二階リフォームのメリット・デメリット|間取り変更や増築の注意点も紹介
ライフスタイルの変化などによって、二階のリフォームを検討する方もいるでしょう。
内装工事や設備の交換などのリフォームから、間取り変更や増築などの大がかりな工事を行う事例もあります。
今回は、二階のリフォームは一階や建物全体のフルリフォームと比べて、どのようなメリット・デメリットがあるのかを紹介します。
二階ならではの注意点も解説しますので、リフォームを検討している方は参考にしてみてくださいね。
コラムのポイント
- 家族構成の変化や二世帯住宅の検討などがきっかけで、大掛かりな二階リフォームを行うケースがあります。
- 間取り変更や増築を伴う二階のリフォームは、耐震性に大きな影響を与えるため細かな計画が必要です。
- 実績の多いリフォーム会社に相談し、安心で快適な住まいへリフォームを行いましょう。
Contents
- 二階のリフォームを検討する理由
- ①部屋を増やしたい
- ②二世帯住宅にしたい
- ③トイレや洗面台が古くなった
- ④吹き抜けを塞いで部屋にしたい
- ⑤二階リビングにしたい
- ⑥屋根裏スペースを活かしてロフトを作りたい
- 二階をリフォームするメリット
- 現在の暮らしに合わせた間取りになる
- 使ってない空間を有効活用できる
- 二階を長い間活用できる
- 一階で暮らしながらリフォームできる
- 二階をリフォームするデメリット
- 一階との内装に差が付く
- フルリフォームと比べて費用がかかる可能性がある
- お金をかけても将来使わない可能性がある
- 二階リフォームの主な工事内容
- 間取り変更
- 増築
- 内装工事
- 設備の交換
- バルコニーの新設・撤去
- 二階をリフォームする際の注意点
- 耐震性を確保したリフォームを行う
- 二階の水回りリフォームは位置と重さに注意
- 建築確認の必要性を確認する
- 施工実績が多いリフォーム会社に依頼する
- まとめ
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二階のリフォームを検討する理由
二階のリフォームを検討する理由を紹介します。
①部屋を増やしたい
家族が増えたり親との同居が決まったりして、部屋数が足りなくなったという理由です。
間取り変更をして部屋数を増やす場合と、二階を増築するケースがあります。
②二世帯住宅にしたい
親との同居が決まり、二世帯住宅にするために二階をリフォームするケースもあります。
LDKや水回りなどは共有する場合は、二階に寝室や子供部屋を作るだけでいいので、間取り変更で済む場合が多いでしょう。
しかし、完全分離型の二世帯では二階にLDKや水回りなどの空間も作らなければなりません。
そのため、増築が必要になることも多くです。
③トイレや洗面台が古くなった
2階のトイレや洗面台が古くなったため、交換したいという理由です。
移動を伴わない場合は、一階と同様に設備本体の交換だけで済むケースがほとんどです。
④吹き抜けを塞いで部屋にしたい
吹き抜けを塞いで部屋にしたいというケースです。
2階の部屋数が足りない場合や、エアコンの効きの悪さなどが理由で検討される方もいます。
吹き抜けを部屋にするリフォームは増築扱いです。
⑤二階リビングにしたい
1階の日当たりが悪く暮らしにくいため、二階リビングにしたいという理由です。
一階の間取り変更も伴うため、大規模なリフォームになります。
将来の暮らし方なども考えながら、二階リビングを検討しましょう。
⑥屋根裏スペースを活かしてロフトを作りたい
屋根裏スペースを活かして、ロフトを作りたいというケースもあります。
趣味部屋や収納として活用されることが多いです。
天井高が1.4m以下のロフトなら、床面積に算入されないため増築扱いにはなりません。
二階をリフォームするメリット
二階をリフォームするメリットを紹介します。
現在の暮らしに合わせた間取りになる
お住まいで暮らす家族の人数に変化があった場合、間取り変更をすることで今の生活に合わせた間取りになります。
家族全員が自分のプライベートな空間を持つことで、暮らしやすさが向上して住まいの満足度が高くなるでしょう。
使ってない空間を有効活用できる
使っていなかった二階のスペースをリフォームすることで、有効的に空間を活用できます。
例えば、和室を洋室にするリフォームなら、室内干しの空間にできたり新たな家具を置いたりすることが可能です。
また、二階のトイレを新しくすることで使いやすくなり、使用頻度が増えることも予想できます。
二階を長い間活用できる
子供が巣立った後は二階が中々活用できていないという家庭も少なくありません。
二階をリフォームして新たな用途として使えるようにすることで、二階を使える期間が長くなります。
子供部屋があったスペースにエレベーターを付けるリフォームは、老後も二階を活用するための1つのアイデアです。
一階で暮らしながらリフォームできる
二階のリフォームは、一階で日常生活を送りながら工事することが可能です。
家全体のフルリフォームだと仮住まいが必要ですし、住まいの荷物を一度運び出す必要があります。
二階だけをリフォームするなら、面倒な手間はかかりません。
ただし、大幅な間取り変更や増築を伴う場合は、二階のリフォームでも仮住まいが必要になりますので事前に確認しましょう。
二階をリフォームするデメリット
二階をリフォームするデメリットを紹介します。
一階との内装に差が付く
二階だけをリフォームする場合、一階との内装に差が付いてしまいます。
一階から二階にを上がったときに違和感を覚えるという方も。
とは言え、階段を経由するためデザイン性に大きく影響が出るわけではありません。
フルリフォームと比べて費用がかかる可能性がある
二階だけリフォームした後に一階をリフォームする場合、フルリフォームと比べて費用がかかる可能性があります。
なぜなら、リフォームにかかる諸経費などが二重で必要になるからです。
二階をリフォームする際は、一階のリフォームは必要ないか考えながら計画を立てましょう。
お金をかけても将来使わない可能性がある
二階リフォームをする場合は、その後の使用頻度や期間を考えることが大切です。
お金を掛けてリフォームしても、数年しか使わないともったいないですからね。
リフォーム費用は掛かっても、一階を増築した方が後悔のない住まいになるかもしれません。
子供が家を出ることや老後で階段を使わなくなることを想定し、二階リフォームをするか検討しましょう。
二階リフォームの主な工事内容
二階リフォームで行う、主な工事内容を紹介します。
間取り変更
壁を壊したり作ったりして間取りの変更を行う工事です。
水回りの位置を変更する際は、配管工事なども行います。
間取り変更は、壁や柱の撤去や新設が必要です。
耐震性の観点から、壁や柱が撤去できず希望する間取りが採用できないこともあります。
部屋を増やす場合は、照明やコンセント、エアコンなどの設備も計画します。
また、壁・天井・床・ドアなどの内装決め、必要に応じて窓を増やすことも検討しましょう。
▷関連コラム:【所沢・川越】間取り変更リフォームのアイデア6選|費用や事例も紹介
増築
二階の増築を行って、床面積を増やす工事です。
今までよりも二階が広くなるため、暮らし方を大幅に変更することができます。
水回りやLDKなどを増設する場合は、二階の増築を検討しましょう。
ただし、二階を増築することで建物のバランスが変わるため、一階の補強工事が必要こともあります。
大掛かりな工事になりますので、増築の必要性を十分に検討してください。
内装工事
二階の内装を変更する工事です。
- 床・壁・天井の張り替え
- ドアや扉の交換
- 照明器具の交換
- 和室から洋室への変更
これらの内装工事を行うことで、部屋の印象が変わってデザイン性が高まります。
▷関連コラム:リフォームで内装をおしゃれに仕上げる7つのコツ|入間市などの事例と費用も紹介
設備の交換
二階にあるトイレや洗面台、エアコンなどの設備を交換する工事です。
最新の設備に交換することで使い勝手が良くなります。
配管が劣化している場合は水漏れの危険性もあるため、設備の交換の際に状態を確認してもらいましょう。
▷関連コラム:水回りリフォームの費用は?3点・4点セットの事例を紹介【所沢・川越・狭山・入間】
バルコニーの新設・撤去
バルコニーを新たに作ったり解体したりする工事です。
二世帯住宅などで、二階にも屋外用の物干し場が必要なときなどに検討する方もいます。
また、バルコニーを作ったのに使っておらず、メンテナンス面などを考えて撤去するケースもあります。
二階をリフォームする際の注意点
二階をリフォームする際の注意点をお伝えします。
耐震性を確保したリフォームを行う
二階だけの間取り変更や増築を行うと、一階にかかる荷重が大きく変わることがあります。
建物の片側に壁や柱が偏ってしまうと、建物バランスが悪くなり耐震性の低下につながります。
そのため、二階の間取り変更や増築を行う場合は、既存の構造をしっかり見極めたプラン計画が大切です。
耐震性の問題によって、希望する間取りにできないことがある可能性も理解しておきましょう。
また、一階の構造体や基礎の耐震補強工事が必要になる場合も。
リフォーム後も耐震性能を満たした家になるよう、信頼できるリフォーム会社に依頼することが大切です。
二階の水回りリフォームは位置と重さに注意
二階の水回りをリフォームするときは、位置と設備の重さに注意する必要があります。
元々の位置から大きく移動させる場合、配管が長くなるケースや新たに配管工事が必要になります。
配管が長くなると勾配を取るのが難しいケースもありますし、水漏れをした際のリスクも高いです。
間取りの使いやすさだけでなく、水漏れのリスクも考えながら位置決めを行いましょう。
また、キッチンや浴室などを二階に作る場合は、重さにも注意が必要です。
特にお風呂はお湯を溜めるため、かなりの荷重が一階にかかります。
耐震性にも影響してきますので、必要に応じて一階の補強工事を行ってくださいね。
建築確認の必要性を確認する
二階の増築を行う場合、建築確認申請が必要になることもあります。
具体的には、次の条件を満たした場合は申請しなければなりません。
- 面積が10㎡を超えている
- 防火地域・準防火地域に該当する
また、建物の床面積が増えたときは登記も必要です。
建築確認申請や登記を専門家にお願いする場合は、別途費用がかかりますので予算に入れておきましょう。
施工実績が多いリフォーム会社に依頼する
二階リフォームは、施工実績の多いリフォーム会社に依頼してください。
特に大幅な間取り変更や増築を伴う工事の場合、建物の耐震性に大きく関わります。
一階とのバランスを考えた計画や必要に応じた耐震補強工事が必要です。
事前に現地の調査を行ってから計画を立ててもらい、安全性能を確保しつつ使い勝手の良い空間へリフォームしましょう。
まとめ
二階のリフォームは、一階のリフォームよりも耐震性や設備の位置などに注意して工事することが大切です。
また、二階を使用する期間や頻度などを考えて、リフォームにかける費用を検討しましょう。
耐震補強工事や増築を行う場合、より高度な計画や申請が必要なケースも。
信頼のおけるリフォーム会社に相談して、後悔のない二階リフォームを行ってくださいね。
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二階のリフォームを検討している方も、ぜひお気軽にご相談くださいね。
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