一軒家リフォームの費用事例|進め方や安く抑えるコツも
最近は築年数の経った一軒家を建て替えるのではなく、リフォームして長く暮らす方が増えてきています。
建て替えよりリーズナブルな価格がリフォームの魅力ですが、実際どれくらい費用が掛かるのか気になりますよね。
今回は外壁屋根や水回りなど、ジャンルごとの一軒家リフォームの費用事例を紹介します。
一軒家リフォームの具体的な進め方や安く抑えるコツなども解説するので、住まい計画を立てる前にぜひ覚えておきましょう。
Contents
一軒家リフォームが増えているワケ
近年一軒家リフォームが増えているのは、建て替えや新築より費用を抑えられ、暮らしやすい家に仕上げることができるためです。
全面リフォームやリノベーションでも新築の50~70%の費用に抑えられて、老後やお子さんの成長など大きな出費に備えやすいのです。
長年暮らしたご自宅のリフォームはもちろん、初めてのマイホームとして中古住宅+リフォームを選ぶ方も増えています。
築年数が経ったお住まいでも、しっかり補強してあげれば長く暮らすのは難しくありません。
新築や建て替えが気になっている方も、一つの選択肢として一軒家リフォームも検討してみてください。
一軒家リフォームの費用事例
水回り
ユニットバス・キッチン・洗面台・トイレの水回りは、一軒家リフォームの中でも重要度が高いメニューです。
ユニットバス | 90万円程度 |
キッチン | 100万円程度 |
洗面台 | 12万円程度 |
トイレ | 20万円程度 |
合計 | 222万円程度 |
今回ご紹介する4つの事例は上記のような費用で、合計222万円程度です。
ただし水回り4点セットにすれば200万円以下に抑えることも可能なので、ぜひ検討してみてください。
ユニットバス 90万円程度
施工先 | 所沢市 |
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施工内容 | ユニットバスからユニットバスの交換 |
工期 | 3日 |
費用目安 | 90万程度 |
使用製品 | TOTOのサザナHTシリーズ Sタイプ |
キッチン 100万円程度
施工先 | 川越市 |
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施工内容 | キッチン交換 |
工期 | 3日 |
費用目安 | 100万円程度 |
使用製品 | リクシルシエラS |
洗面台 12万円程度
施工先 | 入間市 |
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施工内容 | 洗面台交換 |
工期 | 1日 |
費用目安 | 12万円程度 |
使用製品 | TOTOのVシリーズ |
トイレ 20万円程度
施工先 | 東村山市 |
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施工内容 | トイレ交換、洗面水栓金具交換 |
工期 | 1日 |
費用目安 | 20万円程度 |
使用製品 | ピュアレスト |
外壁屋根
一軒家の重要メニューである外壁屋根リフォームも、築年数に関わらずしっかり行いましょう。
築30年くらいまでは、外壁屋根塗装で100万円前後の費用感です。
コロニアル(スレート)屋根の場合は、30年前後で張り替えが必要になり100万円強の費用が掛かります。
外壁・屋根塗装 約110万円
施工先 | 所沢市 Y様邸 |
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施工内容 | 外壁塗装、屋根塗装、室内床補強 |
工期 | 19日 |
費用目安 | 約110万円 |
使用製品 | 外壁セラミシリコンSR178、屋根ファインパーフェクトベスト、破風クリーンマイルドシリコン、軒天クリーンマイルドシリコン、雨樋クリーンマイルドシリコン |
屋根カバー工法 120万円程度
施工先 | 鶴ヶ島市 |
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施工内容 | 屋根 カバー工法 |
工期 | 5日 |
費用目安 | 約足場も含めて120万円程度 |
使用製品 | ヒランビー |
内装
一軒家の内装リフォームでは、壁紙・フローリング・間仕切り撤去などのメニューが多いです。
内装は床面積や内容によって費用が大きく変動するので、この後紹介する事例を参考にしてみてください。
壁紙工事、フローリング工事 約30万円
施工先 | 狭山市 M様邸 |
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施工内容 | 壁紙工事、フローリング工事 |
費用目安 | 約30万円 |
間仕切り壁撤去 20万円程度
施工先 | 入間市 |
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施工内容 | 仕切り壁撤去、壁紙張替 |
工期 | 3日 |
費用目安 | 20万円程度 |
使用製品 | サンゲツ |
畳からフローリング 30万円
施工先 | 東村山市 |
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施工内容 | 床は畳からフローリング、壁紙の張替、建具交換 |
工期 | 3日 |
費用目安 | 30万円 |
一軒家リフォームの進め方
一軒家リフォームはすべてをまとめて工事する「まるごとリフォーム」と「部分リフォーム」の2パターンが考えらえます。
それぞれの進め方の特徴を把握し、ご自宅の状況に合った方法を選びましょう。
まるごとフルリフォーム
ある程度築年数が経ったご自宅やこれから購入する中古住宅の場合、一軒まるごとリフォームする方が多いです。
まるごとリフォームすることで費用の節約になり、後述する断熱・耐震など見えない部分の補強もしやすくなるためです。
築30~40年前後の一軒家は住まい全体の大規模メンテナンスが必要なタイミングなので、まるごとリフォームするメリットが大きいでしょう。
一方まるごとリフォームは住みながら進めるのが難しいため、引っ越しや仮住まいが必要になるのがデメリット。
部分リフォーム
まだ大規模なリフォームが必要ない築浅一軒家の場合、必要に応じて部分リフォームしていく方が多いようです。
部分リフォームは一回の費用を抑えられ、工事期間が短いので住みながら進められるのが大きなメリット。
築10~20年前後の一軒家なら、部分リフォームでメンテナンスしていく方が良いでしょう。
ただし単品リフォームを繰り返すのは割高になるので、水回りや内装などジャンルごとにある程度まとめるのがおすすめです。
一軒家リフォームの注意点
木造の一軒家をリフォームする際は、目に見えない部分の性能不足やトラブルに注意してください。
断熱性は問題ないか?
目に見えない断熱性は暮らしやすさや省エネ性に大きく影響するため、一軒家リフォームで必ずチェックすべきポイントです。
日本の戸建て住宅は先進国の中でも断熱性が低いと言われていて、新築・リフォームともに大きなテーマとなっています。
断熱性が低いと冷暖房が効きにくく、ムダな光熱費が掛かって不快な空間になってしまいます。
- 窓をペアガラスや断熱サッシに交換
- 天井・壁・床に断熱材を入れる
- 断熱材入りの外壁を張る
- 屋根に遮熱塗料を塗る
上記のような断熱リフォームを行うと、少ない光熱費で快適な空間をキープしやすくい家になります。
特に築30~40年前後の一軒家は断熱性が低いケースが多いため、見積もり時に必ずチェックしてもらいましょう。
耐震性が不足していないか?
地震が多い日本では、一軒家の耐震性も注意すべきポイントの一つです。
特に耐震基準が大きく改正された1981年、築40年以上経っている一軒家は必ず耐震強度を確認しましょう。
- 旧耐震基準:震度5程度の地震で倒壊を免れるレベル
- 新耐震基準:震度6~7程度の地震で倒壊を免れるレベル
上記のように新旧耐震基準には想定震度の違いがあります。
旧耐震基準の家が必ず倒壊するわけではありませんが、大きな地震が来たとき大きなダメージを受ける可能性が高くなります。結果的に多額の補修費用が掛かることになり、そのまま住み続けられなくなるケースも。
せっかくお金を掛けてリフォームするのですから、安心して長く暮らせるよう耐震補強も検討してみてください。
雨漏れの形跡はないか?
木造戸建て住宅にダメージを与える雨漏れの有無も、リフォームのタイミングでしっかりチェックすべきポイントです。
雨漏れは虫歯のようなもので、見逃してしまうと時間とともにどんどん進行してしまいます。
例えば天井裏に雨漏れがある場合、内装リフォームでキレイにしただけだと知らないうちに症状が進行します。
雨漏れは木部の腐食を招き、耐震強度の不足や後述するシロアリ被害に発展することも。
ある程度の費用を掛けて一軒家をまるごとリフォームする場合は、必ず天井裏などから雨漏れの有無を確認してもらいましょう。
シロアリやカビの被害がないか?
一軒家で発生することが多い、シロアリやカビの被害もリフォーム前にしっかりチェックしてください。
シロアリ被害(蟻害)は床下の土台を食べられてしまうトラブルで、木部がスカスカになり建物を支えられなくなってしまいます。
雨漏れで腐った木部や湿気の溜まりやすい場所が狙われやすく、数年に一度のシロアリ点検・消毒が望ましいです。
10年以上シロアリ消毒をしていないお住まいは、リフォーム前に点検してもらうのが良いでしょう。
また床下から地面が直接見える「ベタ基礎」の一軒家は、見えない場所にカビが溜まっていることが多いです。
不快なカビ臭や健康被害につながるケースもあるので、シロアリ点検と一緒に床下のカビ状況もチェックしてもらいましょう。
一軒家リフォームの費用を抑えるコツ
一軒家リフォームの内容は幅広いジャンルに及びますので、依頼する工事を得意とする会社に相談するのが費用を抑えるコツになります。
例えば外壁屋根塗装を得意でないリフォーム会社に頼むと、下請け業者に発注するので余計な中間マージンがかかり高くなってしまいます。
得意とするジャンルは「自社施工体制」を整えていることが多く、中間マージンを省いてコストパフォーマンスの良いリフォームができるのです。
特に一軒家まるごとリフォームの場合は、内外装から水回りまでトータルで対応できる専門店に相談するのがおすすめです。
部分リフォームの場合も、依頼する工事実績が多く得意とするリフォーム店に相談しましょう。
まとめ
メンテナンスの重要性が高い一軒家は、適切なタイミングでリフォームをおこない長持ちさせていきましょう。
相談する工務店・リフォーム店によって費用や仕上がりが変わりますので、一軒家が得意な会社に相談してみてください。
埼玉県入間市周辺の一軒家メンテナンスは、リフォーム専門店のハウスリンクにご相談ください。
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