二階等にトイレや手洗い器を取り付ける工事の様子です。

2023年7月25日 2023年7月25日

Houselink

当社で二階にトイレと手洗い器を新設するリフォームさせて頂きました。

実際の工事はフルリノベーションでしたが、二階トイレ新設に重点においてご紹介しますので、是非ご覧になってみて下さい。

トイレに限らず、キッチン、お風呂の住宅水回りを新設する場合はまず、

➀スペースの確保

広ければいいわけではなく、ちょうどいいサイズ広さがないとデッドスペースになってしまいます。

➁水圧、排水、電気の確認

現在、水圧で新設しても大丈夫か？などを既存の水道管からの太さやテストで確認し、排水桝の位置の確認、分電盤の容量の確認致します。

③排水経路の確認

水回りの新設や移設で最も重要なのは排水管経路の確保になります。

給水管や給湯管はある程度曲げたり可能で、経路の確保は多くは問題になりませんが、排水管は管自体が太く、曲げたりが出来ないため経路確保に多く問題があります。

以上の問題がクリアになれば、設計、見積、工事の流れになります。

当然見積金額等も各現場ごとに大きく変わります。

それでは、現場写真ご覧ください。

今回は、二階階段廊下に収納と右和室の押入れをトイレと手洗い器スペースに変更していきます。

間仕切壁と床を解体していきます。

掘削して、外部排水桝分岐部分を作成していきます。

新規で外部排水桝を設置すると同時に基礎部分をコア抜き工事（貫通部の穴を作成）で室内と外部を接続していきます。

新しい外部分岐排水桝から間仕切壁の間に排水管を二階に立ち上げていきます。

ポイント！！

新設する排水管の中を流れる排水の音が室内に響かないように＜音ナイン＞で被覆していきます。

図面から、トイレと手洗い器の排水の位置を割り出し、排水管を立ち上げていきます。

掘削し、給水管の分岐を作成していきます。

二階まで給水管を間仕切り壁の中に配管していきます。給水管が震えないようにバンドもしっかりと固定していきます。

給水管も図面から、トイレと手洗い器の排水の位置を割り出し、排水管を立ち上げていきます。
仮通水した、給水管から水圧テストし、排水管に水を流して水漏れないか確認します。

わかりづらいですが・・・新規で作成した外部排水桝の蓋を開けて通水テストします。

内装工事を施し、完成です。

今回の現場はトイレ、手洗い器の新設リフォームだけでなく全体のリノベーション工事でしたので、ちょっとお見せできる写真が少なく申し訳ございませんでした。

二階にトイレ、キッチン、お風呂を新設する理由は、歳を重ねてくると、夜中におトイレに行く機会が多くなり、そのたびに一階まで下りていくと寝ぼけて階段から落ちてしまうことがあったり、目が覚めてしまったりしてしまう場合がありますが、二階にトイレがあることで心配がありません。

また、ご家族が多くなった場合でも二階に新設する場合もあります。

二階に新設したり、水回りの位置を変えたりする場合は、水道工事専門で資格者がいるハウスリンクにいつでもお気軽にご相談下さい！

リフォーム工事ブログご覧頂き、本当にありがとうございました。