瞬間湯沸かし器はどこで買うべきか｜安く交換するコツ

瞬間湯沸かし器はさまざまなお店が販売していますが、いざ交換するとなるとどこで買うべきか迷うものです。

買う場所によって値段や取付工事費などが結構違いますから、なるべく安く交換したいですよね。

今回は、瞬間湯沸かし器が買える場所ごとの特徴・メリット・デメリットを詳しく解説します。

安く交換するコツも後半で紹介しますので、ぜひ見積もり前に覚えておいてください。

本体がコンパクトで簡単に交換できそうな瞬間湯沸かし器ですが、一般の方が自分で交換することはできません。

瞬間湯沸かし器はガス管に接続するため、交換するにはガス工事の資格が必要となります。

技術的には難しい作業ではないものの、ガス漏れは重大な事故につながる恐れがあるので絶対似やめましょう。

また勝手に自分で交換すると法律違反となり、50万円以下の罰金が科せられる恐れもあります。

ガス事業法　第193条

ガス事業者の承諾を得ないでみだりにガス工作物の施設を変更した者は、50万円以下の罰金に処する。

安くするつもりがかえって大きな出費になってしまいますから、必ず資格を持った専門家に作業を任せてください。

ご自宅で契約しているガス会社は、瞬間湯沸かし器も扱っていることがほとんどです。

ガスの明細書を見れば連絡先が分かりますし、普段から付き合っている会社なので安心感があるのがメリット♪

一方商品の割引率が低く、交換費用が高額になるケースが多いのがデメリット。

一度声を掛けると断りにくいので、相談するなら最後にするのが良いでしょう。

リンナイ・ノーリツ・パロマなど瞬間湯沸かし器を製造販売しているメーカーに直接連絡して、交換工事まで対応してもらうこともできます。

製造元なので安心感はありますが、基本的に定価販売となるので割高になるケースが多いようです。

また実際の交換工事は下請け発注になるので、工事費も中間マージンが掛かっています。

最近はヤマダ電機やエディオンといった家電量販店でも、瞬間湯沸かし器を買えることが多いです。

大手の家電量販店は一度にたくさん商品を仕入れるため、リーズナブルな販売価格が期待できます。

ただしガス工事は専門外なため、別の専門業者を手配するのに余計な時間と費用が掛かる点はデメリット。

カインズホームなどのホームセンターでも瞬間湯沸かし器を購入でき、交換工事までセットで頼めます。

ただし基本的な仕組みは家電量販店と一緒で、時間と工事費は多めにかかる傾向があります。

インターネット系の激安通販サイトは、最安値で瞬間湯沸かし器を購入できる可能性が高いです。

ただし前述したように瞬間湯沸かし器は工事も依頼しなければいけないため、信頼できるサイトを見極める目が必要になるでしょう。

10年近く使うものなので、しっかりした工事とアフターフォローが期待できることが大前提となります。

地域のリフォーム店や工務店は、価格と信頼性のバランスが取れた選択肢です。

給湯器交換の実績が多いリフォーム店なら、瞬間湯沸かし器も安く買えるかもしれません。

工務店の場合は新築メインではなく、リフォームに力を入れているところを選ぶ必要があります。

最近はネット通販で安く本体だけ買うこともできますが、なるべく工事とセットで頼むのが安くするコツです。

通販などで手に入れた本体の取り付けだけ依頼する「施主支給」は、トラブルの原因になるため対応してくれない会社が多いです。

結果的に選択肢が少なくなり、工事費が高い会社に頼まざるを得なくなって損をしてしまうケースが考えられます。

本体とセットで頼んだ方が工事が安くなることも多いので、基本的に一緒に見積もりしてもらいましょう。

一つの選択肢で決めてしまうのではなく、複数の会社に相見積もりを取ってみるのも瞬間湯沸かし器を安く交換するコツの一つ。

そもそも一社だけだと価格の正当性が分からないので、なるべく2～3社に話を聞いてみるのが良いでしょう。

ただし相見積もりを取り過ぎると時間がかかりますし、一社に決めたあと断りを入れるのも大変です。

最初に電話や店頭で大体の値段を聞いてみて、信頼できそうなところ数社に相見積もりを取るのがおすすめです。

相見積もりの取り方についてはこちらのコラムでも解説しています。

瞬間湯沸かし器や給湯器の交換実績が多い業者を選ぶのも、費用を安く抑える重要なポイント。

実績数が多い業者はたくさん仕入れをしているので、他の業者より瞬間湯沸かし器を安く仕入れることができるのです。

結果的に製品価格が安くなりますし、実績数が多いと施工面も安心で一石二鳥♪

ネットや店頭で瞬間湯沸かし器を選ぶ際は、次のポイントを間違えないようにチェックしてください。

瞬間湯沸かし器には元止め式・先止め式があり、タイプが異なるので間違えないようにしましょう。

元止め式は、瞬間湯沸かし器本体のボタンでお湯を出したり止めたりするタイプです。

一般家庭はほとんど元止め式で、本体からシャワーが伸びているので分かりやすいでしょう。

先止め式は蛇口の開け閉めでお湯を出したり止めたりするタイプです。

大量にお湯を使うことがある業務目的が多く、本体がスタンバイ状態で蛇口を開けると、ボタン操作せずお湯が出てきます。

ご自宅がどちらのタイプか確認してから、元止め式・先止め式を選びましょう。

瞬間湯沸かし器はガス種類もLPガス・都市ガスの2タイプあるため、こちらも間違えないように確認しましょう。

LPガスはプロパンガス・LPGと表記されることもあります。ご自宅にガスボンベがある場合はLPガスの可能性が高いですが、離れた場所にボンベがある「集中プロパン」の可能性もあります。

都市ガスは12A・13Aと表記されることもあります。都市ガスは基本的に地下のガス管から供給するので、家の周りにガスボンベがありません。

今の瞬間湯沸かし器を見てもガス種類が分からない時は、契約しているガス会社に問い合わせるのが確実です。

ガス種類を間違えると取付できないので、必ず正しいものを選んでください。

冬の気温で水道管が凍ることがある地域の方は、寒冷地仕様の瞬間湯沸かし器を選びましょう。

寒い地域で普通の瞬間湯沸かし器を付けると、配管が凍って使えなかったり故障したりする恐れがあります。

寒冷地仕様は水を抜くタイプと、ヒーターで温めて凍結を防ぐタイプの二種類があります。

メーカーによってタイプが違うので、凍結防止方法についてもチェックしてみてください。

瞬間湯沸かし器は基本的に「5号」という給湯能力一種類なので、交換後にお湯の量が減る心配はありません。

もし今の湯量に不満があるなら、瞬間湯沸かし器ではななく号数の大きいガス給湯器に交換しましょう。

瞬間湯沸かし器はどこで買うかによって金額やアフターサービスが変わりますので、しっかり選択肢を比較検討しましょう。

これから水回りや内外装のメンテナンスが必要になる時期なら、住まいのことをなんでも頼めるリフォーム店に相談するのもおすすめです。

埼玉県入間市周辺の瞬間湯沸かし器交換は、リフォーム専門店のハウスリンクにご相談ください。

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現地調査・お見積もりは無料なので、金額のご質問だけでもお気軽にどうぞ。