洗面台リフォームの費用目安と施工事例｜TOTO・LIXIL・造作洗面台の特徴と価格も

洗面台は10～15年程度で交換の目安と言われています。

新しい洗面台へのリフォームをしたいが、具体的な価格が分からないという方もいるでしょう。

そこで今回は、洗面台リフォームの費用の目安を解説し、実際の施工事例と工事費用を紹介します。

TOTOやLIXILなどの人気メーカーの施工事例も多数紹介しておりますので、ぜひ参考にしてみてくださいね。

コラムのポイント

• 洗面台の交換費用の目安は10～30万円程度です。
• TOTOやLIXILの人気商品の施工事例と工事費用を紹介します。
• 1つのメーカーの中でもバリエーションは豊富にあるため、要望に合わせたデザインや機能性の洗面台を選ぶことがポイントです。

洗面台リフォームの費用目安

洗面台の交換リフォームの費用は10～30万円程度が目安です。

ただし、洗面台のサイズとグレードによって費用に幅があります。

こちらの2つの洗面台を例に見てみましょう。

• 60～75cmのシンプルな洗面台（画像左）：10～20万円前後
• 収納キャビネットが付いたタイプ（画像右）：25～30万前後

さらに、120cm幅などの大きいタイプやデザイン性の高い洗面台は30万円を超えるケースも。

サイズとグレードによって価格帯に幅があるため、予算と要望によって適した洗面台を選んでください。

また、洗面台の場所を移動する場合、配管工事や電気工事が必要になります。

移動前と移動先の内装工事も同時に行う必要があるため、通常の交換工事に10～20万程度上乗せされることが多いです。

▷関連コラム｜洗面所全体のリフォームはいくらかかる？洗面台・床・壁の交換費用を公開

「TOTOの洗面台」の特徴と費用、施工事例を紹介

▷施工事例｜埼玉県ふじみ野市お風呂キッチントイレ洗面所リフォーム

TOTOの洗面台の特徴を紹介し、施工事例と具体的な工事費用を紹介します。

「TOTOの洗面台」の特徴

TOTOの洗面台は、シンプルなデザイン性と使いやすさにこだわった機能性が特徴です。

オプションで採用できる「キレイ除菌水」はTOTOだけの機能で、水栓から除菌水が噴射されされます。

歯ブラシや排水口の菌や汚れの発生を防ぎ、衛生的に保つことが可能です。

TOTOの洗面台は7つの商品グレードがあります。

※2024年2月現在

▷参考ページ｜洗面所 商品情報 | TOTO

▷参考ページ｜Vシリーズカタログ | カタログビュー

上記の価格はメーカーが提示している定価のため、実際の価格とは異なります。

シンプルグレードのサクアやVシリーズでも、基本的な機能性や使い勝手にこだわっているため、十分に使いやすい洗面台です。

より高い機能性やデザイン性を求めるなら、ハイグレードの洗面台を検討しましょう。

「TOTOの洗面台」の施工事例と工事費用

▷施工事例｜東京都清瀬市洗面リフォーム

TOTOの洗面台を採用した事例と工事費用を紹介します。

なお、工事費用はリフォーム時の価格ですので、目安として参考にしていただけますと幸いです。

オクターブスリム【所沢市】

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洗面台横の腰壁を解体しなくていいように、サイズにこだわって商品選びを行いました。

LIXILのオクターブスリムを施工し、約20万円の費用でリフォームしています。

＜この事例をもっと見てみる＞

サクア【入間市】

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三面鏡で幅広いボウルの洗面台に交換し、使い勝手が格段に良くなりました。

水栓やレバーが壁付けなので、水垢や汚れが付きにくい点も特徴です。

床下収納の交換も一緒に行い、全体で約19万円のリフォーム費用でした。

＜こちらの事例をもっと見てみる＞

Vシリーズ【入間市】

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シンプルな機能性とデザインのVシリーズを採用した事例です。

キッチンの水栓交換を行っても、全体で約12万円の格安リフォームが実現しました。

＜こちらの事例をもっと見てみる＞

「LIXILの洗面台」の特徴と費用、施工事例を紹介

LIXILの洗面台の特徴と価格帯を解説し、施工事例とかかった工事費用を紹介します。

「LIXILの洗面台」の特徴

LIXILの洗面台はグレードが幅広く、要望に合わせて商品を選ぶことができます。

最上級グレードである「ルミシス」は、まるでホテルにいるかのようなデザインの洗面台です。

ミドルグレードでもデザイン性の高い洗面台が多く、おしゃれな空間にリフォームしたい方にもおすすめでしょう。

もちろんお手入れのしやすさや使いやすさを考えられた、機能性も充実しています。

LIXILの洗面台は8つの商品があります。

※2024年2月現在

▷参考ページ｜洗面化粧台｜LIXIL

こちらもメーカーが提示している定価の価格のため、実際の金額とは異なります。

「LIXILの洗面台」の施工事例と工事費用

▷施工事例｜埼玉県所沢市浴室洗面台トイレリフォーム

LIXILの洗面台を施工した事例と工事費用を紹介します。

なお、工事費用は施工当時の価格ですので、現在の価格を保証するものではない点をご了承ください。

ルミシス【西東京市】

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ルミシスのボウル一体型タイプをご採用いただきました。

壁内にぴったりと収まるサイズを採用し、大きな一面鏡が印象的なスタイリッシュなデザインです。

壁面収納の解体も行って、洗面所内の内装も一新しています。

その他にユニットバスの交換や和室のリフォームを行い、全体で約200万円のリフォームでした。

＜こちらの事例を詳しく見てみる＞

ピアラ【入間市】

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収納キャビネット付きのピアラをご採用頂きました。

元々は一面鏡でしたが、三面鏡で裏に収納が付いているタイプを採用しています。

収納量が格段に増え、洗面所がスッキリしました。

洗面所内の内装工事も行い、全体で約30万円の工事費用です。

＜こちらの事例を詳しく見てみる＞

オフト【所沢市】

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元々は収納が少ない洗面台で物が溢れている状況でしたが、収納がたっぷりついたオフトへ交換しました。

本体下や鏡裏に十分な収納量があります。

ピンクの洗面ボウルを選び、可愛らしい雰囲気の洗面台に仕上がりました。

ユニットバスの交換も行い、全体で120万円程度のリフォームした事例です。

＜こちらの事例を詳しく見てみる＞

造作洗面台の費用相場とメリット・デメリット

TOTOやLIXILなどの洗面化粧台を採用せずに、さまざまな部材を組み合わせて作り上げる造作洗面台もあります。

費用相場や採用するメリット・デメリットを解説します。

造作洗面台の費用相場

造作洗面台の費用相場は30～50万円程度です。

ただし、採用する部材や洗面台のサイズによって大きく金額が異なり、30万円以下で作れるケースもあれば100万円近くかかる事例もあります。

なるべく費用を抑えたいなら、既成の洗面台と組み合わせて造作風の洗面台にする方法もおすすめです。

洗面台本体はメーカーの既製品を採用し、鏡や照明だけ自分のお気に入りのデザインを組み合わせる方法などがあります。

造作洗面台のメリット

造作洗面台のメリットを紹介します。

• 空間にぴったりのサイズで作れる
• 使い方に合わせた仕様にできる
• お気に入りのアイテムを取り入れられる
• 世界に1つだけのデザインにできる

造作洗面台は、既製品では決められないような細かな寸法やデザインまでこだわることができます。

おしゃれな洗面台にしたい方や、特殊な寸法幅に設置する場合などにおすすめです。

造作洗面台のデメリット

造作洗面台のデメリットを紹介します。

• 費用が高くなるケースがある
• 機能性が既製品と比べて劣ることがある
• 完成品を確認できない
• 保証が付けられない場合もある

造作洗面台は、選ぶ素材や部材によってお手入れが大変になったり、使いにくさを感じたりするケースもあります。

メーカーの既製品のように、ショールームでデザインや使い勝手を確認できない点もデメリットです。

また、さまざまなメーカーの部品を組み合わせて洗面台を作る場合、保証が無くなったり期間が短くなったりすることもあります。

デメリットを理解した上で、採用するか検討してくださいね。

洗面台リフォームをする6つのポイントと注意点

▷施工事例｜埼玉県入間市マンションキッチンお風呂洗面台トイレリフォーム

洗面台をリフォームする際のポイントや注意点を紹介します。

①スペースに合ったサイズを採用する

洗面台を交換するときは、洗面所の広さに合ったサイズを選ぶことが大切です。

同じ幅の洗面台を選んでも、奥行きが大きくなると洗面所が狭く感じてしまいます。

洗面脱衣所が狭いと着替えやドライヤーなどがしにくくなりますので、サイズ選びには注意しましょう。

②機能性や生活スタイルに合う洗面台を選ぶ

洗面台はメーカーや商品グレードによってさまざまな機能があります。

使う人に合う機能を選んで、洗面台の使い勝手を良くしましょう。

また、生活スタイルや間取りによっては、洗面台の横に収納を付けたり、カウンター付きの洗面台もおすすめです。

ご自身の暮らしに合わせて洗面台の商品を選んでくださいね。

③給排水管の位置を確認する

給排水管の位置を確認して、対応する洗面台を選びましょう。

戸建ての住宅は床排水の洗面台が取り付けられていることが多いですが、中には壁排水の洗面台のご家庭もあります。

また、給排水管が劣化していると洗面台本体だけでなく配管工事も必要なケースも。

水漏れなどを防ぐためにも、リフォーム会社にお住まいを確認してもらい、適切な工事を行うことがポイントです。

④耐水性の高い内装材へ張り替えがおすすめ

洗面台を交換するなら、同時に内装工事をおすすめします。

水が周囲に飛び散りやすい洗面所は、耐水性の高い内装材がおすすめです。

• 壁：拭き取りしやすいパネル材
• 床：クッションフロア

洗面台のサイズが変わると、壁や床の色あせが目立つというデメリットもありますので、ぜひ内装工事を検討してみてくださいね。

▷関連コラム｜洗面所床リフォームの後悔を防ぐ｜床材の種類やメリット・デメリット

⑤省スペースで採用可能な収納ユニットも検討する

洗面台を交換するなら、付属の収納ユニットも検討しましょう。

収納ユニットは幅が狭いコンパクトタイプや天井付近に付けられる吊戸タイプなどがあり、省スペースの収納量を増やすことができます。

収納ユニット付きの洗面台を採用することで置き型の収納が不要になり、洗面所が広くなるケースも。

洗面台だけでなく、収納も見直すいい機会にしてみてくださいね。

⑥お風呂やトイレも同時にリフォームすることでお得に

洗面台の交換や内装工事を行うなら、お風呂やトイレのリフォームも一緒に検討しましょう。

同じメーカーの設備をまとめて採用した方が、お得になるケースがあります。

また、バラバラのタイミングで依頼するときと比べて、設備や内装業者の手間も減らすことができる点もメリットです。

工期も短くできるケースもありますので、早く・お得にリフォームしたいならまとめて依頼することをおすすめします。

▷関連コラム｜水回りリフォームの費用は？3点・4点セットの事例を紹介【所沢・川越・狭山・入間】

まとめ

洗面台のリフォームは10～30万円程度で行うことが可能です。

ただし、機能性やデザイン性にこだわった場合は、100万円を超えるケースもあるため事前に費用を把握しましょう。

洗面台を交換するときは、洗面所の内装工事や他の水回り設備のリフォームの検討もおすすめです。

施工実績の多いリフォーム会社に洗面台の交換を依頼し、使い勝手の良い商品を採用してくださいね。

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