狭い洗面所をリフォームした成功事例12選｜1～2畳の空間を広く見せるコツ

近年、洗面所や脱衣所のスペースを充実させた間取りが人気です。

洗面所は家事や入浴後だけでなく、朝晩の身だしなみを整えるときなど、使用頻度が多い空間ですよね。

狭い洗面所では使いにくく、日々の暮らしのストレスにつながることも。

広くする工夫を取り入れた洗面所リフォームを行うことで、使い勝手が格段に良くなります。

今回は狭い洗面所をリフォームして成功した事例と、洗面所を広く見せるコツを解説します。

コラムのポイント

• 洗面所が狭いと、家事の効率が落ちますし着替えなどがしにくくてストレスがかかります。
• 狭い洗面所を広くしたり収納量を増やしたりするアイデアはたくさんあります。
• お住まいの洗面所に合うリフォームを行い、快適な空間に仕上げましょう。

コンパクトな洗面所の基本的なレイアウト

▷施工事例｜埼玉県川越市お風呂リフォーム

狭いと感じてしまう洗面所は、2畳以下の広さのことが多いです。

では、1～2畳程の広さの洗面所は、どのようなレイアウトなのでしょうか。

縦長・横長などのバリエーションはありますが、上記の4つのレイアウトが多いです。

洗面所の入口とお風呂のドアの位置によって、洗面台や洗濯機の配置は変わります。

1畳の洗面所では洗濯機を置くとかなり窮屈なので、洗面台のみを設置しているケースも多いです。

タオルや下着などをしまう収納が欲しいなら、最低でも2畳程度の広さがあると好ましいでしょう。

ただし、2畳以下の洗面所でも工夫次第では、広く使うことができます。

これから紹介する事例を参考にして、お住まいの洗面所を見直してみてはいかがでしょうか。

狭い洗面所をリフォームした成功事例12選

狭い洗面所をリフォームし、使い勝手が良くなった事例を紹介します。

①壁の幅にぴったり合った洗面台を施工【西東京市】

壁内にぴったりと収まる寸法の洗面台を選びました。

洗面台が大きいと本体下の収納量も多くなります。

ボウルの両側にはスペースもあるため、スキンケア用品やドライヤーなどを一時的に置くことができて便利です。

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②洗面台の上部に吊戸収納を施工【所沢市】

洗面台上のデッドスペースを活かして、収納ユニットを採用した事例です。

高い位置の収納は、使用頻度の低い洗剤などのストックをしまうのに適しています。

洗面台下部の収納は比較的使用頻度の高いものをしまうなど、収納の使い分けをしましょう。

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③洗面台横にスリムトールキャビネットを追加【入間市】

洗面台横にスペースがあるなら、トール型の幅が狭い収納キャビネットがおすすめです。

メーカーにもよりますが、最小で15cm幅のスリムタイプのキャビネットもあります。

• TOTO「オクターブ」のトールユニット：幅15cm・25cm・30cm・45cm

▷参考ページ｜オクターブ商品情報 | TOTO

デッドスペースを活かして、収納量を増やす工夫をしましょう。

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④洗面台横にカウンターキャビネットを追加【川越市】

洗面台横にスペースがあるなら、カウンタータイプのキャビネットもおすすめです。

カウンタータイプなら上にスキンケア用品を置いたり、ヘアアイロンやシェーバーの一時置きに使えたりできます。

洗面台の使い方に合わせて、適切なキャビネットのタイプを選びましょう。

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⑤洗濯機の上部に吊戸収納を追加【立川市】

洗濯機上のスペースを活かして、吊戸棚の収納を採用した事例です。

洗面台横にはカウンタータイプの引き出し収納を取り付けました。

扉カラーは木目で統一し、ブラウン系のアクセントクロスで空間をコーディネートしています。

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⑥真っ白な洗面台と内装で視覚的に広く見せる【所沢市】

洗面台と内装材のカラーを白で統一した事例です。

空間全体を明るめなカラーでコーディネートすることで、コンパクトな洗面所でも圧迫感が出にくくなります。

洗面台横の壁はパネルで仕上げ、お手入れがしやすいような工夫をしました。

▷関連コラム｜洗面所全体のリフォームはいくらかかる？洗面台・床・壁の交換費用を公開

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⑦奥行きがコンパクトな洗面台でスペースを確保【所沢市】

before

after

奥行きがコンパクトな洗面台を採用して、洗面所のスペースを広くした事例です。

洗面ボウルの枠がスリムなタイプなため、奥行きが狭くなっても使いやすさは問題ありません。

三面鏡の扉を開けると収納になっていて、洗面台周りの小物をすっきりと収納することができます。

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⑧鏡のサイズを調整して幅広洗面台に【所沢市】

窓の大きさに合わせて、鏡のサイズを調整した事例です。

一般的には、窓を避けて洗面台を施工しますが、それではかなりコンパクトなサイズしか施工できない洗面所でした。

そこで、1面鏡＋照明・収納のユニットを採用し、窓に被らないような工夫をしています。

洗面台本体は窓の位置を気にすることなく、90cmの幅広タイプの洗面台を採用することができました。

元々の空間を活かして洗面台を配置した、技ありリフォーム事例です。

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⑨浴室と洗面所を分けて洗面台を新設【川越市】

before

after

もともとは洗面所がなく、在来浴室のお風呂場に洗濯機を置いていました。

リフォーム後はユニットバスに変更し、洗濯機と洗面台を置けるコンパクトな洗面所を新設。

洗面所のサイズに合う窓も取り付け、明るく使いやすい空間に生まれ変わりました。

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⑩奥行きのある洗面ボウルで使い勝手を良くする【所沢市】

before

after

同じサイズの洗面台の交換リフォームでしたが、最新式の洗面台は広々と使うことができます。

ポイントは次のつです。

• デッドスペースのない広々ボウル
• 水栓やレバーが側面についていてスッキリ
• 引き出し収納で収納力抜群
• 良く使うものはトレイに置くことができる

洗面台の手前から奥深くまでボウルがあるため、既存の洗面台よりも広く感じます。

収納量も増え、デザイン性もすっきりとしました。

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⑪洗濯機上に収納棚を新設【所沢市】

洗濯機上に収納棚を2枚取り付けた事例です。

棚は取り外しができるため、枚数の増減や高さの調整ができます。

扉のない収納棚は物の出し入れがしやすい点がメリットです。

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⑫壁の厚みを活かしてカウンターを新設【坂戸市】

洗面台にある壁の厚みを活かして、カウンターを採用した事例です。

収納量は増えましたが、壁内のスペースを使っているため空間は狭まりません。

カゴなどを置いてタオル収納にしたり、収納ボックスを置いて洋服の収納などに使えたりと、たくさんの用途で使える自由度の高い収納です。

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【1～2畳】狭い洗面所を広く感じさせる4つのリフォーム方法

▷施工事例｜埼玉県所沢市浴室洗面台トイレリフォーム

1～2畳程度の狭い洗面所を、広く感じさせる4つのリフォーム方法を紹介します。

①壁を壊して洗面所を広くする

壁を壊して物理的に洗面所の空間を広げるという方法です。

洗面所と隣接するスペースに余裕がある場合は、こちらの方法を採用して使い勝手を高めても良いでしょう。

洗面所が広くなれば、幅広い洗面台が採用できますしキャビネットの設置スペースも生まれます。

ただし、壁の解体や新設、内装工事の費用がかかりますので安く抑えたい方にはおすすめしません。

②スペースにぴったり収まるサイズの洗面台を選ぶ

今の洗面所のスペースを活かすなら、洗面台のサイズ選びにこだわりましょう。

壁内にぴったり収まる幅の洗面台を選べば、使い勝手が高まります。

洗面台は60cm・75cm・90cm・120cmなどのサイズが一般的ですが、サイズを細かくカスタマイズできる商品もあります。

収納キャビネットと組み合わせて、スペースにぴったり収まるようにしても良いでしょう。

洗面台の両端に隙間を無くすことで、見た目もすっきりするため視覚的にも広く見せる効果があります。

お掃除が楽になる点もメリットです。

▷関連コラム｜洗面台リフォームの費用目安と施工事例｜TOTO・LIXIL・造作洗面台の特徴と価格も

③デッドスペースに収納キャビネットを取り入れる

デッドスペースに収納キャビネットを取り入れる方法もおすすめです。

収納キャビネットとは、洗面台とセットで選べる収納で、同じ扉材で仕上げられています。

洗面台横にぴったり施工できるタイプや、天井付の吊戸タイプなどがあります。

置き型の収納はデザインやサイズが洗面台と異なるため、洗面台が狭く感じてしまうことも。

洗面所のスペースに合った収納キャビネットを採用し、物をすっきりと整理整頓しましょう。

また、壁面を活かした埋込収納なども省スペースな洗面台におすすめです。

④明るい内装で視覚的に広く見せる

同じ広さの洗面所でも、明るい内装を採用することで視覚的に広く見せることが可能です。

床や壁の色、照明の色にこだわって明るく清潔感のある内装に仕上げましょう。

白の壁紙や光を反射するようなパネル材は、暗い内装材と比べて広く感じます。

床に採用するクッションフロアは、ホワイトやベージュ系の明るい色がおすすめです。

照明は「昼白色」という太陽光に近いような白色の電球を選びましょう。

さらに、洗面台や洗濯機なども白で統一すると、より広く感させることができます。

空間を広げられない場合は、広く見えるような工夫を取り入れてみてくださいね。

▷関連コラム｜洗面所床リフォームの後悔を防ぐ｜床材の種類やメリット・デメリット

まとめ

狭い洗面所でもさまざまな工夫を行うことで、広く感じる空間にリフォームすることはできます。

特に、洗面所に合わせた洗面台のサイズや仕様を選ぶことが重要です。

まずは、リフォーム会社にお住まいを見てもらい、適切な工事内容を提案してもらいましょう。

コンパクトでも広く感じる、使い勝手の良い洗面所に仕上げてくださいね。

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