畳からフローリングにリフォームすると後悔する?失敗しないための対策をわかりやすく解説【施工事例付き】
畳からフローリングにリフォームするとなると、見た目や部屋の印象だけでなく、機能面での変化も少なくありません。
そのため、「畳からフローリングに変更して本当に後悔しないだろうか」と不安に感じる方も多いのではないでしょうか。
そこでこの記事では、埼玉県のリフォーム会社「ハウスリンク」が、畳からフローリングへのリフォームでよくある後悔事例と、失敗や後悔を避けるための具体的な対策について、詳しく解説します。
コラムのポイント
- 畳からフローリングにリフォームした場合、足触りが違う、足元が冷えるなどと後悔するケースが見られます。
- フローリングマットであればDIYで設置できますが、カビが発生しやすいので、できる限り使用は避けましょう。
- 信頼できる施工業者と綿密に打ち合わせを行うことで、後悔するリスクを軽減できます。
Contents
- 畳からフローリングへのリフォームでよくある後悔
- 足触りや寝心地が悪化する
- 足音や物音が響きやすくなる
- 足元が冷えやすくなる
- 調湿機能が失われる
- フローリングマットの場合はカビが生えやすい
- 畳からフローリングへのリフォームは自分でできるか
- 畳からフローリングへリフォームする場合の費用相場
- 追加費用の可能性に要注意
- 畳からフローリングへのリフォームで失敗・後悔しないための対策
- 事前のシミュレーションを徹底する
- 適切なフローリング材を選択する
- 快適性をカバーするために工夫する
- 信頼できる施工業者を選ぶ
- 畳からフローリングへのリフォーム事例
- 畳からフローリングへのリフォーム事例①
- 畳からフローリングへのリフォーム事例②
- まとめ
- 埼玉県入間市・所沢市・狭山市・川越市の床の張り替えリフォームはハウスリンク
畳からフローリングへのリフォームでよくある後悔
畳からフローリングへのリフォームを行った方の中には、想像していた仕上がりと異なり後悔してしまうケースがあります。
ここでは、畳からフローリングへのリフォームでありがちな後悔するポイントを5つご紹介します。
足触りや寝心地が悪化する
畳からフローリングにリフォームすることで、足触りや寝心地が変わってしまったと後悔するケースがみられます。
畳はい草ならではのクッション性が魅力で、足触りがやわらかく、寝転んでリラックスできますが、フローリングは硬い床材です。
そのため、畳よりも居心地・寝心地を悪く感じたり、転倒時の衝撃が大きくなることで、畳から変えなければよかったと悔やむ場合があります。
足音や物音が響きやすくなる
畳には吸音性も備わっているため、歩行時の音や、ものを落とした際の音も和らぎます。
一方でフローリングの場合、硬い床材のため音が響きやすく、下の階からすると音がストレスになるケースもめずらしくありません。
お子さまの走り回る足音や、ものが落下したときの衝撃音などが、畳よりも大きく響くため注意しましょう。
足元が冷えやすくなる
畳はフローリングよりも断熱性に長けており、冬場であっても足元が冷えづらい一方で、フローリングは熱伝導率が低く冷えやすいとされています。
そのため、畳の頃よりも床が冷たく、冬場はとくにつらくなるケースも考えられます。
築年数が古く断熱性能が低い家の場合は、より一層の注意が必要です。
調湿機能が失われる
畳に使用されているい草には調湿作用がありますが、無垢材以外のフローリングには調湿作用がありません。
そのため、畳からフローリングにリフォームした際に、湿度環境が変わってしまい、結露やカビ、ダニの発生リスクが上がる点に注意が必要です。
湿気がこもりやすい部屋の場合はとくに危険性が高まるため、フローリングに変えなければよかったと後悔する恐れもあります。
フローリングマットの場合はカビが生えやすい
実際に張り替えるのではなく、畳の上にフローリングマットを敷いた場合、カビが生えやすいため注意しましょう。
フローリングマットは、敷くだけで印象が変わる非常に便利な製品です。
しかし、畳とマットの隙間に空気が滞留しやすく、湿気がたまってカビが生えてしまう恐れがあります。
気軽にリフォームできるのはメリットであるものの、カビによって美観や健康が損なわれるため、なるべく使用は避けましょう。
畳からフローリングへのリフォームは自分でできるか
畳からフローリングへのリフォームをDIYで行うことは、理論上可能です。
しかし、畳の撤去や根太の補強・調整、下地材の設置、フローリング材の施工などは、専門的な知識と技術が求められます。
高さ調整がうまくいかない、見た目が悪くなるなど、さまざまなトラブルが発生するリスクが高いため、DIYはあまりおすすめできません。
フローリングマットであれば簡単に設置できますが、先にも解説した通りカビが発生しやすいので、できる限り使用は避けましょう。
リフォームによるトラブルを回避したい方は、リフォーム業者へ依頼することをおすすめします。
畳からフローリングへリフォームする場合の費用相場
畳からフローリングにリフォームする費用は、6畳で18万~30万円以内が一般的な相場とされていますが、工法や使用する床材の種類によって大幅に変動します。
畳数 | 張り替え工法 | 重ね張り工法 |
4.5畳 | 10万~13万円 | 8万~11万円 |
6畳 | 18万~25万円 | 15万~22万円 |
8畳 | 22万~30万円 | 18万~26万円 |
既存の畳を撤去してからフローリングを施工する張り替え工法では、1㎡あたり30,000~50,000円程度が目安となります。
費用は比較的高いものの、下地の状態確認や補修も可能のため、仕上がりの品質が高くなるのがメリットです。
一方で重ね張り工法では、畳を撤去せずに下地を敷いてフローリングを施工します。
1㎡あたり20,000~40,000円程度と張り替えより安価ですが、下地の傷みを確認できないほか、段差が生じてしまう場合があるなど、デメリットもあるため注意しましょう。
また、天然木で作られた無垢材のフローリングに張り替える場合、木の種類によって変動はありますが、複合フローリングより1畳あたり5,000~10,000円ほど高くなります。
追加費用の可能性に要注意
張り替え工法でリフォームする場合、下地の劣化が激しい場合には、修繕と補強が必要です。
そのため、追加で数万円以上の費用が発生する恐れがあります。
正確な見積もりを取るためには、下地の状態確認が欠かせないため、施工業者に事前に相談しましょう。
こちらの記事では、フローリングリフォームの種類と費用について詳しく解説しています。
▷関連コラム:フローリングリフォームの種類と費用相場|床材選びのポイントや注意点も
畳からフローリングへのリフォームで失敗・後悔しないための対策
畳からフローリングにリフォームする際には、次にあげる対策を押さえておくことで、失敗・後悔するリスクを軽減しましょう。
事前のシミュレーションを徹底する
畳からフローリングにリフォームする前に、シミュレーションを徹底しておくことで、「思っていたのと違った」と後悔するリスクを減らしましょう。
可能であれば、ショールームや展示場などに足を運び、足触りやデザインを確認しておくことで、実際の仕上がりをイメージしやすくなります。
適切なフローリング材を選択する
フローリング材と一口に言っても種類はさまざまなので、適切なフローリング材を選ぶことが重要です。
コストを抑えたい場合には複合フローリングがおすすめですが、自然素材ならではのぬくもりや風合い、調湿性などを重視する方には無垢材が適しています。
遮音性能に優れたフローリング材、床暖房対応のフローリング材なども選択できるため、お悩みやニーズに合わせて選びましょう。
快適性をカバーするために工夫する
フローリングに変えた場合の遮音性や冷えが気になるという場合も、さまざまな工夫を施すことで快適性を向上できます。
例えば、音が響きやすい点が懸念される場合、防音マットやカーペットを敷くことで遮音性を高めることが可能です。
足元の冷えが気になる場合は、床暖房を導入したり、ホットカーペットやラグを設置するだけでも対策できます。
築年数が古く、家自体の断熱性能に不安があるという場合は、断熱リフォームをあわせて行うのもおすすめです。
信頼できる施工業者を選ぶ
信頼できる施工業者を選ぶことは、リフォームの満足度を上げるために欠かせません。
見積もり価格だけでなく、過去の施工実績や、実際に依頼した人の口コミ、保証やアフターサポートの内容まで確認し、信頼できる業者に工事を依頼しましょう。
リフォームについて不明な点もわかりやすく説明してくれるか、レスポンスが早いかなど、コミュニケーションの取りやすさも確認しておくと安心です。
畳からフローリングへのリフォーム事例
最後に、ハウスリンクが手がけた畳からフローリングへのリフォーム事例を紹介します。
工期や費用の目安を知りたい方は、参考になさってください。
畳からフローリングへのリフォーム事例①
Before
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After -施工後-
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東京都東村山市にて、畳からフローリングにリフォームした事例です。
マンションでの施工だったため、下の階に音が響かないように置床も作成し、遮音性を高めています。
壁紙の張り替えや建具交換もセットで行い、きれいな洋室へと生まれ変わりました。
施工先 | 東村山市 |
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施工内容 | 床は畳からフローリング、壁紙の張替、建具交換 |
工期 | 3日 |
費用目安 | 30万円 |
施工事例について詳しく確認したい方は、こちらからごらんください。
<施工事例:東京都東村山市内装リフォーム|畳からフローリングに変えて洋風な仕上がりに>
畳からフローリングへのリフォーム事例②
Before
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After -施工後-
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埼玉県富士見市にて内装リフォームを手がけた際に、和室から洋室へのリフォームを行なった事例です。
畳からフローリングへの張り替えは下地組工事から行い、古く感じられていた部屋の印象が大きく変わりました。
施工先 | 富士見市 |
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施工内容 | 階段手摺、和室畳からフローリング、浴暖新設 |
工期 | 5日 |
使用製品 | ノダシステム手摺、カナエルC12・Jベース、BF-231SHA |
施工事例について詳しく確認したい方は、こちらからごらんください。
<施工事例:埼玉県富士見市内装リフォーム|畳からフローリングへ床交換工事>
ハウスリンクでは、他にも多くの内装リフォームを手がけています。
ぜひこちらからご覧ください。
まとめ
畳からフローリングへのリフォームは、部屋の印象を大きく変えられる点がメリットです。
一方で、足触りや遮音性、足元の冷えやすさなども変わるため、デメリットもふまえた上で慎重に検討する必要があります。
信頼できる施工業者と綿密に打ち合わせを行い、長期的な快適性まで考慮して、満足度の高いリフォームを実現しましょう。
埼玉県入間市・所沢市・狭山市・川越市の床の張り替えリフォームはハウスリンク
私たちハウスリンクは、お風呂や洗面台、キッチンなどの水回りリフォームから内装リフォームまで、幅広い施工実績を誇るリフォーム専門会社です。
経験豊富な専門スタッフが、お客様のご要望に合わせた最適なご提案をさせていただきます。
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