トイレの床はフローリングにすると後悔する?メリット・デメリットやおすすめの床材も紹介
トイレの床をフローリングにした場合、後悔してしまうケースも見られるため注意が必要です。
しかし、具体的にどのような点に注意するべきなのかお悩みの方も多いのではないでしょうか。
そこで本記事では、埼玉県のリフォーム専門店「ハウスリンク」が、トイレの床をフローリングにするメリット・デメリットや、後悔しないための対策を紹介します。
フローリング以外のおすすめの床材についても解説するので、ぜひ最後までご覧ください。
コラムのポイント
- トイレの床をフローリングにすると、湿気や水分に弱く、掃除やメンテナンスの手間がかかる点に注意が必要です。
- トイレの床をフローリングにして後悔しないためには、防水・防汚性の高いフローリングを選び、施工時の防水対策も徹底しましょう。
- クッションフロアやセラミックタイルであれば、デザインが良く掃除の手間も軽減できます。
Contents
- トイレの床をフローリングにすると後悔するのか
- トイレの床をフローリングにするメリット
- 木の質感がもたらすあたたかみのある空間になる
- 高級感のあるナチュラルな空間を実現できる
- 他の部屋との統一感を出しやすい
- トイレの床をフローリングにするデメリット
- 匂いが残りやすい
- 長期間使用すると床が腐るリスクがある
- 他の床材と比べて掃除・手入れが大変
- 劣化や黒ずみが目立つ
- トイレの床をフローリングにして後悔しないための対策
- 防水・防汚性の高いフローリングを選ぶ
- 施工時の防水処理を徹底する
- 日々の掃除を徹底する
- フローリング以外のトイレにおすすめの床材
- クッションフロア
- セラミックタイル
- トイレの床張り替えリフォームの施工事例
- トイレ交換・床リフォーム施工事例①15万円
- トイレ交換・床リフォーム事例②45万円
- まとめ
- 埼玉県入間市・所沢市・狭山市・川越市のトイレリフォームはハウスリンク
トイレの床をフローリングにすると後悔するのか
トイレの床をフローリングにすると、後悔してしまうケースも少なくありません。
フローリングは木材なので、湿気の影響を受けやすく、手洗いの水や尿の飛び跳ねに弱いといった特徴があり、掃除やメンテナンスの手間がかかるためです。
しかし、製品選びを適切に行うことによって、後悔するリスクを抑えることもできます。
トイレの床をフローリングにするメリット
トイレの床をフローリングにする場合、次のようなメリットがあります。
木の質感がもたらすあたたかみのある空間になる
トイレの床をフローリングとすることによって、木材ならではの質感が空間にあたたかみをもたらします。
水回りのスペースは冷たい印象になることも多いですが、あえて木材のフローリングを採用することで、ぬくもりがありリラックスできる空間を演出可能です。
なかでも無垢フローリングを採用した場合、自然素材ならではの風合いや、経年変化による色や艶の変化も楽しめます。
高級感のあるナチュラルな空間を実現できる
美しい木目のフローリングを採用すれば、高級感がありながらもナチュラルなトイレに仕上がります。
清潔感を出したい、空間を広く見せたいという場合は明るい木材を、重厚感やシックな雰囲気を出したい場合は濃い色の木材を選ぶなど、理想のイメージに合わせて床材を選んでみましょう。
他の部屋との統一感を出しやすい
フローリングは、リビングや廊下といった他のスペースでも使用されているため、トイレの床もフローリングとすることで家全体に統一感が出ます。
フローリングならではの自然な風合いにより、和モダン・北欧・シンプルなど家のスタイルを選ばず使用できるのも大きなメリットです。
床や壁紙を張り替えておしゃれなトイレへとリフォームしたい方は、こちらの記事もご覧ください。
▷関連コラム:トイレの壁紙でよくある失敗例7選|おしゃれな仕上がりにするためのコツも施工例付きで解説
トイレの床をフローリングにするデメリット
トイレの床をフローリングにするかお悩みの場合、次の4つのデメリットには注意が必要です。
匂いが残りやすい
トイレの床をフローリングにした場合、木材に湿気や汚れなどが染み込みやすいため、匂いが気になってしまう場合があります。
トイレでは、目には見えていなくても水や尿の飛沫が飛び散っていることが多く、フローリングに浸透してしまうとなかなか匂いを除去できません。
雑菌やアンモニアが増えてしまうとさらに匂いが蓄積してしまうため、こまめに掃除し匂いが染み込まないように対策しましょう。
長期間使用すると床が腐るリスクがある
フローリングは木材のため、水分や湿気には強くありません。
手洗い器からの水はねや便器からの尿はね、湿気の多さなどが原因となり、腐食が進んでしまう場合もあります。
- フローリングがぶよぶよとしている
- 歩くと沈むような感覚がある
- 床に黒ずみや変色が見られる
- 床にひび割れが見られる
上記のような傾向が見られる場合は、フローリングの腐食が広がっている可能性が高く、進行度合いによっては建物の構造にも悪影響を及ぼします。
修理費用が高額になるケースもあるので、トイレの床をフローリングにする場合には定期的な点検とメンテナンス、こまめな換気を心がけましょう。
他の床材と比べて掃除・手入れが大変
フローリングは、基本的に耐水性・対薬品性が低いため、フロアタイルやクッションフロアよりも掃除や手入れに手間がかかる点がデメリットです。
こまめに掃除するのはもちろん、専用のクリーナーを使用するほか、ワックスがけも定期的に行う必要があります。
また、天然木でできた無垢床にした場合はさらに注意して扱わなければなりません。
簡単な拭き掃除だけでも清潔に保ちたいという場合、フローリングよりも他の床材の方がおすすめです。
こちらの記事では、掃除のしやすいトイレの特徴について解説しています。
▷関連コラム:掃除しやすいトイレの特徴とは?他のトイレとの違いやおすすめの商品まで解説【施工事例付き】
劣化や黒ずみが目立つ
トイレの床をフローリングにした場合、水はねや尿はね、湿気の影響で劣化しやすい点に注意が必要です。
表面のワックスが剥がれてしまってカビが発生したり、拭き残しによって黒ずみが発生したりなど、他の床材よりも劣化が目立ちやすいケースも少なくありません。
掃除ではきれいにすることが難しい場合、床の張り替えが必要になることもあります。
トイレの床をフローリングにして後悔しないための対策
「トイレの床をフローリングにしなければよかった」と後悔しないためには、次の3つのポイントを押さえておきましょう。
防水・防汚性の高いフローリングを選ぶ
トイレの床をフローリングにする場合、防水性・防汚性の高い製品を選びましょう。
フローリングは木材で作られているため、水分や湿気に弱く、変色やカビ、腐食などの劣化が進行しやすい点がデメリットです。
そのため、トイレやキッチンなどの水回り用として加工されたフローリングを選ぶ必要があります。
水回り用として加工されているフローリングであれば、特殊なコーティングによって防水性・防汚性に優れているため、掃除の手間がかかりません。
より清潔なトイレとするためには、防水性や防汚性に加えて、抗菌加工の有無も確認しておきましょう。
施工時の防水処理を徹底する
トイレの床をフローリングにして後悔しないためには、施工時の防水対策を入念に行いましょう。
具体的には、次のような防水処理が求められます。
- 防水マットや防水シートを下地に敷く
- フローリング表面には防水ワックスやフロアコーティングを行う
- 便器や配管取り付け部分の隙間もコーキングで処理する
- 施工後も定期的に防水ワックスやフロアコーティングを塗り直す
施工時の処理を抜かりなく行うだけでなく、定期的なメンテナンスが重要となることも忘れないでください。
日々の掃除を徹底する
トイレのフローリングをきれいに保つためには、日々の掃除とメンテナンスが欠かせません。
水分や汚れがあった場合にはすぐに拭き取り、染み込ませないことが重要です。
中性洗剤を薄めて雑巾で掃除した後は、乾拭きもセットで行って水分を残さないようにしましょう。
丁寧な掃除を続けていくことで、フローリングの床も清潔かつ美しく保つことができます。
フローリング以外のトイレにおすすめの床材
なるべく掃除やメンテナンスの手間を抑えたいとご希望の場合は、フローリングよりもクッションフロアやセラミックタイルがおすすめです。
ここからは、それぞれの特徴について紹介します。
クッションフロア
クッションフロアとは、塩化ビニル製のシート状床材です。
防水性・防汚性に優れているため、トイレやキッチンなどの水回りの床材として人気を集めています。
表面をさっと水拭きするだけで汚れが取れるため、フローリングよりも掃除の手間がかかりません。
また、さまざまなタイル調や木目調などさまざまなデザインから選択でき、理想の空間に仕上げやすいのも魅力です。
比較的リーズナブルに施工できるため、費用を抑えたい場合にもおすすめします。
しかし、耐久性は若干劣るほか、長期間の使用で変色や剥がれが見えてくる、本物のタイルや木目調とは質感が異なるといった点に注意が必要です。
セラミックタイル
セラミックタイルとは、陶器質タイルやせっ器質タイル、磁気質タイルなどの総称とされています。
耐水性・耐久性に優れている床材ですが、タイルの素材によって耐水性は異なり、トイレなどの水回りにはせっ器質タイルや磁気質タイルがおすすめです。
水分や汚れが染み込みづらいため、簡単な水拭きだけでも清潔に保つことができます。
一方、施工費用が高くなる傾向にある点や、冬場は寒く感じやすい点に注意しましょう。
トイレの床張り替えリフォームの施工事例
トイレ交換とともに、床や壁紙の内装リフォームを行なった事例を紹介します。
トイレの床をリフォームしたいと検討中の方は参考になさってください。
トイレ交換・床リフォーム施工事例①15万円
Before
| After -施工後-
|
マンションタイプの床上排水のトイレをリフォームした事例です。
トイレ交換と内装工事をセットで行いながらも、費用は15万円ほどとリーズナブルに抑えました。
床材は汚れが目立ちづらい・付きづらい柄のクッションフロアに交換したほか、防カビで撥水性のある壁紙を採用し、掃除の手間を軽減しています。
施工先 | 入間市 |
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施工内容 | トイレリフォーム、玄関床工事 |
工期 | 1日 |
費用目安 | 15万円程度 |
使用製品 | LIXIL アメージュ |
施工事例の詳細はこちらからご確認ください。
<施工事例:埼玉県入間市トイレリフォーム|リクシルアメージュ費用紹介>
トイレ交換・床リフォーム事例②45万円
Before
| After -施工後-
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トイレ交換と内装リフォームをあわせて行った事例です。
凹凸や段差が少なく掃除がしやすい「アラウーノ コレフルスリム」へと交換し、すっきりとおしゃれな印象になりました。
床にはフローリング調のクッションフロアを採用し、デザインと機能性を両立させています。
トイレの背面にアクセントクロスを貼ったことで、空間に奥行きが出ているのもポイントです。
施工先 | 狭山市 |
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施工内容 | トイレ交換、内装工事 |
工期 | 4日 |
費用目安 | 45万円程度 |
使用製品 | アラウーノ コレフルスリム |
施工事例の詳細はこちらからご確認ください。
<施工事例:埼玉県狭山市トイレリフォーム|パナソニックアラウーノ価格を公開>
トイレリフォームの事例をお探しの方は、こちらからもご覧いただけます。
まとめ
トイレの床をフローリングにする際は、防水・防汚性の高いフローリングを選び、施工時の防水処理も徹底することが重要です。
無垢材を使ったフローリングにしたい場合は、とくに慎重に扱う必要があるため注意しましょう。
一方、日々の掃除やメンテナンスの手間を軽減したい場合は、クッションフロアやセラミックタイルがおすすめです。
デザイン性にも優れ理想の空間へと仕上げやすいため、床材の候補として検討してみてください。
埼玉県入間市・所沢市・狭山市・川越市のトイレリフォームはハウスリンク
私たちハウスリンクは、トイレの交換やキッチンリフォーム、内装リフォームなど幅広い施工実績を誇るリフォーム会社です。
経験豊富な専門スタッフが、お客様のご要望に合わせた最適なご提案をさせていただきます。
トイレ交換や内装リフォームを行いたい方は、お気軽にお問い合わせください。
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