東京に住むなら空き家購入&リノベーションがおすすめ!5つの理由や費用を解説
都内で一戸建てに住みたいが、理想の物件になかなか出会えていない方はいませんか。
予算不足や立地が悪いなどの理由で、一戸建てを諦めてしまうという声も少なくありません。
しかし、都内での戸建て暮らしを諦める前に、空き家を購入するという選択肢を検討してみてはいかがでしょうか。
空き家を購入してリノベーションすれば、好立地で暮らしやすい一戸建てが手に入るかもしれません。
今回は、東京暮らしの住まいに「空き家リノベーション」をおすすめする理由と、費用について解説します。
東京で一戸建てに住みたいという方は、ぜひ参考にしてみてくださいね。
コラムのポイント
- 空き家を購入してリノベーションする方法は、費用面以外にもさまざまなメリットがあります。
- 内装や水回り設備のリノベーション費用の相場は400~700万円程度ですが、耐震補強工事や大幅な間取り変更をする場合は1,000万円を超えるケースも。
- 空き家リノベーションにかかる具体的な費用を知りたいなら、ハウスリンクへお気軽にご相談ください。
Contents
空き家の増加が問題になっている
近年、空き家が増加していることにより、さまざまな問題が浮き彫りになっています。
- 建物が劣化して災害時に外壁や屋根が吹き飛ぶ
- 地震でブロック塀が転倒する
- 放火や不法占拠などが起こるリスクが高まる
- ゴミが投棄されて近隣住民に悪影響を及ぼす
転勤や相続などさまざまな理由で空き家になってしまい、管理ができていない状態の家はたくさんあります。
実際に、総務省統計局の平成30年住宅・土地統計調査では、東京都の空き家は22.2万戸もあると報告されました。
こちらは、売りに出しているが売却できていない空き家と、⻑期不在や取壊し予定の空き家の数です。
▷参考ページ:東京空き家ガイドブック | 東京都 空き家情報サイト | 東京都住宅政策本部
全国で見ると空き家の数は年々増加しており、空き家を活かすさまざまな方法や支援が考えられています。
東京の空き家購入&リノベーションをおすすめする5つの理由
空き家の活用方法の1つに、購入してリノベーションしてから住むことが挙げられます。
新築戸建てやマンションの購入を比較すると、たくさんのメリットがありますので紹介します。
①住宅購入の費用を抑えられる
空き家のリノベーションは、新築戸建てやマンションの購入と比べて費用を抑えることができます。
国土交通省が行った令和4年度住宅市場動向調査報告書では、住まいの購入費に関して次のような調査結果が出ています。
- 新築戸建住宅:平均 4,214 万円
- 新築分譲マンション:平均 5,279 万円
- 中古戸建住宅:平均 3,340 万円
中古住宅の購入は新築戸建てだと約1,000万円弱、新築マンションだと約2,000万円弱の差がつきます。
ちなみに、こちらの中古戸建て住宅は、売主側でリフォームやリノベーションを行った物件も含んでいます。
そのため、手をかけていない空き家であれば、購入費をさらに抑えられるケースも少なくありません。
リノベーションの費用を足しても、住宅購入の費用を抑えられる可能性は十分にあります。
②自分好みの内外装や間取りにリノベーションできる
空き家の中古住宅を購入してリノベーションを行えば、自分好みの内外装や間取りに仕上げることができます。
分譲の戸建てやマンションだと購入費にお金がかかってしまい、改装まで手が回らないことも多いです。
「新築だし‥」という思いから、気になる間取りや内装があっても妥協してしまうこともあるでしょう。
中古住宅なら購入費用を抑えられる分、お気に入りの壁紙や床に張り替えたり、水回りの設備を交換したりすることが可能です。
一棟まるまるリノベーションすれば、新築同様のおしゃれな住まいに生まれ変わらせることができます。
築年数の経った空き家は間取りの不便さを感じることもあるため、次のようなリノベーションもおすすめです。
- 和室から洋室へ変更する
- 床の段差をなくしてバリアフリーにする
- 壁を取り払って開放的な空間を作る
住む人の暮らしに合わせて、適切なリノベーションを行いましょう。
③好立地の物件が見つかることがある
東京都内だとなかなか希望する立地の一戸建てを手に入れることは難しいですよね。
分譲の戸建てがあったとしても、狭小物件というケースも少なくありません。
一方で、築年数の経った空き家はエリアの開発前などに建築されたケースもあり、好立地の物件が手に入ることもあります。
駐車スペースや庭が確保できる広さの敷地が確保できるケースも。
もちろんエリアやタイミングによって好条件の物件に出会えるかは分かりませんが、新築戸建て住宅よりは見つけやすいと言えるでしょう。
④入居者がいないためすぐに工事を行うことができる
空き家は入居者がいない状態の建物のことです。
そのため、契約したらすぐにリノベーション工事を行うことができます。
空き家でない中古住宅の場合は、まだ入居者が住んでいて退去まで待たなければならないケースも少なくありません。
内見の際にも入居者がいると気を遣いますよね。
住宅購入から入居までスムーズに進めたい方に、空き家の購入はおすすめです。
⑤補助金制度を活用できる
空き家のリノベーションは補助金制度を活用できるケースも多いです。
数十~数百万円単位で補助される制度もありますので、リノベーションの際は必ずチェックしましょう。
東京都では各市区町村が主体となって、空き家の支援制度を行っています。
詳しくはこちらのリンクからチェックしてみてくださいね。
▷参考ページ:空き家に関する支援制度等 | 東京都住宅政策本部
また、既存住宅に対するリフォームの補助金制度もたくさんあります。
こちらは空き家に限定したものではありません。
【国が行っているリフォーム補助金制度】
- 先進的窓リノベ事業:高断熱窓へのリフォーム
- 給湯省エネ事業:エネファーム・エコキュートなど省エネ性の高い給湯器へのリフォーム
- 【全国対象】既存住宅における断熱リフォーム支援事業:断熱材・窓などの高性能建材と蓄電システムなどの導入リフォーム
▷既存住宅における断熱リフォーム支援事業|公益財団法人北海道環境財団
【都が行っているリフォーム補助金制度】
- 既存住宅における省エネ改修促進事業:高断熱な窓・玄関ドア・断熱材へのリフォーム
▷参考ページ:(令和5年度) 既存住宅における省エネ改修促進事業 」東京都地球温暖化防止活動推進センター
- 家庭における太陽光発電導入促進事業:太陽光パネル設置リフォーム
▷参考ページ: :令和5年度 家庭における太陽光発電導入促進事業 災害にも強く健康にも資する断熱・太陽光住宅普及拡大事業」クール・ネット東京
- 家庭における蓄電池導入促進事業
▷参考ページ: 令和5年度 家庭における蓄電池導入促進事業 災害にも強く健康にも資する断熱・太陽光住宅普及拡大事業」クール・ネット東京
- 東京ゼロエミポイント:既存のエアコン・給湯器を省エネ性の高いものに買い替えると商品券を付与
併用可能な補助金制度もありますので、条件を細かく確認してみてくださいね。
空き家リノベーションの費用相場を紹介
中古住宅をフルリノベーションした際の費用事例を紹介します。
床・壁・天井などの内装と水回りの設備をすべて交換したときの費用相場は、400~700万円程度です。
もちろん、設備のグレードや建物の面積によって費用は変わります。
また、耐震補強工事や断熱リフォーム、大幅な間取り変更などを併せて行う場合は、700~1,500万円程度かかるケースもあります。
販売価格が安い空き家でも、建物の状態によってはリノベーション費用が余計に掛かることも少なくありません。
リノベーションを依頼する会社と相談しながら、予算に合った購入費用とリノベーション費用の資金計画を立てましょう。
中古住宅のリノベーション事例とかかった費用を紹介します。
約480万円で中古住宅をリノベーション【埼玉県狭山市】
具体的には次のような工事を行いました。
- 水回り設備の交換(キッチン、ユニットバス、洗面台、トイレ)
- 内装材の張り替え(床、天井、壁)
- 外壁塗装
- ベランダ作成
施工先 | 狭山市 |
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施工内容 | 水回りの交換、床フローリング、天井、壁張替、外壁、ベランダ作成 |
工期 | 60日 |
費用目安 | 480万 |
約600万円で中古住宅をリノベーション【東京都東村山市】
行った工事内容を紹介します。
- 内装材の張り替え(床、壁)
- 水回り設備の交換(キッチン、在来浴室からユニットバス、洗面台)
- 玄関ドアの交換
- 和室から洋室へ変更
- 壁などを取り壊して軽度の間取り変更
- 収納の作成
施工先 | 東村山市 |
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施工内容 | リノベーション |
工期 | 50日 |
費用目安 | 600万円程度 |
600~800万円で空き家をリノベーション【埼玉県日高市】
リノベーションの内容を紹介します。
- 外壁塗装
- 内装張り替え(床、壁、天井、畳)
- 壁のボード張り替え
- 建具の交換(ドア、収納扉など)
- 水周り設備の交換(キッチン、ユニットバス、洗面所、トイレ)
施工先 | 日高市 |
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施工内容 | リノベーション |
工期 | 50日 |
費用目安 | 600万円から800万円程度 |
使用製品 | LIXIL、TOTO、大建 |
空き家リノベーションの工事の流れはこちらのブログもチェックしてみてくださいね。
▷関連ブログ:埼玉県所沢市の空き家が生まれ変わるまでのリフォーム事例をご紹介します。
まとめ
東京で一戸建てに住むなら、空き家をリノベーションする方法も選択肢の1つです。
好立地の物件を低価格で手に入れることができる可能性がありますし、購入後は自分好みの住まいにリノベーションすることができます。
ただし、古い空き家の場合は表面上のリノベーションだけでは、住み心地が悪い住まいになる可能性も。
内外装や水回り設備だけでなく、耐震面や断熱性などにも目を向けることも大切です。
実績の多いリフォーム会社に相談し、適切なリノベーションを行ってくださいね。
ハウスリンクでは、ただいま秋のリフォームフェアを開催しております。
お得な水回り設備を採用して空き家リノベーションができますので、ぜひお気軽にご相談くださいね。
埼玉県入間市・所沢市・狭山市・川越市の空き家リノベーションはハウスリンク
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