中古住宅のリフォーム費用と特徴|埼玉県入間市の事例を紹介
中古住宅を購入しリフォームするメリットには、費用に幅があることと、立地や面積に関して条件の良い住宅が見つけやすいことが挙げられます。費用の幅はリフォームの内容の違いや配管変更の有無、オール電化導入などによって生まれ、予算に合わせて選択できます。
近年、新築住宅の高騰に伴い、中古住宅を購入してリフォームするというケースが激増しています。
また、長年暮らしてきた自宅を建て替えるか、リフォームするかと迷っている方もいらっしゃるのではないでしょうか?建て替えると法改正によって家を縮小しなくてはならないというケースもあります。このような場合、リフォームであれば現在の住宅の規模を維持できます。
新築や建て替えと、中古住宅のリフォームを比較して、費用の違いや注意点を確認していきましょう。
Contents
コラムのポイント
中古住宅のリフォームはリフォームの方法によって費用が変わります。
フルリフォームは新築住宅より費用を抑えられるケースが多いです。
家族の新しい家への希望と予算に合わせて、最適なリフォームの方法を選ぶことが中古住宅のリフォーム成功に繋がります。
中古住宅購入+リフォームは新築住宅より費用に幅がある
中古住宅のリフォームには、スケルトンリフォームとフルリフォーム、部分的なリフォームがあります。予算に合わせて選べますので、それぞれの特徴を見ていきましょう。
スケルトンリフォーム
柱や梁などの構造部だけを残し、外壁を撤去する大規模なリフォームで、基礎の形状以外はすべて新しく変えられるリフォームです。キッチン、浴室などの水回り、階段、窓などの位置も自由に変えられます。
最も自由度の高いリフォームですが費用が嵩みます。立地条件(土地の価格の違い)によっては、中古住宅購入費+リフォーム費用が、新築住宅購入費+土地代より高額になることもあります。
フルリフォーム
外壁はそのままにし、間取りや内装を一新するリフォームです。
耐力壁の位置を変更することと、窓の位置を変更したり広げたりすることは耐震性に影響が出る為、変更に制限があります。もちろん、間仕切壁の位置を変更して間取りを変更することや、窓を小さくすることなどは、問題なく変更できます。
また、キッチン、浴室などの水回りも位置を変更する場合には、配管の位置を移動しなくてはならず、費用が嵩みます。費用を抑える為には、水回りの位置の変更はできるだけ少なくすることが理想的です。
新築のようにきれいになることに加え、家族の暮らしに合う間取りに変えられるので、スムーズな生活動線も生まれます。
一般的に新築住宅購入よりも予算を抑えられることが多いです。国土交通省が注文住宅の調査地域は全国、その他の住宅は三大都市圏で調査した結果を見てみましょう。
購入資金、リフォーム資金
購入資金は、土地を購入した注文住宅新築世帯で平均5,436万円、建て替え世帯で平均4,487万円。既存(中古)戸建住宅と既存(中古)集合住宅の取得世帯でそれぞれ3,340万円、2,941万円。また、リフォーム資金は平均206万円。
新築か既存(中古)かの選択理由
既存(中古)戸建住宅、既存(中古)集合住宅取得世帯が既存(中古)住宅を選んだ理由は、「予算的にみて中古住宅が手頃だったから」が最も多く、次いで、「新築住宅にこだわらなかった」が続く。
引用:国土交通省 住宅局 令和4年度 住宅市場動向調査報告書 PDF
部分的なリフォーム
予算を抑えたい場合、部分的なフルリフォームが出来ます。例えば、2階建ての家でどちらかの階だけをリフォームするなどの方法です。
また、間取り変更は行わず、キッチン、浴室、トイレなどの住宅設備機器の交換と内装の貼り替えを行うという方法でも、動線は変えられませんが新築のようにきれいになります。
もし、中古住宅の内覧をした際に、家の中を歩き回ってみて、暮らしやすそうだなと感じた場合には、この方法を取ると、フルリフォームより費用を抑えられます。
新築住宅より立地や面積に関して条件の良い住宅が見つけやすい
建て替えであれば必要ありませんが、住宅を新築する場合には土地を見つけなくてはなりません。この場合、新築住宅を建てられる更地よりも、中古住宅付きの土地の方が、選択肢が拡がります。
立地条件
既に多くの住宅が建っている住宅地では、家族の暮らしに合う土地を探すことは非常に困難です。特に駅に近い住宅地などでは、新築用の土地はほぼないという状況の地域が多いです。
一方、中古住宅であれば、家族の望む利便性を満たす地域内で見つけられる可能性が高いです。
敷地面積
住宅地では年々新築住宅の敷地が縮小する傾向にあります。都心部では狭小住宅も少なくありません。一方、昭和に建てられた住宅には、敷地面積が広く、現在よりゆったりした規模の住宅が多くあります。
同じ敷地面積の土地を購入して新築住宅を建てれば、高額な費用がかかってしまうが、中古住宅なら費用を抑えて面積に余裕のある敷地を手に入れられる可能性があります。
新築住宅にはない中古住宅の注意点
近年は法の規制が厳しくなっている為、新築住宅購入時には、断熱や耐震などの目に見えない部分は、住宅性能を表す等級で判断できるようになっています。
一方、中古住宅の場合、目に見えない部分の確認をすることがとても難しいです。その為、購入前に専門家に依頼し、ホームインスペクションなどを実行することが大切です。
省エネ性能
リフォーム時にする断熱改修の程度によって省エネ性能が変わり、快適さにも電気代にも大きく影響します。
現在、省エネ性能を左右する断熱等性能等級に対する義務はありませんが、新築住宅には2025年度から断熱等性能等級4、2030年度から断熱等性能等級5に適合義務化されることが予定されていることを考えても、十分な断熱改修をすることが大切です。
画像出典:国土交通省 住宅性能表示制度における省エネ性能に係る上位等級の創設 PDF
耐震性と並んで目に見えない部分なので、中古住宅購入後には、リフォームを依頼する工務店から、十分な説明を受けるようにしましょう。
住宅設備機器の選び方
キッチンや浴室などの住宅設備機器はグレードによって価格が大きく変わります。選び方によっては数百万円の差が出ることもあります。カタログを見たりショールームに出かけたりすると、高グレードの設備機器に惹かれることが多いと思いますが、使わないような機能も少なくありません。
反対に、機能を絞り過ぎると、暮らし始めてからつけておけばよかったと思うこともあります。家族の暮らしにどの機能が必要なのか、十分に検討して最適なグレードの住宅設備機器を選びましょう。
埼玉県入間市の中古住宅リフォームの事例と費用
中古住宅をフルリフォームし、外壁塗装と外構も同時に施工した事例です。お子様が通学しやすい小学校の圏内で見つかった住宅です。
キッチン
Before
After
タイル調のクロスをアクセントに、ホワイト系のクロスとフローリングの組み合わせで明るい雰囲気のキッチンに生まれ変わりました。採用したリクシルのシステムキッチンは、手軽なお手入れでいつでもきれいにしておけます。
浴室
Before
After
タイル+アルミ浴槽の浴室からTOTOのシステムバスに交換しました。パネルはタイルと違い、目地がないのでカビなどの取れない汚れが付かず、清潔な状態を維持できます。
また、タイルのようにヒヤッとしないので、冬の入浴も快適です。
階段
Before
After
リビングと続き間の和室
フローリングとホワイト系のクロス、ダウンライトですっきりしたリビングに生まれ変わりました。玄関からリビングまでの空間は、近年の新築住宅よりゆったりしています。
施工先 | 入間市 |
---|---|
施工内容 | 戸建てリノベーション |
工期 | 50日 |
費用目安 | 800万円程度 |
使用製品 | ダイケン、LIXIL、TOTO |
こちらから詳しい内容をご覧いただけます。
>>>埼玉県入間市戸建て中古住宅リノベーション
中古住宅のリフォームは、予算に合わせて融通を利かせられる幅が大きいので、プラン次第で新築住宅より費用を抑えられます。
子育てに備えてそろそろ家づくりを考えたい…
家が古くなったので快適な家にしたい…
そのような時にはお気軽にご相談ください。ご家族の新しい住まいへの希望とご予算に合わせて、最適なプランを提案させていただきます。
埼玉県入間市周辺の住まいづくりをお手伝いするリフォーム専門店のハウスリンク
地域密着で培った3000件以上のリフォーム実績を元に、高品質な工事をリーズナブルな価格でご提供いたします。
洗面所などの水回りはもちろん、内装・外装・増改築まで、住まいのリフォームはなんでもご相談いただけます。
現地調査とお見積もりは無料、入間市藤沢にはリフォームショールームもございますので、お気軽にご相談下さい。
住所 | 〒358-0011 埼玉県入間市下藤沢638-1 |
---|---|
TEL | 04-2968-4581 |
FAX | 04-2968-4582 |
対応エリア | 埼玉県入間市、所沢市、狭山市、飯能市、東京都青梅市、瑞穂町、武蔵村山市 |