寒い家はリフォームで快適に!空間別におすすめの断熱工事を紹介【入間・所沢】
寒さが厳しい季節になると、ご自宅の住み心地について次のように感じることはないでしょうか。
- 空間ごとに温度差があって辛い
- 冬場のお風呂が寒い
- エアコンをつけても部屋が暖まらない
- 家にいると足元が冷える
このような悩みがあるなら、断熱リフォームを検討しましょう。
一般的な断熱リフォームは内窓の設置などですが、各空間ごとにおすすめの工事もあります。
そこで今回は、空間別に寒い家を改善するためのリフォームアイデアを紹介します。
暖かい家で快適に暮らしたいと考えている方は、ぜひ参考にしてみてくださいね。
コラムのポイント
- 寒い家で暮らしていると、ヒートショックや体調不良など身体に悪影響を及ぼします。
- 一般的な断熱リフォームは内窓の設置や断熱材の交換ですが、他にも空間ごとにおすすめのリフォーム内容があります。
- 入間・所沢周辺で断熱リフォーム業者をしたいなら、ハウスリンクへお気軽にご相談ください。
Contents
寒い家で暮らしていると健康に悪い?
寒い家で暮らしていると、健康に悪いということをご存知でしょうか。
WHO(世界保健機関)は寒い家への危険性を危惧し、冬季の室温は18℃以上を確保することを強く勧告しています。
具体的に、寒い家にはどのような危険性があるのかを解説します。
近年、問題視されている浴室でのヒートショック
ヒートショックとは、急激な温度変化によって血圧が短時間で大きく変動することを指します。
寒い家での入浴は、次のような体温の変化があります。
- LDKは暖かい→通常の体温
- 洗面脱衣所は寒い→急激に体温が下がる
- 浴室で熱いシャワーを浴びて湯舟に浸かる→急激に体温が上がる
このように体温に変化があると、血圧の変動や血管の収縮が起こります。
その結果、脳出血や脳梗塞、心筋梗塞などにつながる可能性が高まるため大変危険です。
政府も浴室でのヒートショックの危険性も呼びかけています。
入浴中に意識を失い、そのまま浴槽内で溺れて亡くなるという不慮の事故が増えています。特に65歳以上の高齢者の死亡事故が多く、毎年11月から4月にかけて多く発生しています。厚生労働省人口動態統計(令和3年)によると、高齢者の浴槽内での不慮の溺死及び溺水の死亡者数は4,750人で、交通事故死亡者数2,150人のおよそ2倍です(※)。冬場こそ入浴時に気をつけてください。
※資料:消費者庁「無理せず対策 高齢者の不慮の事故」(令和4年12月)
ヒートショックは高齢者に限った話ではありませんので、どなたでも対策が必要です。
建物内全体の温度差を減らすことで、ヒートショックを防ぐことができます。
その他にも寒い家ではさまざまな身体的トラブルが
家の中が寒いとこたつやストーブなどの暖かい場所に留まり、快適な家と比べて行動量が減ってしまう方がほとんどです。
その結果、次のような健康被害があります。
- 体力の低下
- 肩こりや腰痛、頭痛
- 免疫力の低下
- 体重の増加
また、寒い家は湿度も低くて乾燥するため、次のような不調が起こりやすくなります。
- 風邪を引きやすくなる(乾燥しているとウイルスが飛散・増加しやすい)
- 肌が乾燥したり痒みが出る
- 目が乾いてドライアイになる
建物の断熱性を高めて適切な温度・湿度を保つことで、これらのマイナートラブルを防いで健康的に暮らすことができます。
断熱リフォームの基本は「内窓の設置」と「断熱材の交換」
家全体の断熱を見直すなら、基本は次の2つのリフォームを検討しましょう。
- 内窓の設置:既存の窓の内側に断熱性の高い窓を施工する
- 断熱材の交換:壁を壊して断熱材を交換する
冬場、室内にある熱の約58%が窓などの開口部から外に逃げてしまいます。
断熱性能の低い家でエアコンをつけても部屋が暖まらない理由は、熱が外に逃げているからです。
そのため、窓の性能を高めて熱を逃がさないようにしましょう。
▷参考データ:【Q&A】開口部からの熱の出入りは、どの位あるのですか?|省エネルギー建材普及促進センター
また、築年数が経ってくると劣化や湿気などによって断熱材が落ちて、隙間ができてしまうこともあります。
隙間から熱が逃げたり冷気が入ってきたりするため、寒い家になってしまうケースも。
断熱性・気密性の高い断熱材を施工することで、外気の影響を受けにくい家にすることが可能です。
ただし、断熱材の交換は壁や床、天井などを解体する必要があるため、大掛かりな工事になって費用もかかります。
床全体の張り替えや間取り変更など、大幅なリフォームを行う場合に検討すると良いでしょう。
【場所別】寒い家で行うべきリフォームを紹介
寒い家を改善するためのリフォームを場所別に紹介します。
さまざまなアイデアを紹介しますが、窓リフォームなどを行って建物の基本的な断熱性能を高めないと効果がないものが多いです。
まずは寒さ対策をしたい空間の内窓リフォームを検討してくださいね。
①リビング・ダイニング
リビング・ダイニングで可能な、寒い家を改善するためのリフォームを紹介します。
- 窓を小さくする
- 断熱カーテンに交換する
- 吹き抜けを塞ぐ
- リビング階段に前に扉をつける
- 床暖房を施工する
リビングは大きな窓がある家が多いため、熱が逃げやすい空間です。
窓を小さくしたり断熱カーテンに交換したりすることで、室内の熱が外へ逃げにくくなります。
また、吹き抜けやリビング階段など2階とのつながりがある間取りは、仕切りをつけることで冷気が1階に降りてこないようにできます。
内窓リフォームでリビング・ダイニングの断熱性を高めたら、床暖房などを施工しても良いでしょう。
エアコンが古い場合は、高性能なタイプへ買い替えるだけでも快適性は大きく変わります。
②キッチン
キッチンでできる寒い家を改善するためのリフォームを紹介します。
- 勝手口を塞ぐ
- 床下収納の位置を移動させる
- 床暖房を施工する
勝手口や床下収納など開け閉めできるものは若干の隙間があるため、そこから冷気が入り込んでしまいます。
特に、勝手口はガラスが入ったデザインが多いので、熱が逃げやすく外気温の影響も受けやすいです。
勝手口をほとんど使っていないなら、扉を解体してから新たに壁を作って空間を塞ぐことをおすすめします。
また、床下収納の隙間から基礎内の冷気が入り込むため、足元が冷えて寒いと感じるケースも。
パントリーや収納内などの長時間立つことがない場所に床下収納を移動させることで、すきま風を防ぐことができます。
ただし、基礎内の点検が可能な場所に移動させてくださいね。
③お風呂
お風呂の寒さを防ぐためのリフォームを紹介します。
- ユニットバスに交換する
- 窓の大きさや種類を変える
- 浴室暖房を採用する
現在の住まいが在来浴室や古いユニットバスの場合は、最新のユニットバスに交換するだけで暖かくなります。
なぜなら、ユニットバスは気密性が高く、床や浴槽などに断熱材が施工されている商品がほとんどだからです。
お風呂の窓が大きな場合はサイズダウンを検討したり、窓が不要な場合は解体して壁で塞いだりすることで熱の出入りを防ぐことができます。
また、ブラインドのような開け方ができるルーバー窓を浴室に採用している住まいもありますが、気密性が低いためおすすめしません。
縦すべりや横すべり窓のような、気密性能の高い窓にすることで寒さ対策ができます。
ユニットバスのリフォームの際には、浴室暖房機能がついた換気扇の採用を検討してもいいでしょう。
④洗面脱衣所
洗面脱衣所が寒い場合は専用の暖房器具を置くことをおすすめします。
コンセントが無い場合は、リフォームで増設しましょう。
⑤玄関
玄関の寒さ対策のためのリフォームを紹介します。
- 玄関ドアを交換する
- FIX窓に交換する
玄関はドアや窓から冷気が入ってきて寒くなってしまいます。
高断熱タイプの玄関ドアが各メーカーから出ていますので検討しましょう。
また、明かり取りが目的で窓を付けているなら、開け閉めできないFIX窓へ交換することで気密性を高めることができます。
まとめ
寒い冬を快適に過ごすには、建物の断熱性や気密性を高める必要があります。
内窓の施工が効果的ですので、ぜひ窓リフォームを検討してみましょう。
また、各空間ごとに寒さ対策用のリフォーム内容は異なります。
お住まいの状況や寒さ対策をしたい空間をよく考えて、リフォーム会社に相談しましょう。
ハウスリンクはただいま、秋のリフォームフェアを開催しております。
断熱性能の高いユニットバスも多数紹介できますので、ぜひお問合わせくださいませ。
埼玉県入間市・所沢市・狭山市・川越市の断熱リフォームはハウスリンク
地域密着で培った3000件以上のリフォーム実績を元に、高品質な工事をリーズナブルな価格でご提供いたします。
キッチンなどの水回りリフォームはもちろん、大規模な断熱リフォームなど住まいのことはなんでもご相談いただけます。
補助金を活用してお得にリフォームしたいという方もお気軽にお声がけくださいね。
現地調査とお見積もりは無料、入間市藤沢にはリフォームショールームもございますので、お気軽にご相談下さい。
住所 | 〒358-0011 埼玉県入間市下藤沢638-1 |
---|---|
TEL | 04-2968-4581 |
FAX | 04-2968-4582 |
対応エリア | 埼玉県入間市、所沢市、狭山市、川越市、飯能市、東京都青梅市、瑞穂町、武蔵村山市 |