埼玉県入間市から提案キッチンリフォームで後悔しないポイント
Houselink
新築から十数年経過すると、水回りのリフォームを計画されるご家庭は少なくありません。メーカーからは、デザイン性と機能性の高い魅力的なシステムキッチンが多数販売されているので、目移りすることもあるのではないでしょうか？
ただ、キッチンのリフォームで後悔しない為にはイメージだけに捉われず、周到な準備と計画を進めることが大切です。
コラムのポイント
・キッチンのリフォームを成功させるポイントは、リフォームの目的に合わせた適切な計画をたてることです。
・システムキッチンは幅や高さ、レンジフードやコンロ、水栓などを細かく選べるようになっています。
・選び方によって使い勝手が大きく変わりますので慎重に選びましょう。
Contents
システムキッチン交換リフォーム計画の進め方
古くなって使い勝手が悪くなった、汚れが取れなくなったなどの理由からリフォームを思い立つケースもあれば、新しい機能をつける為にリフォームをするというケースもあります。
システムキッチンを交換する目的は主に3つ挙げられますが、それぞれの目的に合わせて計画を進めていきましょう。
不具合の無いキッチンにする
調理をする回数やお手入れの仕方によって差が出ますが、システムキッチンの物理的な耐用年数はおおよそ10年から15年程度です。
その年数を過ぎると、換気扇から異音がする、排水口から異臭がし詰まることもある、ガスコンロの火がつかない時があるなどの不具合が発生するようになり始めます。新しいシステムキッチンへの交換でこの問題が解決できます。
汚れにくいきれいなキッチンにする
不具合がなくても、タイルの目地汚れが掃除をしてもとれない、ステンレス部分の水垢がとれない、人工大理石の天板が変色したなどの見た目の悪さが目に付くようになってきます。新しいシステムキッチンへの交換でこの問題が解決できます。
機能性とデザイン性を高めたい
お手入れを良くしている場合には十数年使っていても、「まだ見た目もきれいだし、故障もしていないけれど新しい機能がついたキッチンにしたい」という希望が出てくることもあります。
様々なメーカーから機能性とデザイン性の高いシステムキッチンが発売されています。カタログを見たりショールームに出かけたりして、好みに合うデザインと、希望を満たす機能を選ぶことで希望が叶います。
この3つを目的にするリフォームではシステムキッチンを交換するだけというシンプルなリフォームですが、それでも後悔するリスクがない訳ではありません。リフォーム成功の為のポイントを整理しておきましょう。
システムキッチンの選び方
同じ幅のシステムキッチンにする場合でも、高さや機能の選び方で使い勝手が変わります。慎重に選ぶことが大切です。
作業台の高さ
幅は同じでも高さは変えられます。古いキッチンは使いやすい高さより低めであることが多いです。現在の高さで使い慣れていても、少し高さを変えることで使いやすくなることも使い難くなることもあります。自分の背の高さに合わせて最適な高さを選びましょう。
キッチンの作業台は身長の2分の1に25mm～50mmを加えた高さが理想と言われています。ただ、人によって姿勢が異なるので使いやすい高さが変わります。
また、キッチンでの作業は数分では終わりません。自分が「最も調理しやすい姿勢で長時間続けて作業ができる高さ」にすることが大切です。
高くしようかなという場合には、作業台の上に厚みのある板を置いて作業してみたり、低くしようかなという場合には、足の下に厚みのある板を置いて作業してみたり、シミュレーションしてみましょう。
コンロや食洗器などの機能性
最新のシステムキッチンには10年前と比較すると多くの機能が選べるようになっています。選び方次第でとても便利なキッチンになる一方、無駄なオプションをつけすぎると費用が嵩み予算オーバーしてしまいます。
予算オーバーしてもつけて良かった！と思える機能なら正解かもしれませんが、必要ない機能だったとしたら後悔に繋がります。一方、予算を抑える為につけたい機能をつけなかったけれど、つけておけばよかった…というケースもあります。
使い始めてからの様々なシーンを思い浮かべてみて、どの機能をつけるか決めていきましょう。
| 基本機能の比較 | ||
| コンロ | ガス | IH |
| 複数のコンロで強火調理できる | 複数の強火調理ができない | |
| 煽り調理ができる | 鍋を離して調理できない | |
| 鍋やフライパンの材質を問わない | 対応する材質が限定される | |
| 火傷や火事のリスクがある | 火を使わないので安全 | |
| 夏は火を使うので暑い | 周囲の温度が上がらない | |
| 手入れに手間がかかる | 手軽に手入れができる | |
| レンジフード | コンロと連携しているタイプを選びます。 | |
| 食洗器 | ビルトイン | 置き型 |
| システムキッチンを選択する時点で決める必要がある | リフォーム時に決心できなくても後で購入できる | |
| 邪魔にならない
内部にあるので、見た目がすっきりする |
天板に置くので場所を取る
配管が露出するため見た目が良くない |
|
| 運転音が静か | 天板に振動が伝わるので音がする | |
| 洗浄中のにおいがしない | 洗浄中のにおいが拡がる | |
| タイプによっては食器を入れにくい | 食器が入れやすい | |
| 水栓 | |
| 混合水栓 | 基本の水栓
見た目がスタイリッシュ |
| ヘッド引出式混合水栓 | 長く伸ばせて使えるので便利 |
| 浄水器一体型のヘッド引出式混合水栓 | 浄水器を別に設置しなくてもすむ |
| シンク下収納 | 扉タイプ | 引き出しタイプ |
| 前方にデッドスペースが生まれる
上部の空間が邪魔になる |
かがまなくても内部が見やすい
無駄な空間が生まれない |
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| 吊戸棚 | 扉タイプ | ダウンウォールタイプ |
| どちらのタイプであっても、使いやすい高さを選ぶことが大切！ | ||
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| 高い棚が使い難い | 電動で下げられるので上部も使いやすい
ただ、費用がかさむ上に要らなかったと思う人もいるので注意が必要 |
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キッチンの壁と床の種類と選び方
システムキッチンを交換する際、壁や床の汚れが気になる場合には、クロスや床材の張替えを一緒にする方法がおすすめです。
キッチンの壁には、タイル、キッチンパネルなど、水にも火にも強い材質が求められます。
タイル
壁タイル インテリアタイルモザイク 美釉彩
高級感があり色や柄も豊富です。ただ、キッチンパネルに比べると工事費も材料費も嵩みます。タイル自体は水汚れにも油汚れにも強い素材ですが、目地の汚れは取れなくなりやすいのでマメな手入れが必要です。
せっかくリフォームしたのに目地の汚れが取れなくなった…と後悔することもあるので注意が必要です。
キッチンパネル
不燃化粧板・ステンレス・アルミ・ホーローという4種類があり、共通して水や火に強く油汚れも取りやすいという特徴を備えています。タイルのように施工に特殊な技術が求められないので、工事費が抑えられる良さもあります。
- 高級感がある美しい壁にしたい場合にはホーロー
- 予算を抑えて色やデザインを選びたい場合には不燃化粧板
- 手入れのしやすさと耐久性に重きを置く場合にはステンレス
- ステンレスにしたいけれど価格を抑えたいという場合にはアルミ
このような特徴を踏まえていても、壁は面積があるのでカラーサンプルだけで選んでしまうと、完成してからイメージと違うと感じることがあります。その為、ショールームに出向いて広い面積での色味や質感を確認してから選ぶことが理想的です。
キッチンの床には、水にも火にも強いことに加え、滑りにくく重いものからの衝撃に強い材質が求められます。
無垢フローリング
風合いや色合いの良さで人気のある床材ですが、水や油の汚れがつきやすいことと、フライパンなどの重いものを落とした時に傷がつきやすいという弱点があります。子育てが終わった時点でのリフォームで、汚れる心配がなくなったというようなタイミングに向いています。
複合フローリング
ShieraSハーモニアスリフォーム6
キッチン用に防水加工や防汚加工がされているタイプは、無垢フローリングと比較すると汚れにくく、手入れもしやすいです、
タイル
見た目がとてもきれいですが、滑りやすさと冬は足元の冷えやすさという問題点があります。
クッションフロア
色、質感、柄が豊富でフローリングやタイルより費用を抑えられます。ただ、フローリングやタイルより経年劣化しやすいので、数年で張替えをする時期がやってきます。
リフォームをして良かった！満足度100％！という結果になるようにする為には、リフォームの目的に合わせたシステムキッチンの選び方が重要です。そして新しいキッチンに合わせて、壁や床も張替えをすることが理想的です。
システムキッチンの選び方や、壁や床の色で迷ってしまったら、ぜひショールームにお越しください。実物をご覧いただけると同時に選び方のアドバイスも致します。
いつでもお気軽にお越しください。
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