失敗しないリフォーム見積もりのコツ|相見積もりのポイントも
リフォームを検討する際はまず見積もりから始まりますが、どうやって頼んだらよいのか迷う方も少なくありません。
一軒ごとに状況が異なるリフォームは、見積もりしてもらっても相場に合っているのか判断するのも難しいですよね。
そこで今回は、失敗しないリフォーム見積もりのコツを詳しく解説します。
相見積もりで上手に業者比較するポイントも紹介しますので、リフォーム計画を立てる前にぜひ覚えておいてください。
Contents
リフォームの成功は見積もり次第!
見積もりはリフォーム初めの一歩であり、金額や内容を左右する重要な段階です。リフォームが成功するか否かは、見積もりにかかっていると言っても大げさではありません。
リフォーム見積もりは会社によってバラバラなため、お客様ご自身が見極めることが大切になります。
しかし初めてのリフォームでは、どのように見積もりを読めば良いのか分からない方も多いです。
この後一つずつ上手な見積もりの取り方や確認方法を解説しますので、チェックリストとして活用してみて下さい。
失敗しないリフォーム見積もりのコツ
要望をまとめておく
リフォーム店に現地調査・見積もりを依頼する前に、家族みんなで要望や不満をまとめておくのは大切な取り組みです。
解決したいことや叶えたい暮らしを明確にすることで、見積もりの精度が高まりリフォームの満足度もアップします。
逆に要望がはっきりしていないと、見積もりに余計な時間やムダな費用がかかってしまうことも・・・。
まずは家族で話し合いの時間を作って、どんなリフォームをしたいのかリストアップしましょう。
最初に予算を決める
お金の話はしにくいものですが、見積もりを依頼する段階で予算の上限を決めておくのも失敗を防ぐコツです。
予算を決めずに見積もりやプランをつくると、どんどん要望が膨らんで予算オーバーになってしまいます。
いくらまでお金をかけられるのか、どれくらいに抑えたいのか、予算のことも家族でしっかり話し合っておきましょう。
間取り図を用意しておく
精度の高い見積もりを作成するために、住まいの間取り図を用意しておきましょう。
間取り図を見ながら相談することで具体的なプランが予測でき、結果的に見積もりの工程が減ってスムーズにリフォームできます。
気になったことは必ず質問する
現地調査や見積もりの説明を受けるとき、気になったことや分からなかったことは必ず質問して解決してください。
分からないまま契約してしまうと、内容の相違でトラブルに発展する可能性が高くなります。
誠実なリフォーム店は何でも応えてくれるはずなので、「こんなこと聞いたら悪いかな?」と遠慮せず、思いついたことはその場で必ず質問しましょう。
内容までしっかり確認する
リフォームの見積もりは専門的な内容も多く理解するのは大変ですが、金額だけでなくどんな工事なのかしっかり確認してください。
- 使用する建材や設備の品番
- 作業内容と金額の内訳
- オプションになっている製品や工事
上記のような内容を確認せず契約してしまうと、設備や工事内容の行き違いトラブルに発展する可能性が高くなります。
表面的な金額だけで比較するのではなく、内容までしっかり確認したうえでリフォーム会社を選びましょう。
相見積もりのポイント
最近はいわゆる「一括見積サイト」などもあり、複数のリフォーム会社を比較検討する相見積もりも一般的になりました。
相見積もりで正確にリフォーム会社を比較し、上手に良い業者を見つけるポイントも解説します。
最初に相見積もりであることを伝える
複数のリフォーム会社に見積もりを取る際は、最初に必ず「相見積もりですが良いですか?」と声を掛けるようにしましょう。
相見積もりでは意外と断る時が大変で悩む方が多いのですが、最初に伝えておけば心理的な負担が少なくなります。
相見積もりは2~3社
ほとんどのリフォーム会社で見積もりは無料ですが、ある程度候補を絞って2~3社に抑えるのがおすすめです。
あまりに多くの見積もりを取ると、立ち合いや打ち合わせに多くの時間を取られ負担が増えてしまいます。お客様の貴重な時間を使うことにもなり、結果的にコスト面のメリットも無くなります。
また各社の見積もりや提案内容を正確に比較するのも難しくなり、かえって良いリフォーム店を見つけにくくなる恐れも高いです。
ホームページやショールームなどをチェックして、信頼できそうなリフォーム店に絞って声をかけましょう。
各社に伝えることを統一する
前述したようにリフォームに対する要望をしっかりまとめておき、相見積もり各社に同じ内容を伝えるのも大切なポイント。
それぞれ伝える内容がバラバラだと、出てくる見積もりの工事内容も違うので正確な比較ができません。
複数のリフォーム会社と話をしていると、だれに何の話をしたのか忘れてしまうことも良くあります。
できれば図面や要望をリストアップするなどまとめておき、正確に伝えられるよう準備しておきましょう。
他の業者に見積もりを見せない
早いタイミングで出てきた見積もりは、ほかの業者に「見せてください」と言われても断るようにしましょう。
リフォームは工業製品ではないので、家電量販店のような「他社より値引きします!」ということは成立しません。
もちろん他社の見積もりを見せることで値引き交渉しやすくなるケースもありますが、その会社本来の提案や技術力が分からなくなるので危険です。
万が一技術力のないリフォーム会社だった場合、ムリな価格調整で品質が犠牲になってしまう恐れもあります。
それぞれの情報を開示せず、出てきた見積もりをフラットな目線で比較検討しましょう。
値段・提案・品質を比較する
見積もりが出そろったら、値段だけでなく提案内容や工事品質も含めバランス良く比較検討しましょう。
最初に同じ内容を各社に伝えておけば、使用する製品や建材、工事方法の提案力が見えやすくなります。
また同じ作業でも職人のウデによって仕上がりは変わるので、どんな人が来るのかも質問してみるのがおすすめです。
保証期間やアフターフォローの体制も重要なチェックポイント。
リフォーム見積もりでよくあるギモン
見積もりは無料?
最近はリフォーム専門店・工務店などどの会社でも、現地調査から見積もりまで無料が基本になってきています。
ただし、一軒丸ごとリノベーションや建築家デザインの大規模リフォームでは、見積もり費用や設計料が発生するケースもあります。
相見積もりをするときは基本的に一回目の見積もりで依頼先を決めて、その後は契約する前提でプランを煮詰めていくのが良いでしょう。
同じ内容で金額が違うのはなぜ?
相見積もりで同じ内容を伝えたのに金額が違う場合、以下のような原因が考えられます。
- 設備のメーカー・グレード
- 工事方法や範囲
- 職人の人件費
- リフォーム会社の現場管理諸経費
同じように見える設備や建材も、リフォーム会社によって進めてくるメーカーやグレードが違うことは多いです。
同条件で比較したい場合は、最初にメーカーや内容を指定するのが良いでしょう。
特に金額の差が出やすいのは職人の人件費です。
極端な例ですが、日当3万円と2万円の職人が1週間稼働したら同じ作業でも7万円の差が出るワケです。
人件費と施工品質は密接な関係なので、価格と品質のバランスにも注目しましょう。
一式見積もりでも問題ない?
「キッチン交換一式 〇〇万円」のような一式見積もりは、基本的におすすめできません。
上記のような例ではどのような仕様のキッチンで、どのような工事が含まれているのか分からないためです。
打ち合わせのときに口頭で伝えていた工事内容やオプションが含まれていないなど、契約後に言った言わないのトラブルになる恐れが高いです。
内装や水回りの工事はもちろん、トイレやキッチンの水漏れなど緊急リフォームの場合でも、どんな部材と作業なのか内訳を明記してもらうようにしましょう。
値引き交渉はすべき?
明確な定価のないリフォームの見積もりでは、契約前に値引き交渉する方も多いです。
大幅な値引きはうれしいものですが、そもそも最初の見積もりに値引き幅を設けてあるということの裏返しでもあります。
良心的なリフォーム会社は最初から根拠のある見積もりを出してくるはずなので、大きな金額を値引いてもらうのは難しいかもしれません。
もし値引き交渉をする場合は、工事日程をリフォーム店の都合に合わせるなど交換条件を用意して協力してもらうのが良いでしょう。
まとめ
リフォームの見積もりは工事金額を決めるだけではなく、仕上がりやクオリティを左右する大切な段階です。
見積もり依頼や比較のポイントを押さえ、リーズナブルな価格で信頼できるリフォーム店を見つけられるようにしましょう。
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現地調査からお見積もりまでは無料となっていますので、お気軽にお申し付けください。