中古住宅は水回りがリフォーム費用を抑える!所沢市の事例紹介

中古住宅の水回りがリフォーム費用を抑える!所沢市の事例紹介

水回りのリフォームは配管の状態と住宅設備機器のグレードで全体の費用が大きく変わります。

中古住宅のフルリフォームには、新築住宅や建て替えよりも費用を抑えられる魅力がありますが、リフォームの内容によっては新築や建て替えより高額な費用がかかってしまう場合もあります。

水回り費用を抑えてリフォームするポイントを見ていきましょう。

 


ラムのポイント

中古住宅のフルリフォームの費用には、内装の貼り替え、外壁塗装などが含まれますが、この中で最も費用の幅が大きい部分が水回りです。

住宅設備機器の選び方や配管移動の距離を工夫することで、他の部分とのバランスを考えながら費用を抑えらえます。


 

 

中古住宅の築年数とリフォーム費用の関係

 

リフォーム前の中古住宅

一般的に中古住宅の購入費用は、築年数が長くなるほど抑えられ、中古住宅にかかるリフォーム費用は、築年数が長くなるほど嵩んでいきます。ただし、同じ築年数でも状態によってリフォーム費用は大きく変わります。

その為、築年数だけではなく、中古住宅の状態の見極めがリフォーム費用を抑えることに繋がり、最終的に中古住宅購入+リフォームでの家づくりの費用を抑えます。

売りに出されている中古住宅の状態は、元の所有者の家族構成や暮らし方、メンテナンスの頻度などによっても変わります。

大勢の子どもがいて賑やかな暮らしをしていた家とご夫婦だけで暮らしていた家、掃除やお手入れ、リフォームをかかさなかった家と最低限のお手入れしかしてこなかった家では、同じ築年数でも状況が変わります。

費用相場はほとんど築年数で決まりますので、同じ築年数でも状態の良い家を内覧で見極めることも、費用を抑えるポイントの一つです。

フルリフォームとは、構造部や外壁を壊す必要がなく、外壁塗装、内装貼り替え、耐力壁を取り外さない制限内での間取り変更というリフォームです。この方法でのリフォームをする場合の築年数による費用の違いを確認しておきましょう。

築20年以上 おおよそのリフォーム費用は300万円~600万円

木造住宅は法定耐用年数である22年を過ぎた時点で、建物の資産価値はなくなり、新築時から年々下がっていた査定額の低下が止まります。その為、築20年以内の中古住宅よりも購入費用を抑えられます。

もちろん実際の耐用年数とは異なるので、築22年以上の中古住宅が住めない住宅になる訳ではありません。スケルトンリフォームが必要なほど劣化が進んでいれば、リフォーム費用が嵩み、新築と変わらないほどになることもあります。

一方、フルリフォームであれば、屋根の葺き替えや外壁の塗装、水回りの交換、内装の貼り替え、間取り変更などすべて合わせて350万円~600万円程度の費用で新築のように蘇らせることができます。

築10~20年 おおよそのリフォーム費用は150万円~300万円

一般的に中古住宅の価格は築15年で新築価格の約2割になる傾向にあるので、築浅の物件より購入費用を抑えられます。

一方、リフォームに関しては屋根や配管の修理費用が築20年以上の住宅より抑えられますが、水回りには築20年以上の住宅と同じように費用がかかります。

水回りの住宅設備機器の多くは法定耐用年数約15年とされています。

主な減価償却資産の耐用年数(建物/建物附属設備)

給排水・衛生設備、ガス設備           15年

国税庁 よくある質問

こちらも中古住宅と同じように、その年数を待たずに劣化が進んでいる場合と、良い状態を維持している場合があります。築10~20年の住宅では、部分交換した方が良い状態になっていることが多いですが、いずれ全体的に交換しなくてはならない時期がやってきます。

その為、築10~20年の住宅のフルリフォームでは、全体的に交換するケースがほとんどです。

築10年以内 おおよそのリフォーム費用は150万円~300万円

新築後、約10年で住宅の価格は新築時の2分の1に下がる傾向にありますが、配管や屋根の修理、外壁塗装などは必要がない状態にあることも多いです。きれいに暮らしている家であれば、内装を変更しなくても良い場合もあります。

また、築年数の長い家では近年のライフスタイルに合わない間取りになっていることが多く、間取り変更をするケースが少なくありません。一方、築浅の住宅では、変更する必要がない間取りであることが多く、家族の暮らし方に合えば、間取り変更にかかる費用が抑えられます。

水回りの住宅設備機器も、まだまだ使える状態ではあります。ただ、水回りの住宅設備機器は、衛生面からも見た目からもきれいにしておきたいという理由から、全体的に交換するケースが多いです。

 

ハウスリンクの施工実績

 

フルリフォームに含まれる部分別費用

築年数別に中古住宅の購入費用と、必要なリフォーム内容を見てきましたが、この中で絶対に外せないリフォームが水回りのリフォームです。そして、水回りのリフォームは、他のリフォームと比較して、最も費用の幅が大きいです。

住宅設備機器の選び方や配管の状態によって、100万円以上の差が出てきます。選び方や配管の変更でリフォーム費用を抑えることもでき、嵩ませてしまうことにもなります。

フルリフォームの中で住宅内部でするリフォームの費用を見ていきましょう。

内装の貼り替え

内装の貼り替えはクロスや床材の選び方で費用が変わります。

壁のリフォームの費用

定番クロス 量産することで価格が抑えられている 650~1,200円/㎡
1000番台クロス 色・柄が豊富で消臭や防汚機能がついている 1,000~1,700円/㎡
漆喰塗り壁 有害物質の心配がない 4,000~8,000円/㎡
珪藻土塗り壁 調湿性が高く、有害物質の心配がない 6,000~11,000円/㎡

床のリフォーム(6帖)

自然素材の畳は高額で合成素材の畳は低額 7~20円万
無垢材フローリング 天然の無垢材 樹種によって費用に差が出る 15〜30万円
複合フローリング 集成材や合板 仕上げ方で費用に差が出る 6~15万円
クッションフロア 水はけが良いので水回りに使われる 5~10万円

間取り変更

間仕切り壁増設 子ども部屋を分割する 5~20万円
アコーディオンカーテン

パーテーション

分割したい部分や目隠しをしたい部分に設置 可動性がある 5~10万円
間仕切壁を取り外す ダイニング・キッチン・リビングをLDKにするなど 100~ 300万円

間取り変更も費用に幅がありますが、その幅は部屋の形状と現在の状態、リフォームの目的によるものです。もとの部屋の形状や現在の状況に合わせて目的を達成することに関しての選択肢はありません。費用を抑えられる部分は、クロスや床板の素材の選び方です。

 

ハウスリンクの施工実績

 

中古住宅の水回りリフォーム費用の幅が広い理由

水回りのリフォームにもクロスや床板の貼り替えが含まれますが、その部分の費用の差はそれほど大きくはありません。水回りのリフォームの費用の幅を大きくする要素は、配管と住宅設備機器です。

配管

水回りの位置を変更する、又は配管を交換するという場合には、配管の費用がかかります。

水回りの位置を変更する

キッチンや浴室の位置を変更する場合、給水管・給湯管・排水管を伸ばさなくてはならないので費用が嵩みます。

壁付キッチンから対面キッチンにするというような短い距離での移動なら数万円ですみますが、1階から2階に移動するというような大掛かりな移動になると、30~50万円かかります。水回りの費用を抑える為には、配管の延長をできる限り少なくすることが役立ちます。

配管を交換

位置の変更はしないが、劣化しているので交換が必要という場合には、住宅全体の水回りの配管を交換する為、30万円程度の費用がかかります。ただし、一般的に、築20年以内の中古住宅であれば、必要ないことが多いです。

住宅設備機器

内装の貼り替えでも、素材の選び方で費用に幅が出ますが、住宅設備機器の場合、グレードによる製品価格の差が大きいです。

TOTOやリクシル、クリナップなど、多くの有名メーカーがシステムキッチンやシステムバスなどを開発・制作・販売しています。メーカーによって価格帯が変わり、同じメーカーでも標準仕様とハイグレード仕様という差があります。

さらに、標準仕様とハイグレード仕様の中にも、それぞれオプションが多数あり、価格に影響します。

人気の高いリクシル、クリナップのキッチン、TOTO、リクシルのシステムバスの価格を見てみましょう。

戸建て用システムキッチンの価格比較

リクシル リシェルSI 800,000円~
アレスタ 720,000円~
シエラS 560,000円~
クリナップ

 

セントロ 820,000円~
ステディア 750,000円~
コルティ 303,300円~

戸建て用システムバスの価格比較

TOTO サザナ(標準仕様) 700,000円~
シンラ(ハイグレード仕様) 1,10,000円~
リクシル リデア 820,000円~
スパージュ(ハイグレード仕様) 1,000,000円~

基本の製品価格にオプション価格が加算されていくので、機種とオプションで総価格は大きく変わります。同じ機種でも数十万円以上の差が出ることもあります。

水回りに必要な住宅設備機器は、システムキッチン、システムバス、洗面台、トイレ、給湯器です。これらすべてを合わせると、選び方によって100万円以上の差が出ます。

住宅設備機器を選ぶ際には、ショールームやカタログを見て決めていくことと思いますが、たくさんのオプションをつけてみたくなることが多いです。ただ、それらのオプションの中には、使用頻度が低い、自分達家族の暮らしには必要ないというような機能もあります。

反対に、費用を抑える為に削ってしまったが、つければよかったという機能もあります。必要なオプションは家族構成やキッチンや、浴室の使い方によって変わります。キッチンや浴室を使う時の状況を十分にシミュレーションして、オプションを選ぶことが水回りの費用を抑えることに繋がります。

 

中古住宅のリフォーム費用には、住宅設備機器の選び方が大きく影響します。全体のリフォーム予算の中で、他の部分のリフォームとバランスをとる上で調整しやすい部分であると考えることもできます。

家族の暮らし方に合わせた間取り変更など、譲れない部分への予算はしっかり確保し、住宅設備機器は標準仕様にするなどの方法で、予算内で理想の家へのリフォームを成功させましょう。

 

ハウスリンクの施工実績

 

埼玉県所沢市の中古住宅フルリフォームの事例と費用

埼玉県所沢市での中古住宅フルリフォームの事例と費用をご紹介します。

埼玉県所沢市リノベーション・リフォーム|生まれかわった中古住宅

水回りは配管も含めてすべて交換し、外壁塗装を含むフルリフォームを420万円前後に収められた事例です。

外壁塗装後の外観

before

after

クロスと床板を張り替え和室から洋室へ

収納も増設しました。

施工先 所沢市
施工内容 外壁塗装、水回り全部、天井、壁張替
工期 50日
費用目安 420万円前後

 

この事例を詳しくご覧いただけます
>>>埼玉県所沢市リノベーション・リフォーム|生まれかわった中古住宅

 

埼玉県所沢市水回りリフォーム|大工さんと作るオリジナルリフォーム【補助金対象】

約250万円の費用で外壁塗装、屋根塗装、サッシ交換、水回り、内装工事を行った事例です。

外壁と屋根の塗装後の中古住宅の外観

外壁と屋根の塗装後の外観

中古住宅のリビングに造作したテレビ台

リビングに造作したテレビ台

 

狭くて通行し難かったトイレのドアは中折戸タイプに交換

狭くて通行し難かったトイレのドアは中折戸タイプに交換

LIXILのサティスに交換した中古住宅のトイレ

この事例を詳しくご覧いただけます

>>>埼玉県所沢市水回りリフォーム|大工さんと作るオリジナルリフォーム【補助金対象】

中古住宅のリフォームにはおおよその費用相場はありますが、確実な定価がありません。施工する業者によって工事費も、水回り製品の価格も変わります。

その他の部分でも、中古住宅のリフォームは、予算に合わせて融通を利かせられる幅が大きいので、プラン次第で新築住宅より費用を抑えられます。

費用を抑えて中古住宅を理想の家に生まれ変わらせるリフォームをしたいとお考えの際には、お気軽にご相談ください。

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