畳からフローリングにリフォームすると後悔する?失敗しないための対策をわかりやすく解説【施工事例付き】

畳 フローリング リフォーム

畳からフローリングにリフォームするとなると、見た目や部屋の印象だけでなく、機能面での変化も少なくありません。

そのため、「畳からフローリングに変更して本当に後悔しないだろうか」と不安に感じる方も多いのではないでしょうか。

そこでこの記事では、埼玉県のリフォーム会社「ハウスリンク」が、畳からフローリングへのリフォームでよくある後悔事例と、失敗や後悔を避けるための具体的な対策について、詳しく解説します。

 


ラムのポイント

  • 畳からフローリングにリフォームした場合、足触りが違う、足元が冷えるなどと後悔するケースが見られます。
  • フローリングマットであればDIYで設置できますが、カビが発生しやすいので、できる限り使用は避けましょう。
  • 信頼できる施工業者と綿密に打ち合わせを行うことで、後悔するリスクを軽減できます。

 

 

畳からフローリングへのリフォームでよくある後悔

畳 フローリング リフォーム

畳からフローリングへのリフォームを行った方の中には、想像していた仕上がりと異なり後悔してしまうケースがあります。

ここでは、畳からフローリングへのリフォームでありがちな後悔するポイントを5つご紹介します。

足触りや寝心地が悪化する

畳からフローリングにリフォームすることで、足触りや寝心地が変わってしまったと後悔するケースがみられます。

畳はい草ならではのクッション性が魅力で、足触りがやわらかく、寝転んでリラックスできますが、フローリングは硬い床材です。

そのため、畳よりも居心地・寝心地を悪く感じたり、転倒時の衝撃が大きくなることで、畳から変えなければよかったと悔やむ場合があります。

足音や物音が響きやすくなる

畳には吸音性も備わっているため、歩行時の音や、ものを落とした際の音も和らぎます。

一方でフローリングの場合、硬い床材のため音が響きやすく、下の階からすると音がストレスになるケースもめずらしくありません。

お子さまの走り回る足音や、ものが落下したときの衝撃音などが、畳よりも大きく響くため注意しましょう。

足元が冷えやすくなる

畳はフローリングよりも断熱性に長けており、冬場であっても足元が冷えづらい一方で、フローリングは熱伝導率が低く冷えやすいとされています。

そのため、畳の頃よりも床が冷たく、冬場はとくにつらくなるケースも考えられます。

築年数が古く断熱性能が低い家の場合は、より一層の注意が必要です。

調湿機能が失われる

畳に使用されているい草には調湿作用がありますが、無垢材以外のフローリングには調湿作用がありません。

そのため、畳からフローリングにリフォームした際に、湿度環境が変わってしまい、結露やカビ、ダニの発生リスクが上がる点に注意が必要です。

湿気がこもりやすい部屋の場合はとくに危険性が高まるため、フローリングに変えなければよかったと後悔する恐れもあります。

フローリングマットの場合はカビが生えやすい

実際に張り替えるのではなく、畳の上にフローリングマットを敷いた場合、カビが生えやすいため注意しましょう。

フローリングマットは、敷くだけで印象が変わる非常に便利な製品です。

しかし、畳とマットの隙間に空気が滞留しやすく、湿気がたまってカビが生えてしまう恐れがあります。

気軽にリフォームできるのはメリットであるものの、カビによって美観や健康が損なわれるため、なるべく使用は避けましょう。

畳からフローリングへのリフォームは自分でできるか

畳 フローリング リフォーム

畳からフローリングへのリフォームをDIYで行うことは、理論上可能です。

しかし、畳の撤去や根太の補強・調整、下地材の設置、フローリング材の施工などは、専門的な知識と技術が求められます。

高さ調整がうまくいかない、見た目が悪くなるなど、さまざまなトラブルが発生するリスクが高いため、DIYはあまりおすすめできません。

フローリングマットであれば簡単に設置できますが、先にも解説した通りカビが発生しやすいので、できる限り使用は避けましょう。

リフォームによるトラブルを回避したい方は、リフォーム業者へ依頼することをおすすめします。

畳からフローリングへリフォームする場合の費用相場

畳 フローリング リフォーム

畳からフローリングにリフォームする費用は、6畳で18万~30万円以内が一般的な相場とされていますが、工法や使用する床材の種類によって大幅に変動します。

畳数 張り替え工法 重ね張り工法
4.5畳 10万~13万円 8万~11万円
6畳 18万~25万円 15万~22万円
8畳 22万~30万円 18万~26万円

既存の畳を撤去してからフローリングを施工する張り替え工法では、1㎡あたり30,000~50,000円程度が目安となります。

費用は比較的高いものの、下地の状態確認や補修も可能のため、仕上がりの品質が高くなるのがメリットです。

一方で重ね張り工法では、畳を撤去せずに下地を敷いてフローリングを施工します。

1㎡あたり20,000~40,000円程度と張り替えより安価ですが、下地の傷みを確認できないほか、段差が生じてしまう場合があるなど、デメリットもあるため注意しましょう。

また、天然木で作られた無垢材のフローリングに張り替える場合、木の種類によって変動はありますが、複合フローリングより1畳あたり5,000~10,000円ほど高くなります。

追加費用の可能性に要注意

張り替え工法でリフォームする場合、下地の劣化が激しい場合には、修繕と補強が必要です。

そのため、追加で数万円以上の費用が発生する恐れがあります。

正確な見積もりを取るためには、下地の状態確認が欠かせないため、施工業者に事前に相談しましょう。

 

こちらの記事では、フローリングリフォームの種類と費用について詳しく解説しています。

▷関連コラム:フローリングリフォームの種類と費用相場|床材選びのポイントや注意点も

 

畳からフローリングへのリフォームで失敗・後悔しないための対策

畳 フローリング リフォーム

畳からフローリングにリフォームする際には、次にあげる対策を押さえておくことで、失敗・後悔するリスクを軽減しましょう。

事前のシミュレーションを徹底する

畳からフローリングにリフォームする前に、シミュレーションを徹底しておくことで、「思っていたのと違った」と後悔するリスクを減らしましょう。

可能であれば、ショールームや展示場などに足を運び、足触りやデザインを確認しておくことで、実際の仕上がりをイメージしやすくなります。

適切なフローリング材を選択する

フローリング材と一口に言っても種類はさまざまなので、適切なフローリング材を選ぶことが重要です。

コストを抑えたい場合には複合フローリングがおすすめですが、自然素材ならではのぬくもりや風合い、調湿性などを重視する方には無垢材が適しています。

遮音性能に優れたフローリング材、床暖房対応のフローリング材なども選択できるため、お悩みやニーズに合わせて選びましょう。

快適性をカバーするために工夫する

フローリングに変えた場合の遮音性や冷えが気になるという場合も、さまざまな工夫を施すことで快適性を向上できます。

例えば、音が響きやすい点が懸念される場合、防音マットやカーペットを敷くことで遮音性を高めることが可能です。

足元の冷えが気になる場合は、床暖房を導入したり、ホットカーペットやラグを設置するだけでも対策できます。

築年数が古く、家自体の断熱性能に不安があるという場合は、断熱リフォームをあわせて行うのもおすすめです。

信頼できる施工業者を選ぶ

信頼できる施工業者を選ぶことは、リフォームの満足度を上げるために欠かせません。

見積もり価格だけでなく、過去の施工実績や、実際に依頼した人の口コミ、保証やアフターサポートの内容まで確認し、信頼できる業者に工事を依頼しましょう。

リフォームについて不明な点もわかりやすく説明してくれるか、レスポンスが早いかなど、コミュニケーションの取りやすさも確認しておくと安心です。

畳からフローリングへのリフォーム事例

畳 フローリング リフォーム

最後に、ハウスリンクが手がけた畳からフローリングへのリフォーム事例を紹介します。

工期や費用の目安を知りたい方は、参考になさってください。

畳からフローリングへのリフォーム事例①

Before

 

After -施工後-

 

東京都東村山市にて、畳からフローリングにリフォームした事例です。

マンションでの施工だったため、下の階に音が響かないように置床も作成し、遮音性を高めています。

壁紙の張り替えや建具交換もセットで行い、きれいな洋室へと生まれ変わりました。

施工先 東村山市
施工内容 床は畳からフローリング、壁紙の張替、建具交換
工期 3日
費用目安 30万円

施工事例について詳しく確認したい方は、こちらからごらんください。

<施工事例:東京都東村山市内装リフォーム|畳からフローリングに変えて洋風な仕上がりに>

 

畳からフローリングへのリフォーム事例②

Before

 

After -施工後-

 

 

埼玉県富士見市にて内装リフォームを手がけた際に、和室から洋室へのリフォームを行なった事例です。

畳からフローリングへの張り替えは下地組工事から行い、古く感じられていた部屋の印象が大きく変わりました。

施工先 富士見市
施工内容 階段手摺、和室畳からフローリング、浴暖新設
工期 5日
使用製品 ノダシステム手摺、カナエルC12・Jベース、BF-231SHA

施工事例について詳しく確認したい方は、こちらからごらんください。

<施工事例:埼玉県富士見市内装リフォーム|畳からフローリングへ床交換工事>

 

ハウスリンクでは、他にも多くの内装リフォームを手がけています。

ぜひこちらからご覧ください。

ハウスリンクの施工実績

▶ハウスリンクのリフォーム事例はこちらから

 

まとめ

畳 フローリング リフォーム

畳からフローリングへのリフォームは、部屋の印象を大きく変えられる点がメリットです。

一方で、足触りや遮音性、足元の冷えやすさなども変わるため、デメリットもふまえた上で慎重に検討する必要があります。

信頼できる施工業者と綿密に打ち合わせを行い、長期的な快適性まで考慮して、満足度の高いリフォームを実現しましょう。

埼玉県入間市・所沢市・狭山市・川越市の床の張り替えリフォームはハウスリンク

私たちハウスリンクは、お風呂や洗面台、キッチンなどの水回りリフォームから内装リフォームまで、幅広い施工実績を誇るリフォーム専門会社です。

経験豊富な専門スタッフが、お客様のご要望に合わせた最適なご提案をさせていただきます。

「床の張り替えリフォームで失敗したくない」とお悩みの方は、お気軽にお問い合わせください。

 

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