床の張り替えリフォームの費用相場を解説|床材の種類や注意点、入間市の事例も
お住まいの床の傷みやきしみなどが気になると、張り替えリフォームを検討しますよね。
しかし、費用相場やどのような床材にすべきかが分からないという方もいるのではないでしょうか。
床のリフォームはさまざまな床材の中から適したものを選ぶ必要がありますし、床の状態に応じて施工方法を決めることが大切です。
そこで今回は、床材ごとの費用相場を解説し、場所ごとにおすすめの床材を紹介します。
床リフォームを検討している方や、予算や床材の種類で迷われている方はぜひ参考にしてみてくださいね。
コラムのポイント
- 床の張り替えリフォームは床材によって費用が異なりますが、6畳の部屋に対して5~30万円程度が相場です。
- フローリングやクッションフロア、フロアタイルなどの中から、場所や暮らし方に合わせた床材を選ぶことがポイントです。
- 床の状態によって適切な施工方法が異なりますので、ハウスリンクへお気軽にご相談ください。
Contents
- 床の張り替えリフォームの費用相場
- フローリングの張り替え費用
- クッションフロアの張り替え費用
- 畳の張り替え費用
- フロアタイルの張り替え費用
- タイルカーペットの張り替え費用
- 【場所別】おすすめの床材の種類を解説
- リビング・ダイニング・廊下・玄関
- キッチン
- 洗面所・トイレ
- 寝室
- 和室
- 床の耐用年数と張り替えるべきタイミング
- 床リフォームの方法は「張り替え」と「重ね張り」の2種類
- 張り替え工事のメリット・デメリット
- 重ね張り工事のメリット・デメリット
- 床をリフォームする際の4つの注意点
- ①生活スタイルに合わせた床材を選ぶ
- ②床の状態を確認して施工方法を選ぶ
- ③リフォーム中の暮らしを考えておく
- ④マンションは管理規約に沿った床リフォームを行う
- 【入間市】床の張り替えリフォームの事例を紹介
- 広い空間の床張り替えリフォーム
- 張り替えでバリアフリーの床へリフォーム
- 畳の張り替えリフォーム
- 水回りの床をまとめて張り替え
- まとめ
- 埼玉県入間市・所沢市・狭山市・川越市の床リフォームはハウスリンク
床の張り替えリフォームの費用相場
床の張り替えリフォームの費用相場を紹介します。
すべて6畳の部屋を張り替えた場合の相場ですので、参考にしてみてくださいね。
フローリングの張り替え費用
フローリングは種類によって張り替え費用が大きく変わります。
6畳の部屋の張り替え費用の相場は次の通りです。
- 無垢フローリングへ張り替え:15~30万円
- 複合フローリングへ張り替え:15~25万円
無垢フローリングは1本の丸太から切り出して作った床材のことです。
対して、複合フローリングは薄い化粧板を何重にも張り合わせて作った床材のことを指します。
耐久性・耐水性・肌触りなどが異なりますので、好みに合うフローリングを選びましょう。
クッションフロアの張り替え費用
6畳の部屋をクッションフロアで張り替える場合の、費用相場は次の通りです。
- クッションフロアへ張り替え:5~10万円
クッションフロアは塩化ビニル樹脂が素材です。
耐水性が高く、柔らかい素材なので肌触りも良いという特徴があります。
施工性も高くて比較的安価なため、水回りのリフォームで多く採用されている床材です。
クッションフロアについてはこちらのコラムもチェックしてみてくださいね。
▷関連コラム:クッションフロアリフォームの後悔と対策|選び方のポイントを解説
畳の張り替え費用
6畳の部屋を畳へ張り替える際の費用相場は次の通りです。
- 畳へ張り替え:6~15万円
畳はい草や樹脂製などの素材の違いによって、価格が倍以上異なるケースもあります。
また、上記の金額は畳を丸々新しくする(新調)リフォームです。
肌に触れる部分の表替えのみを行った場合は、半値くらいで施工できます。
フロアタイルの張り替え費用
6畳の部屋をフロアタイルへ張り替える際の費用相場は次の通りです。
- フロアタイルへ張り替え:10~25万円
フロアタイルは、クッションフロアと同じ塩化ビニル樹脂が素材です。
耐水性の高さなどは同じですが、クッションフロアとの違いはタイルのように1枚ずつのシートになっている点です。
そのため、クッションフロアよりも施工に時間がかかり、施工費も少し上がります。
フロアタイルは豊富なデザイン性が魅力的で、大理石調などの高級感のある雰囲気にも仕上げることが可能です。
タイルカーペットの張り替え費用
6畳の部屋のタイルカーペットを張り替える際の費用相場を紹介します。
- タイルカーペットへ張り替え:5~15万円
タイルカーペットは、素材によって肌触りやお手入れ方法が大きく異なりますので、実際にサンプルを触って確かめることをおすすめします。
水や汚れが染み込みやすく落ちにくいため、他の床材と比べて張り替える頻度は高いです。
コストパフォーマンスを考えてタイルカーペットを採用しましょう。
【場所別】おすすめの床材の種類を解説
お住まいの場所によって適した床材は異なります。
場所別に張り替えリフォームにおすすめの床材の種類を紹介します。
リビング・ダイニング・廊下・玄関
リビング・ダイニング・廊下・玄関におすすめな床材はフローリングです。
フローリングはソファやダイニングテーブルなどの大型家具を置いても凹むことがありません。
キズや汚れが付きにくいような加工がされているフローリングも多く、掃除がしやすい点も魅力です。
木目はさまざまな色・柄の家具やインテリアとマッチしやすいため、空間のコーディネートもしやすいでしょう。
また、LDKとつながる廊下や玄関ホールなども同じフローリングで仕上げることで、統一感のある内装に仕上がります。
キッチン
キッチンにおすすめの床材はフロアタイルやクッションフロアです。
これらは耐水性に高い床材で、水や油が床に跳ねてもシミなどができにくいです。
水が染み込むことがないため、料理後にサッと水拭きをして汚れを落とすことができます。
ただし、LDKが一体になっている間取りで、リビング・ダイニングとキッチンの床材が異なると不自然な仕上がりになることも。
そのような場合はLDK全体をフローリングで仕上げ、キッチンマットなどを敷くなどの対策を行いましょう。
洗面所・トイレ
洗面所やトイレなどの水回りにおすすめな床材は、クッションフロアやフロアタイルです。
水回りの床は、キッチンと同様に耐水性の高い床材を選んでください。
ただし、タイルフロアは冷えやすいため、冬場に洗面所やトイレにいると足元から冷えてしまうことも。
トイレや洗面所に暖房設備がないなら、床材はクッションフロアを選んで寒さを感じにくくするといいでしょう。
寝室
寝室におすすめなのはフローリングです。
フローリングは大型のベットなどを置いても凹む心配がありません。
ダークカラーのフローリングを選び、落ち着く空間にコーディネートしてみてくださいね。
ただし、布団やすのこベッドなどを使っているなら、タイルカーペットや畳を使用してもいいでしょう。
タイルカーペットや畳は柔らかいため、布団を直接敷いても身体に負担が掛かりにくいです。
また、床からの冷気を感じにくく、低い位置で寝ても快適に過ごすことができます。
和室
和室は畳の床が一般的です。
い草畳の他に、耐久性や耐水性に優れた樹脂製の畳などもありますので、用途に合わせて選びましょう。
また、和室にタンスや仏壇などを置くなら、一部分だけフローリングにする方法もおすすめです。
和室の使い方やレイアウトを考えながら、床材の張り方を決めてくださいね。
床の耐用年数と張り替えるべきタイミング
床材は種類によって耐用年数が大きく変わります。
具体的な年数は次の通りです。
- 無垢フローリング:20年前後
- 複合フローリング:10~15年
- クッションフロア:10~15年
- フロアタイル:10~15年
- タイルカーペット:5年前後
- 畳:10~20年(7~8年を目安に裏返す)
一般的な耐用年数は上記のタイミングですが、暮らし方や日当たり、ペットの有無などによって床材の劣化具合は異なります。
次のようなポイントをチェックして、床材を貼り替えるべきタイミングなのか確認してみてくださいね。
- 耐用年数を大幅に過ぎている
- 床鳴りがする
- 反りやゆがみによって隙間が空いている
- 浮きや剥がれがある
- キズや色あせが目立つ
- カビが生えている
- 落ちない汚れやシミがついている
床が傷んでいるのにリフォームせずにいると、構造躯体の劣化や損傷につながることもあります。
また、床材の浮きや反りなどによってケガをする可能性も。
カーペットなどを敷いていると床材の劣化が気付きにくいですので、この機会に床をチェックしてみましょう。
床リフォームの方法は「張り替え」と「重ね張り」の2種類
床のリフォーム方法は「張り替え」と「重ね張り」の2種類から選ぶことができます。
- 張り替え:既存の床を剥がしてから新たな下地から床を施工し直す
- 重ね張り(上張り):既存の床の上から新たな床を重ねて張る
既存の床の状態や張り替える床材によって、採用すべき施工方法は異なります。
それぞれのメリット・デメリットを解説しますので、お住まいの床リフォームに適した方法を選びましょう。
リフォーム会社にお住まいを見てもらうことで、適切な施工方法を提案してもらうことができます。
ハウスリンクにもぜひお気軽にご相談ください。
張り替え工事のメリット・デメリット
床材を張り替えるメリット・デメリットを紹介します。
- 下地や構造体の傷みを確認・修繕できる
- リフォームしない空間との段差が生じない
- きしみや傾きなどを直すことができる
床や下地の傷みが気になるの場合は、張り替えのリフォームを行うことになります。
既存の床を剥がすため、床鳴りなどの原因を突き止めて改善することが可能です。
また、今までの床と高さを同じに仕上げることで他の空間とフラットにつながり、ドアやサッシとの干渉もありません。
- 重ね張りと比べて費用と工期がかかる
- 床を解体する際に大きな音が出る
床を解体すると大きな音が出ますし、廃材の処分費もかかってしまいます。
張り替えリフォームをする際は、近所の方への配慮なども忘れずに行いましょう。
重ね張り工事のメリット・デメリット
重ね張り(上張り)工事のメリット・デメリットを紹介します。
- リフォーム費用を抑えられる
- 解体が不要なので工事中の騒音が気にならない
- 工期が短い
- 床が二重に補強されて防音効果が期待できる
既存の床に手を加える必要がないため、安い費用で早くリフォームしたいという方におすすめです。
- 重ね張りをしない部屋との段差ができる
- 既存のドアやサッシと干渉することがある
- 床下地の状態が確認できない
- 重ね張りによってきしみが発生することがある
重ね張りをすると既存の床より1~1.5cmほど高くなるため、周辺の床や建具に影響が出ることがあります。
ドアや収納扉が開かなくなると加工しなければならず、費用面のメリットが打ち消されてしまうことも。
また、既存の床材や下地はそのままのため、床鳴りや腐食による劣化などの解決にはつながりません。
フローリングなどの重さのある床材を重ね張りすると、きしみが悪化することもあるため注意しましょう。
重ね張りのリフォームについては、こちらのコラムで詳しく解説しておりますのでぜひご覧ください。
▷関連コラム:フローリング重ね張りはデメリット対策が重要|失敗しない上張りリフォームのコツ
床をリフォームする際の4つの注意点
床をリフォームする際の注意点を解説します。
①生活スタイルに合わせた床材を選ぶ
床材はご自身の生活スタイルに合わせて選ぶことが大切です。
例えば、リビング・ダイニングなどはフローリングの床材が一般的には適していますが、ペットを飼われている家庭はフローリングが適しているとは限りません。
なぜなら、フローリングはすべりやすく、ワンちゃん・ネコちゃんなどの足腰に負担が掛かってしまうからです。
ペットを飼われているご家庭は、滑りにくいクッションフロアやタイルカーペットをおすすめします。
このようにご家族の生活スタイルに合わせて、適した床材を選びましょう。
②床の状態を確認して施工方法を選ぶ
床のリフォームを行う際は、必ず既存の床の状態を確認してから施工方法を選びましょう。
費用を抑えたいからという理由で「重ね張り」の施工を選んでしまうと、床鳴りや下地の劣化の根本的解決にはつながりません。
しかし、ご自身で床の状態を把握することは中々難しいですよね。
施工方法を選ぶ前に、信頼できるリフォーム会社にご自宅を確認してもらい、適切な工事内容を提案してもらうことをおすすめします。
③リフォーム中の暮らしを考えておく
重ね張りの施工方法の場合は、住みながらリフォームすることが可能です。
しかし、張り替えを行う場合は既存の床を解体するため、リフォームする空間によっては住めなくなってしまいます。
そのため、リフォームが完了するまでは仮住まいに暮らすなどの対策が必要です。
また、メインの居住スペース以外を張り替える場合は、住みながらリフォームできますが、荷物は別の空間に動かさなければなりません。
リフォーム中の暮らし方を計画した上で、床の張り替えを行いましょう。
④マンションは管理規約に沿った床リフォームを行う
マンションの床リフォームは、戸建て住宅と比べてさまざまな制限があります。
それぞれのマンションには管理規約が定められており、記載された内容に従ったリフォームを行わなけれななりません。
具体的には次のようなケースがあります。
- フローリングの遮音等級が決まっている
- 採用できる床材が制限されている
- 両隣や上下階の住民の承諾を得る必要がある
また、リフォーム前にマンションの管理組合に工事の詳細を提出して、承認を貰うことが一般的です。
お住まいのマンションの規約に従って、床リフォームを行ってくださいね。
【入間市】床の張り替えリフォームの事例を紹介
入間市で行った床の張り替えリフォームの事例を紹介します。
費用目安を掲載しておりますがリフォーム時の価格ではありません。
同じ価格を保証するものではございませんので、ご了承ください。
広い空間の床張り替えリフォーム
before
after
フローリングの張り替え工事を行った事例です。
明るめの木目を選んで優しい雰囲気の空間に仕上げました。
施工先 | 入間市 |
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施工内容 | フローリング張替、壁紙張替、トイレ交換、洗面台交換 |
工期 | 7日 |
費用目安 | 150万円程度 |
使用製品 | 大建工業、ピュアレスト、ウッドワン |
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after
和室を洋室へリフォームしました。
下地の調整を行ってから、クッションフロアへ張り替えを行っています。
施工先 | 入間市 |
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施工内容 | 畳撤去 6畳間下地木工事 クッションフロア フラッシュ戸設置 トイレ修理 物置設置 |
工期 | 2日 |
費用目安 | 50万円前後 |
使用製品 | TOSOウッドブラインド/スタンダード イナバ物置ディンバーブラウン色 中川ケミカルFOGLAS フラッシュ戸アルプス化粧合板アレコ木目 |
畳からフローリングへ張り替えを検討している方は、こちらのコラムもぜひご覧ください。
▷関連コラム:畳からフローリングの費用事例|要注意ポイントも解説
張り替えでバリアフリーの床へリフォーム
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after
和室とLDKが隣接している間取りでしたが、すべてフローリングへ張り替えを行いました。
床に段差ができていたため、下地工事を行ってからフラットな床へリフォームしています。
施工先 | 入間市 |
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施工内容 | キッチン交換、床全面張替 |
工期 | 50日 |
費用目安 | 315万円程度 |
使用製品 | LIXIL シエラS |
畳の張り替えリフォーム
before
after
傷みが目立っていた和室の内装をリフォームしました。
畳や壁紙を張り替え、モダンな雰囲気の和室に仕上がっています。
施工先 | 入間市 |
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施工内容 | 和室から洋室に変換 |
工期 | 2日 |
費用目安 | 30万程度 |
水回りの床をまとめて張り替え
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after
水回りの設備入れ替えと一緒に、それぞれの内装もリフォームしています。
同じクッションフロアで仕上げることで統一感が出ますし、内装材の余りも出にくいです。
施工先 | 入間市 |
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施工内容 | キッチン、浴室、洗面台、トイレ、内装工事 |
工期 | 10日 |
費用目安 | 250万円程度 |
使用製品 | リノビオ、シエラS、LC、アメージュ |
まとめ
床の張り替えは、広さやどのような床材を使うかによって費用相場が異なります。
耐水性・デザイン性・耐久性など、どのような性能が必要な空間なのかを考えて床材を選びましょう。
また、土台や下地が傷んでいる場合は、既存の床を解体して新たな下地から床を施工する「張り替え工事」をする必要があります。
信頼できるリフォーム会社に床の状態をチェックしてもらい、適したリフォーム方法を採用してください。
埼玉県入間市・所沢市・狭山市・川越市の床リフォームはハウスリンク
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キッチンなどの水回りリフォームはもちろん、床や壁の張り替えなどの内装リフォームなど住まいのことはなんでもご相談いただけます。
お住まいの傷みや不具合が気になる方は、ぜひお気軽にお問い合わせください。
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