えたい場合は注意が必要です。

 

トイレ内に手洗い器を設置しないメリット

トイレ内に手洗い器を設置しなかった場合、以下のようなメリットがあると考えられます。

• 掃除の手間が大幅に減る
• 設置費用を抑えられる
• トイレ空間を広く使える
• 床に水滴が落ちる心配がない

トイレ内に手洗い器を設置しないことで、コスト面の負担や掃除の負担を軽減できます。

また、スペースを圧迫されない点もメリットです。

 

トイレ内に手洗い器を設置しないデメリット

トイレ内に手洗い器を設置しない場合、以下の点に注意しましょう。

• トイレ使用後に洗面所まで移動する必要がある
• 手を洗う前にドアノブや蛇口に触れることで衛生的ではない
• 洗面所が使用中の場合、手洗いができない

トイレを使用後、すぐに手を洗えない点は大きなデメリットです。

衛生面が気になる場合は、トイレ内に手洗い器を設置することをおすすめします。

間取りの都合上トイレから洗面所が離れている場合も、トイレ内に設置した方がスムーズです。

 

「タンクレストイレへ交換したいものの、費用面が気になっている」とお悩みの方は、こちらのコラムも参考になさってください。

▷関連コラム：トイレ交換・リフォームはどこが安い？安くて信頼できる業者の選び方

 

 

タンクレストイレの手洗い場は後付けできるのか

タンクレストイレへ交換する際に手洗い器を設置せず、あとから「やっぱりトイレ内に手洗い場がほしい」と思った場合は、後付け工事も可能です。

コンパクトな手洗い器であれば本体価格は3〜5万円ほど、サイズの大きいものは10〜15万円ほどで購入できるため、工事費用の総額としては10〜20万円程度はかかると想定しておきましょう。

サイズの大きな手洗い器を設置したい場合、トイレの広さにも注意が必要です。

0.7〜1坪ほどの広さがあれば問題ないですが、一般的な0.4〜0.5坪ほどの広さの場合、コンパクトな手洗い器の方がスペースに余裕があります。

「手洗い器を設置することで出入りがしづらくなった」と失敗しないためにも、トイレの広さと手洗い器のサイズ感のバランスを重視しましょう。

 

タンクレストイレのリフォーム事例3選

ここからは、私たちハウスリンクが実際に手がけた、タンクレストイレのリフォーム事例を紹介します。

タンクレストイレのリフォーム事例①

Before

After　-施工後-

水回りのリフォームをまとめて行う際に、タンクレストイレへの交換も行った事例です。

壁掛けの省スペースな手洗い器を設置したことで、スペースが限られていても圧迫感がありません。

タンクレストイレの背面にアクセントクロスを使用することで、空間の奥行きも生まれています。

 

施工先	所沢市
施工内容	ユニットバスからユニットバスの交換　トイレ交換、洗面台交換、洗面所内装工事
工期	6日
費用目安	250万円程度
使用製品	システムバスルーム　リノビオＶシリーズ Ｆタイプ、サティスS、エスシィ

＜施工事例：埼玉県所沢市マンション浴室洗面所トイレ内装リフォーム＞

 

タンクレストイレのリフォーム事例②

Before

After　-施工後-

タンクレストイレへの交換と内装工事を行った事例です。

タンクレストイレになったことで、トイレの印象がすっきりとスタイリッシュになりました。

キャビネット付きの手洗い器を設置することで、収納力も上がっています。

 

施工先	狭山市
施工内容	トイレ交換、内装工事
工期	4日
費用目安	45万円程度
使用製品	アラウーノ　コレフルスリム

＜施工事例：埼玉県狭山市トイレリフォーム＞

 

タンクレストイレのリフォーム事例③

Before

After　-施工後-

浴室や洗面台の交換にあわせて、タンクレストイレへの交換も行った事例です。

タンクレストイレに変更することで、高級感のある広々としたトイレとなっています。

手洗い器はキャビネット付きのものを採用し、壁掛けで圧迫感もありません。

 

施工先	狭山市
施工内容	ユニットバスからユニットバス　トイレ交換、洗面台交換
工期	6日
費用目安	180万円程度
使用製品	浴室にはLIXILのアライズ、洗面台はLIXILのピアラ、トイレはLIXILのサティス

＜施工事例：埼玉県狭山市浴室リフォーム＞

 

すっきりコンパクトなタンクレストイレへの交換を検討中の方は、こちらも参考になさってください。

▷関連コラム：タンクレストイレのリフォーム｜費用や後悔しないためのポイントを解説

 

トイレリフォームの事例が気になる方は、こちらからもご覧ください。

ハウスリンクのトイレリフォーム事例はこちらから

 

まとめ

タンクレストイレの場合、手洗い器を別途設置する必要があります。

必ずトイレ内に設置する必要はありませんが、衛生面や利便性などを重視したい方は、タンクレストイレへの交換時に同時に設置しましょう。

また、トイレ内に手洗い器がなく不便に思っている場合は、後付け工事をすることも可能です。

タンクレストイレへの交換や手洗い器の設置については、トイレリフォームに強い会社に相談してみてください。

埼玉県入間市・所沢市・狭山市・川越市のユニットバスリフォームはハウスリンク

私たちハウスリンクは、タンクレストイレへの交換や、キッチンリフォーム、内装リフォームなど幅広い施工実績を誇るリフォーム会社です。

経験豊富な専門スタッフが、お客様のご要望に合わせた最適なご提案をさせていただきます。

スタイリッシュで掃除もしやすいタンクレストイレにリフォームしたい方は、お気軽にお問い合わせください。

 

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