埼玉県のリフォーム｜浴室と洗面所はセットがおすすめ

浴室のリフォームをする際には、洗面所と同時にすると費用が抑えられることに加え、テイストを統一できるので、おしゃれな雰囲気に仕上がります。セットでリフォームするメリットと費用、おしゃれなメーカーの製品、施工事例などを見ていきましょう。

洗面所と浴室のリフォームを計画される際の参考になさってください。

コラムのポイント

浴室と洗面所は同時にすると、費用、手間、仕上がりの統一感という3つの面からお得にリフォームできます。

リフォームの際に窓の断熱化を組み合わせるとより快適な浴室が生まれます。

床面積によっては洗面所と脱衣室を分離する間取り変更も行えます。

浴室と洗面所のリフォームを同時にすると手間と費用を抑えられる理由

システムバスの法定耐用年数は22年ですが、物理的な耐用年数は10～15年です。新築時にシステムバスを採用していた場合、新築後10～15年程度で使い勝手や見栄えが悪くなってきます。

その為、家族構成や浴室の使い方、使用頻度、お手入れの仕方にもよりますが、この時期にリフォームを計画されるケースが多いです。陶器の洗面ボールの洗面台は浴室よりも数年は長持ちすることが多いです。

ただ、システムバスの倍の期間使い続けることは難しいでしょう。その為、浴室とセットでリフォームすることがタイミグ的にはベストです。

クロスや床材の張替えが一度で済む

脱衣室と洗面所を兼用している住宅では、浴室と洗面所が隣接しています。その為、浴室のリフォーム時には脱衣室と洗面所の出入りに使うドアや引き戸の交換に伴い、クロスや床材の張替えをすることになります。

特に、在来工法の浴室からシステムバスの浴室へのリフォーム工事の場合には、出入り口の交換だけではなく、壁を壊す場合もあります。築年数の長い住宅では浴室の出入り口のサイズが小さく、浴槽を搬入出来ないことが多いからです。

また、浴槽が搬入できたとしても、出入り口の枠のサイズが、システムバス用の扉よりも小さければ、ドアを取り付ける為に間口を拡げなくてはなりません。

例えば、浴室のリフォーム時にクロスや床材の張替えをし、その5年後に洗面台の交換をする場合には、再度クロスや床材の張り替えをすることになってしまいます。

現在の洗面台と全く同じサイズの製品があったとしても、継ぎ目の部分がきれいに仕上がらないからです。そしてほとんどの場合、もとの洗面台と同じ製品、同じサイズの製品は見つかりません。

その結果、部分的にクロスや床材を継ぎ足して貼ることになり、見栄えが悪くなることに加え、継ぎ目の部分が汚れやすくなってしまいます。しかも、部分張り替えであっても全面張り替えと費用は変わらないので、結果的にクロスと床材の張替えに2倍の費用がかかります。

同時リフォームで得られる付加価値

最新のシステムバスや洗面台になる他、家族構成や浴室の使い方に合わせた付加価値が得られます。

洗面所を独立させる間取りに変更できるケース

洗面所と脱衣室を兼用にしている場合、入浴している家族がいると洗面所が使えないという不便さがあります。また、年頃になった子どもが入浴時に家族が洗面所兼脱衣室に入ってくるのを嫌がることがあります。このような場合、洗面所と脱衣室を分離させるというリフォームの方法が考えられます。

脱衣室と浴室の間に間仕切りを設け洗面所を独立させる方法です。洗面所と脱衣室の間に出入り口を設ければ、入浴時のプライバシーが保たれます。また、来客に洗面所を使っていただく際にも、脱衣室が分離されていると、生活感が出なくなる良さもあります。

標準の広さは浴室1坪＋洗面所1坪～1.25坪です。これは、浴室0.75坪＋1坪（洗濯機を置ける最小面積）まで狭めても、現在は同じサイズでもゆったり入浴できる浴槽があります。

現在の浴室と脱衣室の面積が上記の面積以上広く、浴室と脱衣室に面している部屋や廊下との位置関係によっては、間取り変更によって洗面所を独立させられます。

浴室と洗面所の面積のバランスを変更できるケース

子どもが独立して夫婦だけになり、広い洗面所は必要なくなったので浴室を広くしたいという場合には、浴室1坪＋洗面所1.25坪から浴室1.25坪＋洗面所1坪に変更できます。

一方、浴室は狭い方が暖まりやすいし、洗面所はゆったり使いたいという場合には、浴室1.25坪＋洗面所1坪から浴室1坪＋洗面所1.25坪に変更することもできます。

このようなバランスを変更する場合、浴槽のサイズが変更できます。システムバスは、様々なタイプやサイズの浴槽が浴室の面積に合わせて選べるようになっていますので、浴室の面積を変更する際の選択肢が豊富です。

テイストが統一できる

洗面台やシステムバスは、同じメーカーで選ぶと、色調やデザインに統一感が生まれ、おしゃれな雰囲気の浴室＋洗面所が実現します。同時にクロスや床材の張替えもするので、色や風合いがより調和します。

画像出典：TOTOシステムバスルームサザナ（戸建て住宅用）WEBカタログ

浴室・洗面所のリフォームと同時に窓の断熱化も同時にすることのメリット

画像出典：マドリモ 断熱窓 戸建用　WEBカタログ

せっかく浴室のリフォームをしたのに浴室が寒い…というケースがあります。システムバスでは床や壁が断熱化されるので、確かに床や壁のひんやり感がなくなります。また、浴室内の空気も在来工法の浴室よりは暖かいです。

ただ、アルミサッシ＋単板ガラスの窓のままであれば、窓から冷気が侵入し、暖かい空気が逃げていくので、浴室内は暖まり難くなってしまいます。リフォームの際、浴室暖房まで取り付けたのに寒い…というようなことさえ起こりかねません。

そのような事態を避ける為には、浴室や洗面所の窓を断熱窓にすることが役立ちます。特に、在来工法の浴室では、換気の為、間口いっぱいの窓が設けられていることが少なくありません。

そのような大きな窓がアルミサッシと単板ガラスの窓であれば、大量の熱が浴室に出入りしてしまいます。

システムバスの導入時に窓を断熱化すれば、床や壁のひんやり感を無くすことと、熱の出入りを妨げることの2つを組み合わせることができます。加えて、夏の浴室内の太陽熱による温度上昇も抑えられます。そして窓の断熱化には2つの方法があります。

窓のサイズを小さくする

窓交換という方法を取ると窓があった部分の一部にパネルを組み合わせ、窓のサイズを小さくすることができます。

この方法は、システムバスの仕様と既存の窓の位置やサイズが合わない場合にも有効です。窓のサイズが大きすぎて浴槽と被る、窓が邪魔でシャワーを設けられないなどの問題が解決できます。また、窓が大きすぎて外部からの視線が気になるというような状況も改善します。

二重窓にする

今ある窓は残し、浴室内側に新しく内窓を設けて二重窓にする窓の断熱方法です。窓のサイズは変えられませんが、入浴中に外部からの騒音が気になるというような浴室には効果的です。

また、費用も窓交換より抑えられるという良さがあります。
窓交換の場合、幅 160 ~ 190cm・高さ 90 ~ 110cmの腰高窓ではおよそ18〜25 万円ですが、内窓設置なら同程度のサイズの腰高窓が6〜12 万円程度で設けられます。

浴室と洗面所をセットでリフォームの事例

埼玉県での施工事例をご紹介します。

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この他にもたくさんの事例がございますので参考になさってください。

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